乃が美や嵜本bakery、銀座に志かわといった高級食パン専門店がブームになったのも今は昔。昨今では専門店の大量閉店がメディアに大きく報じられています。
全国展開する焼きたて食パン専門店「一本堂」もその一つ。22~23年にかけて閉店ラッシュとなり、SNSには惜しむ声も多数見られる中、かつての栄光は取り戻せない状況にあるように見えます。
そんな一本堂ですが、一般的な食パン以外にも、デザート系食パンや高機能食パン、ジャム類など多数のラインナップがあり、中には“これぞ”という隠れた逸品もありそう! というわけで、早速、最寄りの店舗に足を運んでみました。
※価格はすべて税込
※価格やメニューは2024年3月6日時点の情報です
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください
※店舗によって取り扱うメニューが異なる場合があります
目次
・一本堂の食パンラインナップ
・一本堂のちぎりシュガーソフト実食レポ
・一本堂のあんこバター実食レポ
高級食パン「一本堂」、乃が美と銀座に志かわに比べると安価
「手作り、焼きたて、無添加」のこだわり食パンを販売する一本堂。主力となる「一本堂」という名前の食パンは一斤350円。乃が美は550円、銀座に志かわは580円とあって、これらと比べると安価な高級食パンといえるでしょう。
公式サイトを見ると、食パンだけで13種類、デザート系食パンは15種類(ともに季節限定パン含む)、高機能食パンは3種類展開されているそうですが、店舗によって取り扱っている種類は異なるそう。私が訪れた店舗では、デザート系食パンの「ちぎりシュガーソフト」(330円)を、“テレビで紹介された”と猛プッシュ。今回はこちらを購入してみることにしました!
一方、一本堂はジャム類も豊富。サイトを見るに、オリジナルの「宇治抹茶バター」「あんこバター」(ともに850円)「ピスタチオバター」(1,120円)が主力のようですが、私の訪れた店舗では、宇治抹茶バターとあんこバターのみ取り扱いアリ。あんこバターの購入を決め、せっかくだからと食パンの「一本堂」もゲットし(6枚切りにカットしてもらいました!)、帰路に就きました。
高級食パン「一本堂」ちぎりシュガーソフトは異次元の弾力
さてこちらが今回購入した3品です。
まずは「ちぎりシュガーソフト」から実食します。切れ目のところをちぎってみたのですが、あまりのもっちもち具合に感動! スーパーやコンビニで売っている類似商品とは格が違う、異次元の弾力を誇っています。
そのままかぶりつくと、食感はもちろんもっちもち。バターと生クリームをたっぷり使っていることにより、ソフトな食感を実現しているそう。また、パンの上部にはグラニュー糖がまぶされているのですが、もっちもちにシャリシャリの食感が加わり、最高においしいんです!
一方、味は見た目的には「かなり甘そう」なのですが、食べてみると程よい甘み。そのため、どんどん食べられちゃうんですね。クセになる食感も相まって、もう止まらない!! ダイエット中には絶対に食べてはいけないパン……と思ってしまいました。
高級食パン「一本堂」のあんこバターは上品でふくよか
次に、北海道産小豆と無塩バターを使用したあんこバターを実食。
「一本堂」の食パンに塗っていただきます。ふたを開けると、あんこバターの芳醇な香りがふわり。
パンに塗ったらさぞおいしいだろうと期待に胸が高鳴ります。
今回はトーストせずに塗ることにしたのですが、パン自体のふわっふわ&とろとろぶりに驚愕。なんて繊細なパンなのだろうと、バターナイフを当てるだけでもソワソワしてしまいます。
やや伸ばしにくさはあるものの、きれいに薄塗りできました!
早速ガブリとかぶりつくと、おいしい~~!!!! あんこの味とバターの味、どちらもしっかりと感じられます。上品な甘さのふくよかなあんこバターといえるでしょう。
ちなみにこのパンは、耳の部分が硬めでかなりしっかりしているんです。歯ごたえのある耳(クラスト)と、もっちもちの白い部分(クラム)――その食感のギャップが楽しい! 思わず、普段より咀嚼してしまうのですが、かめばかむほどあんこバターのまったりした甘さが口の中に広がり、幸せな気持ちになりました。一本堂のあんこバター、買いですよ!
先ほども触れた通り、一本堂では多種多様な食パンを展開中。ココア生クリーム食パン、カフェオレ食パンといった変わり種のほか、低糖質食パンというダイエット中の人にはありがたすぎる商品までラインナップされています。
一時期の勢いを失った高級食パン専門店ですが、久しぶりに足を運んでみると、思わぬ“おいしい逸品”に出会えるかもしれませんよ!
Deprecated: trim(): Passing null to parameter #1 ($string) of type string is deprecated in /home/kusanagi/hanzaijp/DocumentRoot/wp-content/plugins/feedwordpress/feedwordpress.php on line 2107