――男性アイドル情報チェックに連日精を出すドルオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のタレントに捧げている、ドルオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルは、笑顔がかわいい子。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジュニアまで追う月刊誌編集者。好きなアイドルはパフォーマンス能力が高い子。
目次
・深澤辰哉のコスプレ写真が満載
・ラウール、徐々に“海外スター”の風格に
・阿部亮平の“バンドマン”“メッシュヘア”姿が新鮮!
・目黒蓮のイヤモニに要注目!
・佐久間大介は博多大吉似!?
Snow Man・深澤辰哉、赤ちゃん、ステージ衣装、和装、ピザ屋さん……コスプレ写真が満載
B美 Snow Man・岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太が主演を務める舞台『祭 GALA』が大変なことになってたね……。東京・新橋演舞場で4月1日から上演が始まっていたけど、18日の公演は前代未聞レベルのことが起こってたらしいじゃん。X(旧Twitter)が大騒ぎだったよ。
C子 最前列にいたお客さんがチケットの名義人と同一人物かを調べるために、スタッフが1人に“本人確認”を求めたんだってね。だけど、相手がそれを拒否したから、膠着状態になり、しまいには警察も出動して本人は連れ出されたとか。舞台は1時間以上も遅れて始まったみたい。
B美 本来は午後5時30分開演の回で、公演時間は約100分なんでしょ。地方から来ていた人は、飛行機や新幹線の時間があるから途中退席を余儀なくされ、最後まで見れなかっただろうな……。Snow Manの3人をはじめとする出演者も、どんなモチベーションでステージに立つべきか困っただろうね。まあ、プロだからそこは通常通りだったのかな。
C子 事態が落ち着いた後に3人が登壇して、開演が遅れたことを謝罪してから本編が始まったそうだよ。当人たちは何も悪くないのに、かわいそうだよね。
B美 ところで、今月の「J-GENERATION」2024年5月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)は、Snow Man特集の第2弾だよ!
C子 今回はふっか(深澤)、ラウール、阿部ちゃん(阿部亮平)、目黒(蓮)、さっくん(佐久間大介)の5人をピックアップしているのか。
B美 特集のトップバッターはふっか。テキストは俳優業の話がメインだね。昨年10月期に嵐・相葉雅紀主演ドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)に出演して、今年1月期の『春になったら』(フジテレビ系)にもレギュラーで出ていたんだよね。
C子 6ページによると、ふっかはこの経験を経て、「お芝居に対する興味と意欲がどんどん湧いてきている」と話していたんだって。テキストと合せているのかはわからないけど、7ページの写真はちょっとポーズもキザな感じで、かなり“役に入り込んでいる”と言える1枚だね。
B美 かと思えば、8ページを開いたら頭にナイトキャップ、胸元にスタイをつけて赤ちゃんのコスプレをしているカットが出てきた(笑)。真面目な俳優業についてのコメントからのバブ写真、ミスマッチで面白いなあ~。というかこんなコスプレ、今じゃなかなか見られないのでは? 小さい子に見えるようにかがんでいるから、このふっかは4頭身くらいしかないね。
C子 ふっか、「頭(顔)がデカい」ってよくイジられてるくらいだから、そこは触れないであげて(笑)。その後は、基本的にジュニア時代に出演していた舞台『滝沢歌舞伎』とかの写真が続いているんだけど、14ページでピザ屋さんの格好をしたふっかの写真が出てきて、これも笑っちゃった。
B美 赤ちゃん、華やかなステージ衣装、和装、ピザ屋さん……って、ふっかのいろんなコスプレが楽しめる構成になっているね。それと、21ページのアイドルスマイルはかわいいね。22ページも客席のファンに手を振ってファンサービスしてる瞬間が、なんか王子様みたいで気品があって好きだな~。
Snow Man・ラウール、徐々に“海外スター”の風格に
C子 続いてのラウールは、個人的には表紙の写真の時点で、これは良い特集なんじゃないかとピンと来たよ。ほら、ラウールが舌を出している写真を使っているでしょ?
B美 ホントだ。ラウールがイキってる感じの1枚だね。ほかのアイドル誌ではあまり採用されないだろうカットかも。
C子 メインの特集ページは、特に前半は19年8月のコンサート『ジャニーズJr. 8・8祭り~東京ドームから始まる~』(以下、『8・8祭り』)の写真が続くね。Snow ManはSixTONESとともにこの公演でデビュー発表をして、当時のラウールは16歳。金髪で大人びている印象だけど、28ページの“腹筋太鼓”をしているシーンなんかは、まだ子どもっぽさがある。
B美 この時すでに身長は高かったけど、腹筋太鼓で座っている時は少し幼く見えるね。よく見ると、腕の筋肉とかはすごいけど……。31ページの写真は頬の肉付きとかを含めてフレッシュで、ピチピチな感じ。まだあどけなさが残ってるなあ。32ページあたりから、徐々に“海外スターのラウールさんが降臨”って感じの風格が漂ってる。
C子 昨年6月に20歳になって、もうすっかり大人の色気を醸し出せるようになったラウールだけど、45ページあたりを見るとまだまだかわいらしいよ。昔の名残りがあって、キュートなの。
B美 髪形もアレンジしていて、どこか中性的な雰囲気だね。ラウールのテキストは、ダンスやモデル業にフォーカスしているから、じっくり読みながら写真も楽しめるんじゃないかな。
Snow Man・阿部亮平、“バンドマン”“メッシュヘア”姿が新鮮!
B美 ところで47ページの阿部ちゃんの横顔、ちょっと目黒みたいだね。前髪がセンター分けだからかな?
C子 しかもこの見開き、パッと見では気づかないかもしれないけど、何気に46ページに舘様(宮舘涼太)が写ってるのよ。ほら、目を凝らしてみると、照明が当たってないけど阿部ちゃんの隣に舘様がいる。最初、なんか手が多くない? って思ったら、舘様が潜んでた(笑)。
B美 ホントだ!! 阿部ちゃんは片手が下にあって、もう片方は胸元に置いてあるのに腕が1本多い! 真っ暗な中に、サングラスをかけた舘様がいるわ……。このサブリミナル効果みたいな舘様、なんか味わい深くていいね(笑)。
C子 その後の48ページからはしばらくジュニア時代の阿部ちゃんのカットが並んでるよ。基本的に今の容姿と変わらないし、黒髪でとにかく“純朴そう”ってイメージ。
B美 52ページの阿部ちゃん、ギターを持って演奏してるね。なんか、阿部ちゃんがギターを持っているのって新鮮な感じがする。しかも、阿部ちゃんがこういうスカジャンを着ているのも意外。バンドマンっぽい姿は初めて見たかも。
C子 ジュニア時代は舞台やライブでギターを弾く機会もあったけど、デビュー後は見なくなったから貴重かもね。ひーくん(岩本照)はドラム、ふっかはベースやキーボード、なべしょ(渡辺翔太)はギターと、ほかのメンバーも楽器を演奏してた。
B美 へぇ~、そうなんだ。阿部ちゃん、ギターの写真もカッコよかったけど、54ページで腕を組んでいる1枚もいいなあ。少し余裕そうな表情で周りを見ている感じ。57ページは、口が開いていないけど微笑んでいるのがわかるカットで、これも阿部ちゃんの人の良さが滲み出てて好きだわ~。
C子 58ページは、怒りを表現している場面なのか、しかめっ面というか……。普段、温厚な阿部ちゃんにしては珍しいカット。59ページの笑顔とは真逆だもん。
B美 阿部ちゃんのコーナーは爽やかな笑顔の写真が多めだけど、63ページはコロコロチキンペッパーズ・ナダル感が強めだね。“悪巧みを考えているナダル”みたいな。ネット上ではチラホラ言われていたけど、本人もバラエティ『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系、21年11月14日放送)で「(ナダルに)似てるって言われます」とこぼしてたんだってね。ところで、66ページの阿部ちゃんって髪にメッシュ入れてる?
C子 あ、そうそう。これは昨年のドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』の時の写真かな。大阪と東京では金で、福岡は青、そして名古屋はオレンジと、色を変えていたよ。
B美 ってことは、これは大阪か東京公演の写真か! 今回の特集の阿部ちゃんは、前半がほぼ黒髪の写真だったから新鮮だわ。ギター演奏シーンにせよ、阿部ちゃんの新たな一面を見れた気分!
C子 テキストは阿部ちゃんも俳優のお仕事について書かれていて、22年7月期のドラマ『NICE FLIGHT!』(テレビ朝日系)でKis-My-Ft2・玉森裕太と共演したエピソードとかも載ってるね。Snow Manとキスマイを推しているファンは必見じゃないかな。
Snow Man・目黒蓮、“らしさ”あふれるイヤーモニターのデザインに要注目!
B美 次は目黒のコーナーか。74ページは、エンジのサテンスーツを着ているからか、衣装も相まってムード歌謡の歌手みたいだね(笑)。75ページは『8・8祭り』のステージ上でデビューを発表して、花束をもらった後の写真か。約5年前とは懐かしいね~。
C子 目黒は宇宙Sixというジュニア内ユニットと兼任して活動していたけど、Snow Manのデビューが決まって、宇宙Sixから卒業することになったんだよね。この写真は、泣くのをこらえていたり、決意も表れているような表情にも見える。きっと、長らく活動をともにした宇宙Sixメンバーの気持ちを思うと、複雑だったんじゃないかな。今、あらためて見るとエモいわ~。
B美 78ページ頃からはもうデビュー時期の写真だね。81ページは、コンサートのファンサタイムで、目黒が客席に向けて何か叫んでいるのかな? 普段はクールな表情が多いから、こういう感情をむき出しにしているような1枚は珍しい気がする。しかも、耳につけてるイヤーモニターに「目」って入ってるね(笑)。ひと目で目黒のイヤモニってわかるわ。凝ったデザインにしないところも目黒らしい(笑)。
C子 ちょっと、見て! 88ページにも、舘様が見切れてるよ(笑)。目黒の後ろから「あっ!」って表情で顔を出してる舘様、なんかかわいい。
B美 ついつい目がいっちゃうね(笑)。90ページは、センターで手を振る目黒のスター感とは対照的に、さっくんとふっかが芸人さんみたい。ふっかの腰を落としたポーズが珍妙だし、さっくんは目をつぶっちゃっているけど、漫談中みたいでさ。おっと……。目黒のページがまだ続くのかと思ったら、いきなり寝転がってるさっくんが出てきてギョッとしたわ!
Snow Man・佐久間大介は博多大吉似!? “超サイヤ人”写真も
C子 去年のドームツアーで、ムービングステージの上で寝転がってるワンシーンだと思う。毎公演、アンコール曲の最初に9人がそれぞれミニブーケを客席のファンに渡す演出があったんだけど、ネット上は結構荒れてたな……(笑)。
B美 94ページは、本人たちにとって黒歴史であろう“美輪さん”が再び「Jジェネ」に登場してる。ジュニア時代の美輪明宏のコスプレ姿だけど、もはやSnow Manの過去写真になくてはならない存在って感じ。
C子 ところでページが飛ぶんだけど、104ページの佐久間、博多華丸・大吉の博多大吉に似てない? 黒目がちなところとか、口元のほうれい線の感じが一緒なのよ。
B美 ホントだ~!! このさっくん、めっちゃ大吉先生じゃん。言われてみれば、顔のパーツは似ているのかもね。ちょうど、この顔つきが大吉先生そのものって感じ。テレビでこういう顔しているところ、よく見るもん。
C子 2人とも、たまに「目の奥が笑ってない」っていう表情になるところも一致してるよね(笑)。一方で、隣の105ページのテキストは、雑誌「an・an」(マガジンハウス、24年2月21日号)に触れてる。「セクシーでありながら狂気もはらんだ彼の“陰”の部分を感じさせる仕上がりになっています」と書かれているように、佐久間って普段は明るいけど、少しダークな表情を垣間見せる時もあるんだよなあ。
B美 ほかの雑誌の紹介もしてくれるのは「Jジェネ」ならでは。「an・an」買い忘れた人は要チェックだよ。ここで使われている写真は腕や胸元の筋肉が見えている露出の多いカットだから、セクシーさについて触れているテキストと合っている感じだね。個人的にはこういう色気のある1枚よりも、110ページでほかのメンバーを見て微笑ましそうに笑っているさっくんの写真が好きだな。
C子 髪色が金に近い明るめの茶髪で、衣装や背景はピンクで統一されてる。佐久間はメンバーカラーがピンクだし、彼にピッタリのコーディネートだから全体的にバランスがいい感じ。
B美 この柔らかい雰囲気から一転して、111ページのさっくんは漫画『ドラゴンボール』(集英社)でおなじみの“超サイヤ人”みたい。ハイキックしているポーズだし、静電気のためか金髪のアホ毛が逆立っていて……。
C子 こんな風に足を高く上げた状態でキープできるの、すごいなあ。顔も全然苦しくなさそうだし。そういう意味で、本当に“超人”って感じの1枚。
B美 今回のSnow Man特集もあっという間に見終わっちゃったね。あ、最後のページにメンバー9人が横並びになっているカットがあるけど……。舘様、歌舞伎用の白塗りをしているみたいに色白。目も閉じているから、お眠りになっているみたい。手足がピシっと揃ってるし。
C子 今号は5人の特集だったのに、随所で舘様も活躍してたね(笑)。あ、ここに書いてあるけど、鹿砦社からは9人の仲良しショットやクールなダンスシーンを集めたフォトレポート『わちゃわちゃSnow Man』も出ているんだって。表紙に「2015-2023」の文字が見えるから、デビュー前の写真もたくさんありそう!
B美 ちなみに次号の「Jジェネ」は、SixTONESの松村北斗、田中樹、森本慎太郎の3人をフィーチャーしてるんだって。3人ずつの特集だと、1人あたりのページ数も多いんじゃないかな。6月号も楽しみだね!