テレビ朝日は2月27日、20th Century・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)のseason7を4月3日より放送すると発表。SNSではSnow Man・向井康二の続投が話題を集めた。
目次
・『特捜9』season7キャスト発表
・『特捜9』コア視聴率で苦戦
・山田裕貴の登場頻度に注目
『特捜9』season7、Snow Man・向井康二続投で「三ツ矢くん」トレンド入り
テレ朝と東映が共同制作する同シリーズは、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)と、その仲間たちが難事件に挑む物語。
前シーズンのレギュラーキャストである羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中村梅雀、津田寛治、深川麻衣、向井は、season7でも続投するという。
このニュースを受けて、ネット上では警視庁刑事部捜査支援分析センター所属の分析官・三ツ矢翔平を演じる向井の出演に反応するファンが続出。Xでは「三ツ矢くん」がトレンド1位に輝いた。
「season5から深川と共に加入した向井ですが、Snow Manはファンの熱量が高く、『特捜9』の公式SNSに向井が登場するたびに大盛り上がり。特捜班メンバー役ではないため、登場シーンは1話につき1~2シーンと少ないものの、公式SNSに寄せられるコメントの多くが向井に関する書き込みのようです」(テレビ誌記者)
『特捜9』コア視聴率で苦戦、TVerもワースト入り
向井の存在により、若いファンも放送を心待ちにしている様子の『特捜9』。しかし、前シーズンの平均世帯視聴率の全話平均は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と健闘しているものの、広告収入を左右するコア視聴率(13~49歳対象)では苦戦が続いているという。
「近年、テレ朝の刑事ドラマは視聴者の若返りをはかるため、さまざまな策を講じていますが、なかなか大きな結果に結びついていない様子。前シーズンの『特捜9』も、回によってはコア視聴率が1%台を記録。民放公式動画配信サービス・TVerのお気に入り数に関しても伸び悩み、同クールのGP帯連ドラの中で“ワースト入り”の数字でした」(同)
若者へのアプローチに苦戦している様子の『特捜9』だが、ネット上では「山田裕貴くんがたくさん出てくれるなら、見ようかな」という声も散見される。
『特捜9』新シーズン、山田裕貴の登場頻度は?
山田はseason1から新藤亮刑事役でレギュラー出演しているが、season5の第3話で闇カジノの摘発時に連行され“謹慎”となったため、第4話から最終回までまとまった出演がなかった。さらに、season6でも“科警研で研修中”という設定だったため、第1話と最終話のみに出演。
これらは、当時、別作品の撮影を掛け持ちしていた山田のスケジュールに配慮したものと思われるが、「新藤刑事が出ないとつまらない」と落胆する『特捜9』ファンは多かった。
「山田は近年、他局の主演ドラマやNHK大河ドラマの撮影を優先するため、『特捜9』への登場シーンが激減。ただ、『特捜9』公式サイトの新藤の登場人物紹介には現在、『科警研での研修を終え、特捜班に戻ってきた』とあるため、season7にはがっつり登場する可能性もあります。山田は放送中の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)に2番手で出演するなど大躍進を見せていますから、新シーズンでは山田目当ての視聴者も増えそうです」(同)
『特捜9』ファンから人気の高いキャラクターといえる新藤刑事。演じる山田は今や“超売れっ子”だけに、彼の活躍次第で世間の注目度も上がりそうだ。