かつて全国を席巻した牛丼チェーンの「東京チカラめし」。最盛期には100店舗以上を展開したものの、時の流れと共に店舗数は減少し、今や大阪日本橋店のみがその名を守っています。
そんな消えたチェーン店・東京チカラめしの現状を探るべく、今回、潜入取材を行うことに。店名を冠した「チカラ定食」を実食したところ、その味に魅了されてしまいました!
※価格はすべて税込
※価格やメニューは2024年3月21日時点の情報です
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください
目次
・東京チカラめしのメニュー
・チカラ定食実食レポ
・東京チカラめしの居心地は?
【東京チカラめし】ワンコインから定食までメニュー充実
さて、東京チカラめしの大阪日本橋店にやって来ました。東京チカラめしといえば、「元祖 焼き牛丼」のイメージしかなかったのですが、意外にもメニューが豊富。焼き牛丼や「チカラめしのカレー」はお財布に優しいワンコイン(500円)、おなかいっぱい食べたい人向けの定食メニューも600円台からラインナップされています。
今回オーダーしたのは、店名を冠したチカラ定食。牛・豚・鶏の3種の肉とご飯、味噌汁のセットです。
【東京チカラめし】チカラ定食を実食、熱々の鉄板で提供されるのが◎
チカラ定食の肉料理は、熱々の鉄板のせた状態で提供されます。最後まで料理が冷めないので、おいしく食べられますね。
牛・豚・鶏、それぞれのお肉を写真でご覧ください!
どの肉もしっかりとした味付けで、質も良好。肉の下にはモヤシとキャベツがぎっしり敷かれていて、肉で巻いて食べるとおいしいです。ちなみにご飯はおかわり自由!
3種類の肉が一気に楽しめるボリューム満点の定食が1,000円以下の980円とは……ズバリ「高コスパ」といえるのではないでしょうか。
【東京チカラめし】客層は若者中心、女性1人でも入店しやすい
夜遅くまで営業しているため(午前11時~翌2時)、若者を中心にさまざまな年代の人々が訪れている東京チカラめし。テイクアウトも実施しているので使い勝手はよさそうです。
店内は落ち着いた雰囲気で、女性1人でも気軽に入店できますし、居心地は◎。
食券の先払いでスムーズに注文ができ、待ち時間のストレスはほとんど感じません。注文してから提供までの時間も大変スムーズでランチタイムに持ってこいだと思いました。
いまや大阪日本橋店にしかない東京チカラめし。今回、実際に利用してみて、「なぜ絶滅危惧チェーンになってしまったのか?」と不思議に思ってしまいました。
一度も行ったことがないという人も、昔はよく通っていたという人も、ぜひ大阪日本橋店に足を運び、ボリューム満点のチカラ定食を食べてみてほしいです。
東京チカラめし 大阪日本橋店
◆住所
大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-29 1F
◆営業時間
午前11時~翌2時(ラストオーダー午前1時30分)