5月15日に1stシングル「《A》BEGINNING」をリリースし、念願のCDデビューを果たす関西ジュニア内ユニット・Aぇ! group。デビュー日が迫る中、Aぇ! groupのメンバーは嵐・二宮和也率いる「よにのちゃんねる」のメンバーとYouTube上でコラボレーション。本人たちが“デビュー内定取り消し報道”に触れ、ネット上のファンが騒然となっている。
目次
・Aぇ! group、“デビュー決定”の「記事出ちゃった」
・Aぇ! group、“デビュー延期”も「記事で知った」
・デビュー曲MVの再生回数、BE:FIRST新曲と200万回差
Aぇ! group、“デビュー決定”の「記事出ちゃった」
Aぇ! groupは、4月17日配信の「よにのちゃんねる」の動画「#318【ｷﾀｧｧ!!】西からすごいのが来た日」に5人そろって登場。21日、23日にも公開された合計3本のコラボ動画で、2019年2月のグループ結成からCDデビューまでを振り返る「Aぇ! group年表」という企画を行っている。
「Aぇ! group公式YouTubeチャンネルで公開された3本目の動画は、23年3月15日～6月4日にかけて、初の全国ツアー『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』を行った時期を回顧。『よにのちゃんねる』レギュラーであるtimelesz・菊池風磨が『そこらへんで聞かされんだ？ もう、デビューは』と聞くと、佐野晶哉は『そうです。この後の全国ツアー終わった後、夏頃に……』と肯定。二宮が『なんて言われたの？』と踏み込めば、正門良規は『ホンマに正直な話をすると……記事出ちゃったんですよ』と、ぶっちゃけていました」（男性アイドルに詳しい記者）
Aぇ! groupをめぐっては、昨年6月29日にニュースサイト「文春オンライン」が「ジュリー社長が期待する関西ジャニーズJr.『Aぇ！group』がデビュー決定『でも関係者間では様々な“不安要素”がささやかれ…』」（原文ママ、以下同）とのタイトルで記事を配信。大手レコード会社・ユニバーサル ミュージックからのCDデビューが決まり、準備が進んでいるという内容だった。
「ところが、7月19日付の『週刊文春 電子版』や、20日発売の『週刊文春』（文藝春秋）は、Aぇ! groupのデビューに暗雲が立ち込めたことを報道。当初、彼らは9月からフジテレビが独占中継を行う『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』のスペシャルサポーターを務める予定だったものの、事務所創業者・ジャニー喜多川氏（19年に死去）の性加害問題を受け、ワールドカップに参加するある国から『ジャニーズのアイドルが大会に関わるのであれば出場を取りやめる』と強い抗議があったとか」（同）
旧ジャニーズ事務所（現『SMILE-UP.』）では、1995年大会のV6を皮切りに嵐、NEWSらが『ワールドカップバレー』スペシャルサポーターを任され、“バレーデビュー”に至っているが、
7月に入る頃にはAぇ! groupのスペシャルサポーター降板が決定。夏に大々的な記者会見を開く予定だったものの、それも白紙になったと同誌は伝えた。
Aぇ! group、“デビュー延期”も「記事で知った」発言にファン悲嘆
なお、「よにのちゃんねる」との動画でAぇ! groupメンバーが明かしたところによれば、「文春」の記事が出た後、ジュニアの育成を担当するジャニーズアイランド（現「Annex」）の代表取締役・井ノ原快彦から記事内容について説明を受けたという。
当時を思い返し、小島健は「（デビュー延期は）記事で知りました」と裏事情をポロリ。正門も「独特でしたね。でも、そこから“ポジティブに捉える”じゃないですけど。まあ、準備期間ができたっていうんで、いろいろ自分たちで考えたりしながら動いていこうっていう時期に入りました。夏以降は」と、率直な思いを明かしていたのだった。
さらに、動画内では「コンプライアンス違反」を理由に、昨年12月30日付で契約解除となった元メンバー・福本大晴に言及する場面も。
こうした赤裸々トークに対して、SNS上のファンの間では「あの『文春』の記事でデビュー延期を知ったんだ……」「本人たちが記事でデビュー延期を知るのは悲しすぎる。つらかっただろうね」「もうどうにもならないことだけど……。Aぇ! groupは6人でデビューしてた可能性もあったんだね」「バレーの件が白紙になってなかったら、大晴はデビューできてたのかなと思うと、胸が苦しい」と悲嘆の声が寄せられている。
Aぇ! group、デビュー曲MVの再生回数伸びず……BE:FIRSTの新曲と200万回差
そんなAぇ! groupは、実際にユニバーサル ミュージックから、5月15日にデビューシングル「《A》BEGINNING」をリリースすることが決定。
発売1カ月前の4月15日にはグループの公式YouTubeチャンネルでミュージックビデオ（MV）が公開され、再生回数は244万台を記録（25日午前11時時点、以下同）しているが……。
「ほかの人気ボーイズグループでは、77人組ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTの新曲『Masterplan』のMVが、22日にYouTubeチャンネルで公開され、わずか3日で445万回を突破。BE:FIRSTは21年にデビューしているため、ファンの数自体もAぇ! groupを上回っているのかもしれませんが、Aぇ! groupは“待望のデビュー曲”であることを鑑みると、200万回も再生数に差があるのは気の毒になってしまいます」（同）
とはいえ、Aぇ! groupの場合はCDの売り上げが伸びる可能性が高いようだ。4月11日には、デビューシングルの発売記念イベント＆ハイタッチ会の開催が明らかに。
「《A》BEGINNING」の初回限定盤A・B、通常盤、UNIVERSAL MUSIC STORE盤の全4形態に封入されている応募用シリアルコードを使用して申し込むと、抽選で7月に東京、大阪で行われるイベントに参加できるという。メンバーに会える“接触イベント”の効果によって、多くのファンがCDを複数枚購入するものとみられる。
紆余曲折を経て、デビューのチャンスを掴んだAぇ! group。CD売り上げでどんな結果を残すのか、注目が集まる。