韓国メディア「スターニュース」が報じた、9人組ガールズグループ・Kep1er(ケプラー)の解散。4月19日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)にゲスト出演したメンバーの姿を見て、俄然興味が沸いたところだったので、ニュースを目にして驚きました。今回は、Snow Manファンの筆者が番組を見て今さら気づいた、Kep1erの魅力をつづっていこうと思います。
目次
・Kep1erに「予定通り解散」報道
・Kep1er、Snow Man・宮舘涼太のダンスに大はしゃぎ
・Kep1er・シャオティンの社交ダンスの実力に驚がく!
Kep1er、活動の延長を事務所に提案も「予定通り解散」へ
2021年10月22日、日中韓ガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』(以下、『ガルプラ』)の最終話にて、ユジン、シャオティン、マシロ、チェヒョン、ダヨン、ヒカル、ヒュニンバヒエ、ヨンウン、イェソの9名で結成されたKep1er。22年1月に1stミニアルバム『FIRST IMPACT』でデビューを果たし、タイトル曲「WA DA DA」のMVは、公開から3カ月で1億回再生を突破。「踊ってみた」動画も流行するなど世界的ヒットを収めました。
そんな彼女たちはもともと「2年6カ月」という活動期間が決まっており、「スターニュース」の報道によれば、昨年9月にKep1er側がメンバーの各所属事務所にプロジェクト活動の延長を提案したものの、調整がうまくいかず。その後も協議は続いたとみられるも、「最後まで合意することはできず、最終的に予定通り解散することになったと見られる」(原文ママ、以下同)とのこと。
なお、この報道に、Kep1erの所属事務所・WAKEONE、SWINGエンターテインメントは「Kep1erのプロジェクト活動延長について、メンバーおよびメンバーの所属事務所と議論中」とのコメントを発表しています。
NiziUを輩出したオーディション『Nizi Project』のように、どこにも所属していない人のみを募集していたわけではなく、特定の事務所契約の有無、またはデビュー経験不問で参加会者を募っていたため、もともとの所属事務所との契約の問題などもあり、グループ解散は致し方ないのかもしれませんが……わかってたとはいえ、ファンにとっては受け入れがたいことですよね。どうにか活動継続の方向に話がまとまることを願いたいです。
Kep1er、『それスノ』に登場! Snow Man・宮舘涼太のダンスに大はしゃぎ
私は『ガルプラ』放送当時はチェックしておらず、SNSで「日本人参加者の江崎ひかる(ヒカル)ちゃんの表情管理がヤバい!」と話題になっていたのを目にし、ちょこっとパフォーマンス動画を見たくらいでした。また、「坂本舞白(マシロ)ちゃんは、ラウールとキッズダンス映画『SHAKE HANDS』(13年8月公開)で共演していたらしい」くらいの知識しかなかったんです。
そんな中、『それスノ』の人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」第4弾に、Kep1erからシャオティン・マシロ・ダヨン・ヒカル・ヨンウンの5名が出演。元気いっぱいに収録に臨む姿を見て、好感度が爆上がりしたんですよ。
なんていうか、みんなMVで見る大人っぽいイメージとは違って、年相応の女の子たちって感じで、とにかく無邪気。自分たちのチームはもちろん、ほかのチームのメンバーが踊っているときも手を振ったりぴょんぴょん跳ねたりノリノリで、特に“舘様”こと宮舘涼太がツボなのか、舘様がブラックビスケッツの「タイミング ~Timing~」(1998年4月)を踊ったときは、「キャーッ!」というより「ギャーッ!」と、女子高ノリで大興奮。口を大きく開けてギャハギャハと大はしゃぎ。このまったく媚びない自然体な姿にハートを掴まれました。
Kep1er・シャオティンの社交ダンスの実力に驚がく! 一瞬で虜に
もちろんダンスもキレッキレで、今回、ヒカルちゃん以外に気になったのが、唯一の中国人メンバーであるシャオティンちゃん。圧倒的なスタイルと美貌に加え、ダンスもうまいんですよ!
SNSで彼女の名前を調べたところ、どうやら社交ダンス経験があるそう。幼い頃から大会に出ていて、16歳の頃には、毎年5月にイギリスのブラックプールで行われる世界最高峰の社交ダンス大会『ブラックプールダンスフェスティバル』のアマチュア部門に出場した経験もある実力者とのこと。
ちなみに、韓国で2月と9月の年2回放送される、アイドルたちがさまざまな競技でアスリートさながらに競い合うスポーツ番組『アイドルスター陸上選手権大会』(通称『アユクデ』)では、2022年に初めてダンススポーツが競技種目に加わり、男女4名の参加者がそれぞれプロダンサーとぺアを組んでショーダンスを披露。シャオティンちゃんは映画『ティファニーで朝食を』(1961年)をコンセプトにしたダンスを踊り、30点満点中「29.2点」と高得点を獲得して、女性部門で金メダルを獲得しています。
番組を放送するMBCのYouTubeチャンネルで公開されている動画を見たのですが、プロダンサーばりの体幹で身のこなしも軽く、キレのある動きに驚がく! 無駄のない筋肉の付き方で体のラインも美しく、一瞬で虜になってしまいました。
ネットでいろいろ調べていると、『アユクデ』は、K-POPファンの間では毎回負傷者が続出することや、アイドル同士が交流を持てる場であることから「合コン番組」などと呼ばれ、番組自体に批判的な声も多かったそう。22年9月以降は放送されていないようです。もし今年9月に放送されたとしても、Kep1erは解散した後。できることなら、シャオティンちゃんのダンスをまた見たかった……。
なお、オーディション番組発のガールズグループといえば、日韓合同の12人組グループ・IZ*ONE(アイズワン)も21年4月に約2年半の公式活動期間を終えました。元HKT48の宮脇咲良とキム・チェウォンLE SSERAFIM(ル・セラフィム)、アン・ユジンとチャン・ウォニョンはIVE(アイヴ)のメンバーとして活躍中。その他のメンバーもソロで活動を展開中です。
Kep1erメンバーはグループ解散の7月以降、いったいどんな道を辿るのか……。なお、5月8には初の日本フルアルバム『Kep1going』をリリース予定とのことで、今後音楽番組に出演する機会もあるでしょうから、シャオティンちゃんに注目しつつ、チェックしたいと思っています。