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STARTO始動、ファンクラブ運営に不満続出! ファン困惑の告知なし「変更」事項とは?

 旧ジャニーズ事務所(現「SMILE-UP.」)に代わり、タレントのマネジメント業務などを手がける新会社・STARTO ENTERTAINMENTが、4月1日より本格始動する。先日、所属タレントのファンクラブ組織にあたるFAMILY CLUB(ファミリークラブ)は、会員サイトのURLが新しくなったことを報告。4月以降のファンクラブ運営に関しても説明したが、一部ファンからは疑問の声が噴出している。

目次

ファミリークラブ、サイトURL変更でファン困惑
STARTO、ファンクラブ運営はSMILE-UP.のまま?
「メール伝言板」届かずファンから不満も

ファミリークラブ、サイトURL変更の知らせにファンが困惑のワケ

 創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所はSMILE-UP.に社名を変更。同社はタレントのマネジメントから撤退し、被害者の補償や救済に専念する会社となった。その後、新たにマネジメントなどを担う会社・STARTO ENTERTAINMENT(以下「STARTO」)が誕生し、コンサルティング会社の株式会社スピーディ福田淳氏が代表取締役CEO(最高経営責任者)に就任した。

 3月2日、STARTOは公式サイトにて、4月から本格始動すると発表。加えて、東京・東京ドーム(4月10日)、大阪・京セラドーム大阪(5月29、30日)でコンサート『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』を行うと告知した。

「こうして新体制で再起を図ろうとする中、ファミリークラブは3月25日付で、ファンクラブ入会者にメールマガジン(メール伝言板)を配信。『FAMILY CLUB会員サイトURL変更のお知らせ』(原文ママ、以下同)として、3月25日よりファミリークラブ会員サイトのURLが変更になるとアナウンスし、新URLを記載したんです」(ジャニーズに詳しい記者)

 さらに、「4月以降も現行の会員規約・チケット販売規約・プライバシーポリシーに則り、ファンクラブを運営してまいります。ファンクラブに関しましてご案内すべき事が出てまいりましたら、会員の皆様へお知らせいたしますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と説明。メール下部には「(C)SMILE-UP.」というクレジット表記もあった。

 前述の通り、旧ジャニーズはSMILE-UP.が“被害者への補償業務のみ”を行う会社となり、すべての補償が終わり次第、解体・廃業すると宣言してきた。そのため、SNS上の一部ファンは「メール読んだけど、これって4月以降もファミリークラブ=SMILE-UP.ってこと?」「まさか4月以降もSMILE-UP.が運営するの? ファミリークラブは存続するけど、母体は変わるよね?」などと困惑している。

STARTO、ファンクラブ運営はSMILE-UP.のまま? ファンは「矛盾」指摘

 なお、STARTOは、昨年12月8日に公式サイトにアップした「新会社の発足について」というお知らせの中で、SMILE-UP.所属タレントに係る各ファンクラブは現状で同社が運営しているものの、STARTOとマネジメント、エージェント契約が成立した各タレント・グループのファンクラブは「SU社から独立した組織として運営するために現在準備を進めております」と明言。「今後の運営体制等の詳細につきましては、決まり次第ファンクラブ内でお知らせしてまいります」とも記していた。

 一方、3月27日時点で確認できるファミリークラブの「会員規約」を見ると、第1条(目的)の欄には、ファミリークラブはSMILE-UP.に所属するアーティスト(個人またはグループ)及びジュニアを応援する会員とSMILE-UP.によって構成されるという説明とともに、「当社は、ファミリークラブの事務局として、アーティスト及びジュニアのファンクラブを運営します」との記載がある。

 4月以降もSMILE-UP.がファミリークラブの運営を行っていくのであれば、当初の方針とは異なるだけに、「SMILE-UP.は補償に専念するっていう情報と矛盾してる」「ファンクラブの運営形態はSTARTOに引き継ぐのかと思ったけど、会員規約を読むとSMILE-UP.のままなんだよね……。それで本当に許されるの?」といった指摘もネット上に上がっている状況だ。

ファミリークラブ、アドレス変更で「メール伝言板」届かずファンから不満も

 一方で、ファミリークラブをめぐっては、ファンを悩ませる別の問題も発生。URLの変更に伴い、「メール伝言板」を配信する際のアドレスも変更になったようだが……。

「例えば、3月25日まではジュニア情報局(ジュニアのファンクラブ)ならアドレスは『@jr-member.johnnys-net.jp』となっており、その他ファンクラブなども『@fc-member.johnnys-net.jp』と、『johnnys(ジャニーズ)』の文字列が含まれていました。しかし、会員サイトのURLが変わった時期と並行して、この部分が『familyclub.jp』に変わったようなんです。その影響からか、SNS上では特にGoogleが運営するメールサービス・Gmailのアドレスでメルマガを登録していた人たちが、ここ数日は届かないと嘆いています」(前出・同)

 中には迷惑メールフォルダに振り分けられていたという人もいるようだが、「どのフォルダにもメールが見当たらない」という報告も多数見受けられ、「新サイトのURL変更は告知したのに、アドレスの変更を促すお知らせはなぜしないの?」「なんで変更する前にお知らせがなかったのか疑問」といった不満を漏らす人が続出中だ。

 なお、ファンの書き込みによれば、ファンクラブサイトにログインし、あらためてアドレスの登録を行ったところ、無事にメールが届くようになったという例もあるとか。

 ファンクラブの運営をめぐっては不透明な部分も多いだけに、基盤が整った際には、再度ファンに向けて説明の機会を作るべきなのかもしれない。

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