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TARAKOさん遺族と関係者が激怒か? 訃報をフライングで報じた「スポニチ」

 3月9日、声優のTARAKOさんが亡くなっていたことが正式発表された。フジテレビ系アニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子(さくらももこ)役でも知られるベテラン声優とあって、業界内外に悲しみが広がっているが、マスコミ関係者の間では、訃報をフライングで報じた「スポーツニッポン」に非難の声が上がっているという。

目次

TARAKOさん訃報をフライング
「スポニチ」は取材NG措置に?

TARAKOさんの死去が正式発表前に大拡散されたワケ

 昨年12月に63歳の誕生日を迎えたTARAKOさんは、今月4日に急逝。訃報は同9日昼12時頃にTARAKOさんの所属事務所、また『ちびまる子ちゃん』を制作するフジテレビ、日本アニメーション、原作が連載されていた集英社の少女漫画誌「りぼん」編集部から公式発表された。

「しかし、9日未明には、すでにSNS上でTARAKOさんの訃報が拡散されていました。その背景に、事務所関係者や遺族とメディアの激しい攻防戦があったんです。そもそもメディアの間では、数日前から訃報が出回っており、ほぼ公然の事実状態だった。しかし、フジから各社に対し、公式発表まで報道を待つよう説明があったといいます」(テレビ誌ライター)

 ほとんどのメディアはその条件を受け入れたというが、「スポニチ」は事前に得ていた情報を、公式の発表を待たずしてフライングで報じたのだ。

「9日未明にウェブ記事を出したほか、紙面にも大々的に掲載しました。それでSNS上でも騒ぎになってしまったわけです」(同)

TARAKOさん訃報をフライング、「スポニチ」に取材NG措置か

 その後、9日の昼頃に正式発表されたことで、ネット上には「フジと事務所がしかるべき時間に公表する予定だったのを、『スポニチ』がフライングで報じた?」「誤報であってほしかったけど、『スポニチ』のフライングだったのか」など、状況を察したらしいユーザーも散見される。

「一社だけ抜け駆けした『スポニチ』に対しては同業者から苦言が続出しているようですが、当然、遺族や関係者も激怒。その影響か、すでにフジ関連のアニメイベントにおいて『スポニチ』は“取材NG”が出ているという話もあります」(同)

 「スポニチ」が各所の意向を無視し、速報性を優先したことが事実であれば、遺恨を残す形になるのは避けられず、この結果は残念でならない。

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