2024年4月現在、東海、甲信越、北陸、近畿に242店舗を誇る食品専門スーパーマーケット「バロー」。ただのスーパーマーケットでは終わらない、「製造小売業」という独自のビジネスモデルを確立しているバローグループの旗艦店です。地域に根差し、それぞれの暮らしに寄り添う「バロー」では一体どんな商品が、どのような価格で提供されているのか? その秘密にせまります!
目次
・【バロー】とは?
・【バロー】で実際に買い物してみた!
・【バロー】今回の購入品
・【バロー】何度も足を運びたくなるワケ
【バロー】とは?
東海、甲信越、北陸、近畿に242店舗を誇る食品専門スーパーマーケット「バロー」。運営はバローホールディングスで、スーパーマーケットを中核に、ホームセンター、ドラッグストア、スポーツクラブを展開しています。
スーパーマーケット「バロー」は地域密着を重視し、それぞれの店舗が地元の文化と生活に合った商品の提供に努めているとか。石川県では新鮮な海の幸を取り揃えた14店舗、愛知県ではトレンドを意識した59店舗を展開しているそうです。
バローの特徴は、「製造小売業」という独自のビジネスモデル。製造から流通、お客さんの手に渡るまでを一貫してグループ内で完結させることで、中間コストを削減し、価値ある商品をリーズナブルな価格で提供できるとのこと。
また、バローでは、自社ブランド「valor select」で日々の必需品を「良品廉価」で提供。さらに、より上質な商品群「valor plus」では、コストパフォーマンスに優れた商品を展開しています。
ニュースサイト「流通ニュース」は、同社のスーパーマーケット事業について、2024年3月期第3四半期決算で既存店売上高が前年同期比5.0%増、営業収益は3440億800万円(7.4%増)、営業利益は145億5500万円(38.4%増)と伝えています。
まさに絶好調といえるバロー。その背景を実際に買い物して確認したいと思います。
【バロー】実際に買い物してみた!
広々とした駐車場から一歩店内に踏み入れると、開放的な心地よい空間が広がっています。
売り場の印象
入店してまずは、新鮮な食材がお出迎え。生鮮コーナーでは旬の野菜が色鮮やかに並んでいました。その先には、品数多めな鮮魚コーナーで、海の幸がこれでもかと陳列され、鮮度抜群の魚が一尾まるごと並んでいるのが印象的でした。
日配品コーナー、肉の質とバラエティに富んだ精肉コーナー、乳製品コーナー、冷凍食品、総菜、パンコーナーと外周から回ったときの並びで続き、店内の中心エリアはお菓子やカップ麺、レトルトや乾物、飲料等が並んでいます。
店内入って入口レジの前の通路付近には、日用品や食料品の新商品がズラリ。値札表示も、「新商品」と大きく張り出され大変わかりやすかったです。ほかの商品についても、「おすすめ商品」は値札表示がされていたり、さまざまな箇所に購買意欲が湧くような工夫がされています!
惣菜は地元民のリピーターが後を絶たない!
新鮮な海鮮物や旬の野菜、そして「毎日の生活に必要なものを良品廉価で」という理念のもとに提供される自社ブランドの商品は、質の高さと価格のバランスが絶妙です。
1)生鮮コーナー
ピーマン1袋で106円、ブロッコリー1株171円、ほうれん草1袋で106円と低価格で、種類も豊富に揃えてありました。
2)精肉コーナー
種類が豊富で、他店より鮮度が大変よいのがわかります。、価格は豚バラ肉スライス(国産)214円/100g、若鶏手羽元(国産)63円/100g、と他店とは変わらない価格帯設定となっていました。
3)惣菜コーナー
惣菜は、地元民のリピーターが後を絶ちません! 例えば、21円のコロッケは、その価格に反して驚くほどのおいしさを誇り、毎日でも食べたくなるほど。夕方には値引きされることも多く、家計に優しい買い物が可能です。
4)ベーカリーコーナー
人気商品が1位から10位までわかりやすくPOPが張り出されており、価格も平均して106円と近隣のベーカリーに比べてお買い得な価格設定でした。
品数も多く、ウインナーロール系のお惣菜パンが特に目立っていました。人気1位の、ウインナーロール(ケチャップ)106円は、毎日食べても飽きない味わいです。家でリベイクして食べるのがオススメです。
その他、印象に残っているのがスイーツ。シュークリームやエクレアがそれぞれ5個まとめて400円、お得なゼリーも4個まとめて400円と、まとめ売りがしてありお買い得でした。また、valor selectのペットボトルの烏龍茶は500ml38円、麦茶やほうじ茶は500ml58円とお安めです。
【バロー】今回の購入品
今回、バローで購入したお惣菜のお寿司を紹介します。先日、SNS上で「バローのパック寿司がおいしい」と評判になっていましたね。
鮮魚コーナーの一角に並んでいた、「魚屋さんの寿司」から2点購入。「握り寿司盛合わせ10貫」1,078円、「魚屋の海鮮丼(穴子入り)」754円は、お惣菜コーナーのお寿司よりは割高にはなっていましたが、見た目がボリューム満点! 残りも少なくなっており人気商品だとわかりました。
両商品、寿司ネタが結構被っていたのが気になりますが、味は鮮魚専門のお店だけあって、鮮度がよくおいしかったです!
【バロー】何度も足を運びたくなる魅力
特に目を引いたのはやはりお惣菜コーナーに置いてあるコロッケ! 21円のコロッケは食べ盛りの子どもがいる家計には助かります。また、ほかのお惣菜についても価格が安いだけではなく、全体的に種類が多いのが印象的でした。夕方にはさらに割引が適用されるので賢い買い物ができそうです。
そして、鮮魚コーナーも魅力的でした。数々の新鮮な切り身や丸ごとの鮮魚は、私が利用する他スーパーマーケットと比較しても、重点を置いているように感じられ、これは強みになっていると思います。
次回訪れた際には、充実したパンコーナーで一番人気のウインナーロール(ケチャップ入り)を購入すると心に決めました。バラエティに富んだパンのラインナップは、毎日の朝食やおやつタイムを楽しく彩ること間違いなしです。
キャッシュレス決済の利便性と、ゆったりとした駐車スペース、質が高く種類の多い商品、手が届きやすい価格帯、お得なセールなど毎日の家計を考えると、バローが人気を集め、店舗数を拡大するのも納得でした!