最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、4月12~14日)が4月16日に発表され、アニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が1位を獲得した。
目次
・『名探偵コナン』シリーズ最高の初動を記録
・『変な家』上位キープ、期待作『オーメンは』圏外落ち間近?
・全国映画動員ランキングトップ10(2024年4月12~14日、興行通信社調べ)
『名探偵コナン』シリーズ最高の初動を記録
4月12日公開のアニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が、同15日発表の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、4月12~14日)で初登場1位を獲得。初日から3日間で興行収入33億5200万円を叩き出し、ロケットスタートを切った。
同映画の原作は漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の『名探偵コナン』で、1996年から読売テレビ・日本テレビ系列でアニメ放送が開始。翌年4月に1作目の映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』が公開され、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はシリーズ27作目となる。
そんな今作は、主人公である江戸川コナン(声優・高山みなみ)の親友・服部平次(声優・堀川りょう)と“怪盗キッド”こと黒羽快斗(声優・山口勝平)がキーパーソンとなる物語。特に、原作でも明かされていなかった“キッドの真実”が描かれるということで、公開前からファンの注目を集めていた。
近年、映画『名探偵コナン』シリーズは大ヒットを連発しており、昨年4月に公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は最終興収138.8億円という歴代シリーズ最高の成績を収めた。
一方、最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はシリーズ最高の初動で発進。さらに、今年公開された映画の初動と比較しても現時点でトップとなっている。
ネット上でも「今年のコナン映画も良すぎる。もう1回見たい」「キッドのオタクは特に見に行くべき」「原作追えてない勢でもちゃんと楽しめました!」などと盛り上がっており、この勢いが続けば、最終興収でもシリーズ最高に躍り出るか?
『変な家』上位キープ、期待作『オーメンは』圏外落ち間近?
同作に首位を奪われる形で2位に順位を下げたのは、間宮祥太朗と佐藤二朗のダブル主演映画『変な家』(3月15日公開)。前回のランキングまで4週連続1位に君臨していたが、V5は達成できず。とはいえ、公開5週目となっても上位をキープし、同週末3日間で興収2億2200万円を記録。累計成績は38億円を突破していて、まだまだ数字を伸ばせそうだ。
その一方で、4月5日に封切られたばかりの米ホラー映画『オーメン ザ・ファースト』は、前回の初登場8位から今回10位にランクダウン。1976年に公開された“レジェンド・オブ・ホラー”こと『オーメン』の前日譚にあたる作品として期待が寄せられていたはずだが、2週目で早くもトップ10圏外間近という状況に。
4月19日には山崎賢人主演の『陰陽師0』や、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の人気サッカー漫画『ブルーロック』(原作・金城宗幸氏、作画・ノ村優介氏)のアニメ映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』なども公開予定で、『オーメン』は次回ランク外となる可能性大。今回9位だった『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(3月29日公開)も危ういかもしれない。
全国映画動員ランキングトップ10(2024年4月12~14日、興行通信社調べ)
1位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
2位:『変な家』
3位:『オッペンハイマー』
4位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
5位:『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
6位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
7位:『四月になれば彼女は』
8位:『ゴジラ-1.0』
9位:『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
10位:『オーメン ザ・ファースト』
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