サイゾーウーマン編集部員が週替わりで近況をつづっていく「編集部コラム」。半径1メートルの身近な話からジャニーズや芸能ニュースのネタまで縦横無尽に話題が飛び出します!
みなさんこんばんは、編集M子です。昨日、X(旧Twitter)を見ていたら、韓国の13人組男性アイドルグループ・SEVENTEEN(以下、セブチ)の日本で初めてのスタジアム公演のチケット販売方式に対する、ファンの方のポストが流れてきて驚がくしました。どうやらかなり悪どい販売システムになっているようで……。
目次
・SEVENTEENのチケット販売方式に不満の声
・HYBEががめつすぎ?
SEVENTEEN、日本初スタジアム公演のチケット販売方式に不満の声が上がるワケ
セブチは、5月18、19日に大阪・ヤンマースタジアム長居、5月25、26日に神奈川・日産スタジアムで『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN』を開催するそう。
2月21日から有料ファンクラブ・CARAT会員先行(当落発表は3月13日)、3月14日からモバイル会員サービス・カラモバ会員先行(当落発表は同28日)受付がスタートし、席種は「プレミアムシート席」2万7,000円、「指定席」1万5,000円の2種類だったようです。
STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属アーティストを推している身としては、この時点で「たけ~!」と思ったんですが、驚いたのはそれだけではありません。
3月28日にCARAT会員先行、4月11日にはカラモバ会員先行で「指定席・注釈付指定席」1万5,000円、「ステージサイド体感席」1万4,000円を追加した2次抽選先行受付を行うことが明らかに。
さらには、4月11日にCARAT会員の2次先行の当落結果が発表されると同時に、1次・2次先行で指定席に当選・入金したCARAT会員を対象とした、「アイランドシート席(アリーナ後方・スタンド正面保証)」2万5,000円へのアップグレード抽選受付の実施を発表。当選の場合、指定席との差額分1万円を追加で支払うことになるとのこと。
つまり、指定席のチケットを持っていても、アリーナ後方やスタンド正面の席には入れない可能性が高く、「追加分の1万円を払えば、良席に座れるよ」と運営がオタクに持ちかけ、追加徴収を行おうとしているわけです。
この「アップグレード形式」を導入しているK-POPアーティストはほかに多数おり、日本ではL'Arc-en-Cielなんかも導入していますから、システム自体は決して珍しいことではありませんが、今回のセブチの件は、“後出し”でアナウンスしたため、ファンが困惑するのも無理はないでしょう。
例えば申込時に、「指定席にはアリーナ後方、スタンド正面の席は含まれません」と注意書きがなされていたら、オタクたちも納得したでしょうが……。「プレミアムシート席は倍率が高いだろうから指定席に懸けて申し込んだのに、こんなことならプレミアムシートを狙いに行けばよかった」という人もいるはず。
K-POP事情はそこまで詳しくないのですが、セブチが所属するのはHYBE系列の「PLEDISエンターテインメント」という事務所だそうで、「HYBEは金にがめつい」という話はなんとなく周りから聞いたことがあったのですが、この一件には思わず「エッグッ……」と声を漏らしてしまいましたよ。
最新アルバム購入者イベントの注意書きに思わず目がテン! HYBEががめつすぎ?
セブチ界隈ではチケット問題以外にも、物議を醸していることがある様子。なんでも、4月29日発売のベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』購入者を対象とした発売記念オフラインイベントが複数開催され、その中に、選ばれし1,600名が参加できる「メンバー全員ハイタッチ会」があるとか。『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN』公演終了後に行われ、公演のチケットを持っていない人でも応募・参加が可能とのこと。
しかし、ライブ直後に実施予定のため、参加者の集合時間はまさかの“公演中”。セブチの日本公式サイトでは、赤字で「本公演に参加される方は公演を最後まで観覧いただく場合、ハイタッチ会にご参加いただけませんので、あらかじめご了承ください」との注意書きがなされていました。
それを見て「こんなことある?」と思わず目がテン。オタクと札束で殴り合って参加権利を手にしても、公演を途中退席しなきゃならないって、ナメられすぎでは? それに、ステージに立っているメンバーに対しても失礼ですよね。公演中に会場内をウロウロしている人がいたら、オタクもステージに立っている本人たちも集中できないでしょうし。
外野からみても、がめつすぎるHYBEさんのやり方には首を傾げると当時に、気苦労が絶えない中でも、「推しに罪はない」と変わらず応援を続けるファンのみなさんの姿勢に感服。ファンの皆さんの声が事務所側に届くことを願っております……。