• 日. 12月 22nd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

おもちゃを「しまう」のは絶対NG! プロが教える、片付けやすい収納テク5

整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、片付けに悩む読者の自宅を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「煩悩部屋」ビフォーアフター】。

 連載企画『ビフォーアフター』新シーズンです。第8回目の片付けモニターは、江東区・3LDKのマンションで暮らす4人家族のKさん(35歳)。今回は、汚部屋の片付けではなく、都心のマンションに多い「狭い収納」を使いやすく手直しする特別編の最終回です。

 前回に続き「おもちゃ部屋」の収納を改善。片付けにくくなる原因と、子どもが自分でお片付けできる仕組み作りについて解説していきます。

目次

・【おもちゃ収納】Before
・【片付けにくい原因】1~2
・【片付けやすい仕組み】1~5
・【おもちゃ収納】After
・【おもちゃ部屋】全体Before→After

【Before】棚の「中身が見えない」ので片付けにくい

 IKEAの収納家具「カラックス」を台にして、「ドールハウス」を並べたスペース。「外から中身が見えない」箱や袋にモノを入れて棚に収納しているので、片付けにくい状態になっています。

【片付けにくい原因1】「中身が見えない」ので存在まで忘れがちに

 家にある空箱や袋を収納に使うのは予算0円でできて、無駄がない方法です。ですが「中身が見えない」ため、存在を忘れがちになるというデメリットが。同じモノを何度も買ったり探したり……といった面倒も起こりやすくなります。

【片付けにくい原因2】出したら戻す場所が「わからなくなる」

 また、モノが「中身が見えない」箱や袋に入っていると、出した後に片付け先がわからなくなってしまいます。

 そこで次からは「片付けやすい仕組み」作りについて、5つのポイント別にくわしくご紹介していきます。

【片付けやすい仕組み1】収納ボックスと袋は100均の「透明タイプ」に変更!

 まずは収納ボックスや袋を「中身が見える」透明タイプに変更します。これならラベルを貼る必要もないので、簡単に実践できるのがポイントです。

【片付けやすい仕組み2】コレクショングッズには「ラベル」を貼る

 よく使うモノと使わないモノでは保管方法も異なります。集めたモノ(コレクショングッズ)は使わない保管品になるので、ラベルを貼って分類することにしました。

【片付けやすい仕組み3】小物は「出して並べる」収納が正解!

 小物は箱や袋にしまいこんでしまうと、存在自体を忘れてしまいがちに。なので一度全部出し、棚に並べて「ひと目で見える収納」へ変更しました。

【片付けやすい仕組み4】紐付きの小物は「吊るして飾る」収納が◎

 ゴチャゴチャしがちな「紐付きの小物」は、100均のワイヤーネット、S字フック、ピンフックで作った「飾れる収納」に吊るしました。絡まったり壊れたりしにくくなるので、大事に扱えるようになる点もメリットです。

【片付けやすい仕組み5】ごっこ遊びは「セットバッグ」が便利!

 「ごっこ遊び」は部屋の中心やリビングなどに「移動して」遊ぶため、使うモノをセットでバッグにまとめておくと便利です。今回はバニティケースを活用し、お人形や洋服を種類別に収納しました。

100均の「クリアバッグ」もおすすめ!

 春夏になると100均の店頭に増える「クリアバッグ」も、おもちゃ収納にぴったり! 外遊び、遊具、ブロックやドール遊びなど「パーツ類の種類分け」に向いています。カーテンポールやラックに引っ掛けて、浮かせる収納にしても使いやすいです。

【After】おもちゃが「ぜんぶ見える」から片付けやすくなった!

 5つの「片付けやすい仕組み」&前回ご紹介したカラーボックスを活用し、おもちゃをしまいこまずに「飾る」収納へ。子どもが遊びやすく、自分で片付けやすい空間になりました。

【全体Before→After】子どものおもちゃは「飾る」収納がおすすめ!

 部屋全体のビフォーアフターです。今回の片付け方は「おもちゃ専用ルーム」の特権。リビングなど大人と同じ空間に置く場合は、扉や引き出しを使って「開けたら見える」ようにすればOKです。

By Admin