Deprecated: trim(): Passing null to parameter #1 ($string) of type string is deprecated in /home/kusanagi/hanzaijp/DocumentRoot/wp-content/plugins/feedwordpress/feedwordpress.php on line 2107
  • 水. 10月 30th, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

STARTO社・福田淳社長に批判高まる――「ガイドライン違反」スポンサー・リーボック社長が指摘

 3月13日、スポーツブランド「Reebok Japan」(以下、リーボック)の田中裕輔社長が自身のX(旧Twitter)を更新。SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)と、旧ジャニーズに所属していたタレントの受け皿として設立された新会社・STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)に関して、私見をつづった。これにより、一部ネットユーザーからはSTARTOの福田淳社長に対して批判の声が上がっている。

目次

リーボック社長、SixTONESと年間契約終了の実情明かす
STARTO社の「情報の不透明性」「ガイドライン違反」を指摘
嵐・松本潤もSTARTO社の全容わからず

SixTONESとの年間契約終了のリーボック社長、「調整に時間を要している」と実情明かす

 田中社長がSMILE-UP.やSTARTOに言及することとなった発端は、SixTONESとの契約問題。昨年3月、SixTONESはリーボックのスニーカー「Kick」のアンバサダーに就任し、テレビCMに出演したほか、同社とコラボレーションしたフットウェア「SixTONES CLUB C 85 VINTAGE」も発売された。

 しかし今年3月6日、田中社長はSixTONESとリーボックの現状について「昨日をもちまして一旦、年間契約は終了しました」(原文ママ、以下同)とXで報告。契約をめぐっては「メンバーの皆も続けたいと言ってくれた」そうで、継続に向けて話し合いをしていたという。

 一方、「スタート社の新体制になったからなのか、それってメンバーやファンにとってどうなの」と思うところが出てきたため、「調整に時間を要しています」と、実情を赤裸々につづっていた(当該ポストは後に削除)。

「創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受けて、ジャニーズ事務所は昨年10月にSMILE-UP.へと社名を変更し、被害者の補償・救済に専念する会社に移行。また、新たにタレントのマネジメントなどを行う会社を設立し、社長にはSMILE-UP.の社長でもある東山紀之が就任すると発表しました」(ジャニーズに詳しい記者)

 ところが同12月8日、新会社・STARTOの社長として、コンサルタント会社「スピーディ」の代表取締役社長・福田氏を招へいしたことが明らかに。今年3月2日、STARTOは公式サイトで4月より会社として本格始動するとアナウンスしつつ、東京・東京ドーム(4月10日)、大阪・京セラドーム大阪(5月29、30日)でコンサート『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』を開催すると宣言した。

STARTO・福田社長との“対話”実現ならず……リーボック社長が「情報の不透明性」「ガイドライン違反」を指摘

 体制が整ってきたように思えるSTARTOだが、どうやら内部はまだまだ慌ただしいようだ。前述のリーボック・田中社長は13日にXで、STARTO側に「伝えたい内容」をポスト。まずは「ちゃんと情報開示をして欲しいです」と前置きし、現時点でSMILE-UP.から何の権利や資産を引き継いでいくのか、そしてSTARTOの実態や金の流れが不明な点を疑問視。

 「企業にとってこのような不透明な中で契約するのはリスクが高いだけでなく、情報の不透明性を助長するため、ガイドラインにも反する行為になり得ます」と指摘しながら、「タレントの意向も聞いてファンの気持ちも考えて欲しいです」「とにかく対話がしたいです」といった要望を記した。

「田中社長の投稿の中で最も旧ジャニーズファンの注目を集めているのは、東山と福田社長の対応の差に嘆いている部分でしょう。昨年の騒動の際、東山は田中社長のアポイントメントを取り、ステイクホルダー(利害関係者)と“対話する姿勢”を示していたものの、東山の社長辞任によって、対話の予定が立ち消えになってしまったとか」(前出・同)

 さらに、田中社長は「反面、誰が阻止しているかわかりませんが、福田社長は正式就任して早や3ヶ月以上経ちましたがどれだけ望んでも対話する事は実現できません」と暴露。加えて、「先週、広告代理店からお渡しした質問状はお手元に届いていますでしょうか?」「ご担当者様に『預かる』とだけ言われたようなので取引先の声が届く体制になっているのかも含めて対話させて頂きたいです」と、Xを通じてSTARTO側に呼び掛けたのだった。

 こうした主張を受けて、ネット上では「スポンサー企業の社長が契約のためにSTARTOとの対話を望んでいるのに、福田氏は一向に応えない。社長としての責任を問いたい」「田中社長がこんなふうにタレントのことを思っているのに、真摯に向き合わない事務所はどうかしてる」「福田さん、結果が出せないのなら社長を辞任してください」「福田社長には不信感しかない」と、ファンから厳しい意見が飛び交っている。

嵐・松本潤もSTARTOが「どういう会社なのかわからない」!? 弁護士が漏らす

 一方、タレントもSTARTOとの契約にあたって慎重に行動しているようだ。3月14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、嵐・松本潤が事務所から独立する可能性について報道。同誌によると、「松本は最近、ブレーンのA弁護士をスタート社に連れて行き、話し合いをしている」という。

 そこで、「文春」取材班はA弁護士を直撃。「松本さんが退所する?」との問いに対し、「いやいや、それは違いますよ。今のところは」と含みを持たせつつも否定している。また、同氏は「そもそもスタート社がどういう会社なのかもわからないから本人がその辺を聞いている段階です。どうしたらいいんですかね(笑)」とも漏らしていたとか。

「松本は、4、5月に行われるSTARTOのドームコンサートのプロデュースを手掛けるとうわさされています。公演初日まで1カ月を切っているにもかかわらず、その松本ですら全容がわからないとは……。これが事実なら、STARTOサイドが関係企業はもちろん、タレントともきちんと向き合えているのかどうか、心配になってしまいます」(前出・同)

 まずは、タレントが安心して仕事ができる環境作りを進めていってほしいものだ。

By Admin