• 日. 12月 22nd, 2024

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大谷翔平、25億円の別荘購入報道ーー代理人・バレロ氏めぐる「女性セブン」の心配な指摘とは

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 びっくりした。大谷翔平元通訳・水原一平氏の窃盗額が当初の約6億5,000万円どころか、約24億5,000万円だったことに! すごいな一平。改めて驚いた(いろんな意味で)。

目次

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
大谷翔平に関するご都合主義的報道を繰り広げる日本のマスコミ
大谷翔平が同じ過ちを繰り返さないか心配
嵐・大野智を翻意させたのは櫻井翔? 二宮和也?
「週刊女性」とは違った「女性セブン」のランキング記事

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第694回(4/11〜4/16発売号より)
1位「大谷翔平 衝撃 新妻おねだり 25億円ハワイリゾート別荘」(「女性セブン」4月25日号)
参照「大谷翔平 髪も服も大変身に真美子流スピ指南」(「女性自身」4月30日号)
参照「大谷翔平 孤独の真美子夫人を救うLAの日本スピリット」(「週刊女性」4月30日号)
2位「43歳仮免教習 大野智 悲願の免許取得 目撃撮」(「女性自身」4月30日号)
同「櫻井翔 大野智を翻させた執念の奔走」(「週刊女性」4月30日号)
3位「いちばん好きな『木村拓哉の職業』を決めよう最強ランキング20」(「女性セブン」4月25日号)
参照「『部下にしたい&したくない』旧ジャニタレントランキング!」(「週刊女性」4月30日号)

大谷翔平に関するご都合主義的報道を繰り広げる日本のマスコミ

 ということで、まだまだ大谷翔平である。まだまだ新情報が飛び出し続けているからね。特に大きかったのが、米国捜査当局による会見だ。4月12日に水原氏(追訴されたから容疑者になってしまった)を銀行詐欺容疑で訴追したと発表したが、その額が当初の約6億5,000万円から約24億5,000万円に跳ね上がっていた。額が大きすぎて感覚がよくわからなくなったが、すごい額だ。

 さらに会見では“大谷選手は被害者”ということが何度も強調され、日本マスコミも“やはり大谷は無関係だった”とおおはしゃぎ。一平氏の行為を見過ごしてきたと、今度は代理人のネズ・バレロ氏の手腕や責任を問う声が高まっている。

 さらに、“一平氏が大谷に「借金を肩代わりしたことにしてほしい」と虚偽の証言をしてほしいと懇願したが、大谷が拒否した”との米国メディア報道を受け、これまた大谷を賛辞するのに余念がない。

 確かに大谷は最大の被害者だと思うが、一平氏を全面的に重用し、信頼し、チェック機能を持たなかった“最高責任者”としての道義的責任はあるはずだ。が、日本マスコミはそれも一切スルーし、大谷を疑ったと米国や一部日本の論調を批判するなど、“数字の取れる日本の超スーパースター”を守るべく、ご都合主義的報道が繰り広げられている。

大谷翔平が同じ過ちを繰り返さないか心配

 そんな中、今週もまた、女性週刊誌もそろって大谷ネタを取りあげている。中でも注目すべきは「女性セブン」の報道だろう。この問題が勃発して以降、おどろおどろしい論調ではあるが、かなりディープな情報(“今回の事件は大谷をターゲットとした謀略”とか“一平氏の命が危ない!”とか)を掲載してきた「セブン」だが、今回も発掘的スクープを掲載している。

 その内容は、大谷がハワイで25億円の別荘を購入したというものだ。

 記事によると、大谷は2022年10月、ハワイ島のマウナケア・ビーチに近いザ・ビスタ・マウナケア・リゾートを訪れ、リゾート物件1棟を購入するだけでなく、同リゾートとパートナーシップを結んだという。そのため、公式HPにも大谷に関することがいろいろ書かれている。さらに記事では、この時期が真美子夫人との交際時期とも重なることから、「別荘の内装などに真美子さんの希望や“おねだり”も反映されていることでしょう」と推測している。

 だが「セブン」では、大谷が昨年10月にロスで設立した「Decopin LLC」(デコピン社)についても興味深い事実を報じている。この会社設立と同時にハワイに支社を、そして今年3月には日本でも「株式会社Decopin」を立ち上げたという。まあ、資産管理などいろいろあるのだろう。だが、この会社設立に関し、代理人バレロ氏に関する大変気になる記述があった。

「(デコピン社)の役員にもバレロ氏が名を連ねる」
「バレロ氏はロサンゼルスに複数の不動産を所有し、彼の自宅も約8億円といわれる大豪邸です。彼がロスに保有する土地の近くに、大谷選手が豪華な新居を建設予定だとの報道もあります」(在米ジャーナリストのコメント)

 その上で、こんな心配な指摘が。

「問題発覚前の水原氏に対してと同様に、大谷はバレロ氏に絶大な信頼を寄せているようだ」

 心配だ。水原氏を盲目的に信じてしまった大谷が、今度はバレロ氏を――。同じ過ちを繰り返さないでほしいと願うばかりだ。同様な裏切りが今後もあれば、今度は大谷の“管理責任”も問われかねないはずだ。

(参照追記 「女性自身」記事は、これまで無頓着だった髪形を七変化させている大谷だが、その背景に真美子夫人の指南があったことを紹介。また「週刊女性」は、頼みの綱だった水原夫婦なき後の真美子夫人の米国新生活だが、LAには多くの日本食レストランやスーパーがあるから安心! という“ネタがなかったんだねぇ”という雰囲気の記事でした、苦笑)

嵐・大野智を翻意させたのは櫻井翔? 二宮和也?

 4月10日、メンバー全員で新会社「株式会社嵐」を設立したと発表された嵐。その舞台裏について「週刊女性」と「女性自身」が報じているが、共通して指摘されているのが大野智の存在だ。

 嵐のグループとしての活動休止後、唯一芸能活動を一切せず、自由な生活がしたいと宮古島で悠々自適を楽しんでいるのが大野だ。芸能界復帰に消極的だともいわれてきた。そんな大野だが、「週女」によると、櫻井翔が大野を翻意させたのだと、こう解説する。

「櫻井さんは’22年の夏ごろから、デビュー25周年での再始動に向けて、水面下で動き始めていました。メンバーそれぞれをと会って、直接、話をしていたといいます」(テレビ局関係者のコメント)
「櫻井さんは、’22年の夏に相葉さんと一緒に宮古島まで足を運んでいたんです」(宮古島の住民のコメント)

 一方、「自身」はというと――。大野翻意の立役者は櫻井でなく、二宮和也だと解説される。

「二宮さんは独立したことで、仕事のことからプライベートのことまで今まで以上に腹を割って大野さんと話せるようになったといいます」

 全然違うけど、まあ、いいか。それより大野が今まで免許を持っていなかったことにびっくりした。宮古島での生活に車は必須だと思われるが、これまで不便ではなかったのだろうか。

「週刊女性」とは違った「女性セブン」のランキング記事

 「女性セブン」よ、お前もか! 3位の記事タイトルを見て、思わずそう思った。木村拓哉が演じた職業の“好きランキング”という「セブン」の特集企画。そう、「週刊女性」が乱発しているインターネット・アンケート企画を「セブン」も真似たかと思った。

 でも違った。安直なインターネット・アンケートではなく、お笑い芸人土佐兄弟の土佐卓也、キムタクモノマネ芸人・元木敦士、テレビウォッチャーとして定評のあるコラムニスト今井舞、コラムニスト辛酸なめ子、ベリー荻野など錚々たる“ウォッチャー”から取材、それに加えて10人の一般ファンの声も入れ込んだ。手間と熱量が違った。説得力も違った。

(追記「週女」には今週も旧ジャニに関するインターネット・アンケート企画が掲載されていた)

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