いちごがおいしい季節もそろそろ終わりに近づいてきましたが、みなさんはいちご大福の専門店「ぽたぽたいちご」をご存じでしょうか? 北海道で若い世代に人気のお店のようですが、先日、駅の催事スペースに出店されているのを発見し、思わず購入。この記事では実食レビューをお届けします。
※価格は全て税込。
※価格や内容は2024年5月2日時点の情報です。
※一部店舗では取り扱いのない商品がある場合があります。
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
目次
・1日に800個売り上げたいちご大福専門店「ぽたぽたいちご」とは?
・「ぽたぽたいちご」の商品ラインアップ
・「いちご大福串」480円の実食レビュー
・「いちごミルク」600円の実飲レビュー
1日に800個売り上げ! いちご大福専門店「ぽたぽたいちご」とは?
2017年1月、北海道・札幌市北区で開業した「ぽたぽたいちご」は、いちご、もち米、小豆と、すべて北海道産の素材を使った、見た目もキュートな「いちご大福」300円が人気を呼び、1日に800個売り上げたこともある人気店。
道内を中心に店舗を拡大していき、18年には同じく札幌市の中央区に2号店(現在は改装中のため休業中)、20年には小樽市に3号店、21年にはくしだんご専門の「くしくしだんご」をオープンしました。昨年9月から今年6月末までは室蘭市にポップアップショップも出店しています。
また、神奈川県・鎌倉市にも1店舗を構えるほか、都内の商業施設などの催事コーナーにも期間限定で出店。SNS上では、いちごと大福が交互に串刺しになった「いちご大福串」が「映える」スイーツとして人気を集めているようです。
「ぽたぽたいちご」、商品ラインアップは大福串や大福など13種類!
今回、私が訪れたお店で販売されていたのは、以下の13品。
いちご大福串(各480円)
・つぶあん
・ショコラ
・いちごミルク
・スペシャルこしあん
いちごマシュマロ串(450円)
いちご大福
・こしあん(380円)
・しろあん(380円)
・よもぎ(380円)
・豆大福(390円)
・スペシャル(390円)
ぽたレアいちご(480円)
※濃厚なレアチーズの口溶けやわらかなムース
いちごミルク(600円)
いちご飴(300円)
今回は、実際に私もSNSで目にしたことがあった、「いちご大福串」の粒あんとショコラ味、いちごミルクを購入してみました。ややお高めに感じますが、そのお味やいかに……。
人気メニュー「いちご大福串」480円、甘いものが苦手な人でも食べやすい!
まずは、「いちご大福串」のつぶあんから実食! いちごは、とってもフレッシュで、甘さと酸味のバランスも抜群です。そして、一口サイズの大福は、シンプルな味ではありますが、塩気がきいていてあんこが甘すぎず、お餅も柔らかくておいしい!
大福のショコラのほうは、チョコレートとしろあんを練り合わせていて、上からココアパウダーがかかっているんですが、想像よりも甘さ控えめで、ほんのりビターな味わい。つぶあん同様、甘いものが苦手な方でも食べやすいと思いました。
なにより、いちごと大福が別々に串に刺さっているので、それぞれの味をしっかり堪能できますし、最後はさっぱりといちごで締めたいという人は、一番上のいちごを串から外してとっておいて、大福から食べ始める……という食べ方も可能でしょう。
一つ要望としては、今回食べたつぶあんとショコラの大福を1本で味わえるよう「ミックス」した串があるといいなと思った次第です。
「いちごミルク」は味がイマイチ! 600円の強気価格は“思い出代”?
続いて、600円という強気な価格設定が気になった「いちごミルク」をご紹介。公式サイトによると、このドリンクには、北海道産の牛乳に自家製のいちごジャムが入っていて、使われているのは砂糖とレモン汁のみ。素材の味を生かした一品のようです。
ジャムが底に溜まっていたのでよく振ってから飲んだんですが、一口飲んであらびっくり! いちごの味が思いのほかおとなしく、「いちご“風味”のミルク」という感じ……。
人工的な甘さや香りは一切ないので、小さなお子さんも安心して飲めるドリンクだとは思うのですが、600円を出してまた飲みたいかというと、答えはノー。見た目だけでなく、味のクオリティを求める人には、コスパが悪い商品のように思います。
ただ、瓶のような見た目のプラスチックボトルや、ラベルシールのデザインは可愛いので、“映える”ドリンクという意味では、一石二鳥な商品なのかもしれません。写真映えすることは間違いなしですから、北海道や鎌倉に出かけた際に記念として買ってみるのはアリかも。“思い出代”としての600円が高いか安いかは、みなさんの判断にお任せしたいと思います(苦笑)。