最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、4月26~28日)が4月30日に発表され、アニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』がV3を獲得した。
目次
・『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』V3獲得
・ハリウッド映画『ゴジラvsコング』、累計興収5億ドル
・『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』13週連続記録がついにストップ
・全国映画動員ランキングトップ10(2024年4月26~28日、興行通信社調べ)
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』V3獲得
4月30日、最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、4月26~28日)が発表され、アニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(4月12日公開)のV3獲得が明らかになった。
同作は漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の『名探偵コナン』のアニメ映画シリーズ最新作。この週末3日間で興行収入13億5500万円をあげ、祝日だった4月29日を含む累計興収は92億9100万円を突破。さらに、アニメ映画27作目となる今作で、シリーズ累計動員数が1億人を超えたことも伝えられた。
ハリウッド映画『ゴジラvsコング』、累計興収は5億ドル
2位は、2021年のハリウッド映画『ゴジラvsコング』の続編で初登場となる『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(4月26日公開)。物語の舞台は怪獣と人類が共生する世界で、地上の怪獣たちを制するゴジラと地底で生きるコングが衝突する出来事が発生し、人類にとっても未知の脅威が待ち受けている……というストーリーだ。
初日から3日間の興収は4億6700万円、4月29日を含む累計成績は6億2200万円と『名探偵コナン』には遠く及ばないものの、世界的な累計興収は5億ドルを突破したことが伝えられている。
国内外で話題の作品といえ、日本のネットユーザーの間でも「迫力満点!」「こういうド派手な作品は映画館で見るべき」「怪獣好きにはうれしい映画」といった書き込みがみられるが、「日本生まれのゴジラより、アメリカ生まれのコングが主役っぽい」「ゴジラの影が薄い気がする」という意見も。
なお、昨年11月3日の公開から15週連続でトップ10入りした後、今年2月に一旦ランク外となった『ゴジラ-1.0』は、「第96回アカデミー賞」の影響か3月からまたトップ10入りしていたが、最新ランキングでは『ゴジラ×コング 新たなる帝国』と入れ替わる形でフェードアウトした。
ただ、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』を鑑賞した結果「また『ゴジラ-1.0』が見たくなった」というネットユーザーも。『ゴジラ-1.0』は5月1日にBlu-rayやDVDを発売し、同3日よりAmazon Prime Videoで独占配信を開始するが、上映を続けている劇場も多い。
4月29日までの興収は75.2億円と伝えられており、ゴールデンウィーク中にもう少し数字を伸ばせそうだ。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』13週連続記録がついにストップ
そんな『ゴジラ×コング 新たなる帝国』と同日公開の特撮映画『キングオージャーVSドンブラザーズ』(『キングオージャーVSキョウリュウジャー』と2本立て公開)は初登場7位、韓国の男性グループ・BTSのメンバーであるSUGAの初ソロワールドツアー最終公演を映像化した『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE』は初登場10位にランクインした。
一方、前回のランキングまで13週連続でトップ10入りを記録していたアニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)はついにランク外へ。
全国映画動員ランキングトップ10(2024年4月26~28日、興行通信社調べ)
1位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
2位:『ゴジラ×コング 新たなる帝国』
3位:『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
4位:『陰陽師0』
5位:『変な家』
6位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
7位:『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』
8位:『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
9位:『オッペンハイマー』
10位:『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE』