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Sexy Zone、『CDTV』3つの演出にファン感激の一方……マリウス葉が現役時代の葛藤告白

 Sexy Zoneが、2月26日放送の音楽番組『CDTV ライブ!ライブ!』2時間スペシャル(TBS系、以下『CDTV』)に登場。メンバーの中島健人は3月31日付でグループを卒業するため、現体制では最後の『CDTV』出演となった。パフォーマンス中は2022年末をもって卒業した元メンバー・マリウス葉の存在を思わせる演出もあり、ネット上ではファンから感動の声が相次いだ一方、マリウスは雑誌のインタビューで現役時代の葛藤を告白している。

目次

Sexy Zone、現体制最後の『CDTV』“3つの演出”にファン大感激
マリウス葉、インタビューでSexy Zone時代を回顧

Sexy Zone、現体制最後の『CDTV』“3つの演出”にファン大感激

 中島がグループを離れた後、4月1日より新たなグループ名で活動していくことを表明しているSexy Zone。11年11月に5人でCDデビューを果たしたあと、マリウスが20年12月から体調不良により芸能活動を休止。当時、ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)は、マリウスはこれまで学業と仕事の両立に励んできたものの、医師の診断結果などを踏まえて「心身の健康」(原文ママ、以下同)を優先すると公表した。

 そして22年12月31日に東京ドームで行われたコンサート『ジャニーズカウントダウン2022-2023』への出演を最後に、マリウスは芸能界を引退。3月末に控えた中島の卒業によって、以降は佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人組となる。

 現体制最後の出演となる今回の『CDTV』では、現在放送中の中島主演ドラマ『リビングの松永さん』(フジテレビ系)の主題歌「puzzle」(3月6日発売)を披露。パフォーマンス前に流れた番組スタッフとの打ち合わせ映像で、中島は「今までSexy Zoneって『CDTV』にめちゃめちゃ出てるじゃないですか。今までの僕たちの映像とかを、Sexy Zoneとしての思い出の映像を背景の映像(モニター)にちょっと映していただけたら」とリクエストしていた。

 また、佐藤は「実は(「puzzle」の)振り付けの中に、マリウスがいた時の“スクショタイム”の構図を再現してる振り(付け)がある」と、ダンスの見どころをアピール。Sexy Zoneは、マリウスの卒業直前にメンバー5人で出かけた旅行先から、グループ公式インスタグラムでライブ配信を実施していたが、そこで行った“スクリーンショットタイム”のポーズを披露するという。

 さらに、菊池は「Sexy Zoneという名前では最後(の『CDTV』出演になる)。5人を感じられる瞬間があってもいいかもしれないですね」と提案した。

「本番は中島の希望に沿って、背景のモニターに5人時代の歌唱映像が流れたほか、佐藤が明かした通り、当時の“スクショタイム”を思わせる振り付けも披露。そしてラストは、4人がマリウスの立ち位置を空けているかのようなポジションにつく演出もありました」(ジャニーズに詳しい記者)

 今回のパフォーマンスに、SNS上のファンは「最高のステージだった」「過去の映像が流れてたし、最後にマリウスの場所を空けてて号泣した」「最後の最後までセクゾは5人だと実感させてくれる所本当に大好き」と大感激していたのだった。

マリウス葉、インタビューで「メンタルヘルスに問題を抱えていた」とSexy Zone時代を回顧

 一方、22年12月の卒業発表時に、前年9月にスペインの大学に編入し、「政治、哲学、法律、経済学や国際弁護の勉強をしています」と語っていたマリウスは、今年2月22日発売のファッション誌「SPUR」24年4月号(集英社)に登場。20年5月号から21年2月号まで連載していた「One step at a time」のコーナーが今号から復活した形で、初回は近況を明かしたほか、アイドル時代の葛藤まで赤裸々告白している。

「『SPUR』のインタビュー内で『アイドル時代の僕は、メンタルヘルスに問題を抱えていました。人からの評価というものに重きを置きすぎて、自分自身を見失っていたんです』と、吐露しています。マリウスは11歳の時にCDデビューし、今年3月30日で24歳。若くしてスポットライトを浴びた一方、精神的な疲労に悩まされていたのでしょう」(前出・同)

 幼い頃から芸能界に入り、常に周囲の望みや期待に応えるべく、必死になっていたというマリウス。ところが、「気づいたときにバーンアウトして何も感じられなくなってしまって……」(原文ママ、以下同)と、燃え尽き症候群のような状態に陥り、「ほんと、一時はどん底まで落ちた感じでした」と、当時を振り返った。

 さらに、マリウスは自身が卒業を決意した際、世間の反応を目にしたのか、「中には否定的な意見があった」と回顧。その頃、「やめることはギブアップじゃないんだ」と自分に言い聞かせていたといい、ポジティブ思考でいられるように心がけていたようだ。

 そのほか、今回の連載では、日本とドイツ(父親の母国)の文化の中で育ってきたマリウスが、なぜスペインという土地を選んだのか、現地でどのような食生活を送っているのかなどにも言及している。

 4月から新たなスタートを切る4人、そしてマリウスの今後の飛躍に期待したいところだ。

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