現地時間2月27日にウィンザー城の聖ジョージ教会で行われた、“ギリシャ最後の国王”コンスタンティノス2世の追悼式礼拝をウィリアム皇太子がドタキャンした。王室は「個人的な理由」で欠席したと説明。家族行事的な礼拝とはいえ、突然の事態は波紋を呼んでいる。
目次
・ウィリアム皇太子のドタキャンで臆測広がる
・国王のがん発表は関心をそらせる目的?
・キャサリン妃の代理人が「順調に回復されています」
ウィリアム皇太子のドタキャンで臆測広がる
知名度は低いもののチャールズ国王とまたいとこの関係にあり、ウィリアム皇太子のゴッドファーザーでもあったコンスタンティノス2世。そんな彼に捧げる“感謝の礼拝”を欠席した皇太子だが、ネット上では「キャサリン妃の状態がかなり悪くて、追悼式に出なかったのかも」という臆測が飛び交った。
キャサリン妃に関しては、退院してから1カ月たつ現在までに、写真が1枚も公表されていない。イギリスではこのことに違和感を感じる人が多く、妃の重病説が日増しに強くなっている。しかし、英メディアは王室関係者からの「キャサリン妃は引き続き快方に向かわれている」という情報をこぞって報じ、皇太子の欠席理由は妃ではないと声を大にしている。
実は、ドタキャンの直前に、エリザベス女王のいとこ、マイケル・オブ・ケント王子夫妻の長女の夫、トーマス・キングストンが45歳で急死したというニュースが流れた。イギリスのメディアは、「彼の急死による影響で欠席を決めたわけではない」と、これも王室関係者の話として紹介したが、ネット上では「キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトンの元彼だし、同世代だし、皇太子は相当ショックを受けたのでは」という臆測も飛び交っている。
なお、前述の追悼式には、公務から引退しているアンドリュー王子と元妻でがん再発を発表した元妻セーラ・ファーガソンが出席。王子に「よく、のこのこと出てこられるね」などと批判が集まることで、皇太子のドタキャンから話題がそれる形となった。
国王のがん発表は関心をそらせる目的?
しかし、ネット上では「5年前のルイ王子出産時には、産後7時間で笑顔を浮かべて退院した」ほど健康的なキャサリン妃が、退院から現在まで姿を見せないのは異様だとする指摘が少なくない。「妃は会話もできないほど具合が悪いのではないか」といううわさで、もちきりになっている。
また、妃の病名など詳細が明かされていないため、スペインのメディアが「実は妃は手術で深刻な合併症を起こしたため、人工的に昏睡状態に置かれていた」と報道する騒ぎもあった。
その話題から関心をそらせる目的で、国王が「がん」だと公表したのではないかと考える人も少なくない。また、国王は公務にも出ており、今回の礼拝にも出席しているため、「国王は早期発見で大したことない」「重病なのはキャサリン妃だ」という説を唱える人がとても多い。
キャサリン妃の代理人が「順調に回復されています」
ネット上であまりにも騒がれているので、妃の代理人が「(我々は)重要な報告しかしないだけで、妃は順調に回復されています」と発表したものの、「でも今のお写真を見たい」「姿を見ないと安心できない」と感じる人は多い。
キャサリン妃の近況写真がまったく発表されないため、ネット上では「キャサリン妃を探せ!」ミームもはやっており、「前髪切ったら似合わなすぎてショックを受け、伸びるのを待っているところ!」といった笑いにする流れも。しかし、大半の人が、どうしても悪いほうへと考えてしまうようだ。
当初、イースターの後、4月頃に公務に復帰する見通しとされていたキャサリン妃だが、果たしてあと1カ月でハードな公務に復帰できるのだろうか? 何はともあれ、キャサリン妃の1日も早い回復を祈るのみである。
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