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【春ドラマ視聴率】半沢直樹役に劇団ひとり登場も7.6%……『花咲舞が黙ってない』第5話は“微増”

ByAdmin

5月 15, 2024 #テレビ, #視聴率

 池井戸潤氏の人気小説を原作とした連続ドラマ『花咲舞が黙ってない』第3シリーズ(日本テレビ系/土曜午後9時~)。5月11日放送の第5話の劇中で、半沢直樹役の俳優が解禁となったが、視聴率は“微増”に留まったようだ。

目次

・半沢直樹登場も視聴率“微増”
・主演が変わると難しい?

『花咲舞が黙ってない』半沢直樹登場も視聴率は“微増”

 同ドラマは、日テレが新設した「土ドラ9(ナイン)」枠の第1弾。メガバンク「東京第一銀行」を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞(今田美桜)が、 支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を解決していく“痛快銀行エンターテインメント”だ。

 今シリーズから、主人公・花咲舞役が杏から今田美桜に切り替わった同作。4日に解禁された第5話の予告映像で、半沢直樹が登場することが告知され、ネット上で予想合戦が大盛り上がり。

 賀来賢人や片岡愛之助、山田孝之など数多くの名前が挙がっていたが、正解は劇団ひとりとだった。

「半沢役といえば、TBS系『日曜劇場』枠でシリーズ化された『半沢直樹』の主演俳優・堺雅人のイメージが定着しているだけに、『半沢を演じる勇気がある俳優は誰だ?』と注目されていました。誰が演じても否定的な声が飛び交うことは避けられない状況だけに、俳優ではなく人気芸人をキャスティングした点は『安全な橋を渡った』という印象も受けます」(テレビ誌記者)

 放送開始以来の注目度の高さであった第5話だが、平均世帯視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の7.3%から0.3ポイントの微増で、急上昇には至らなかった。

主演が変わると難しい? 『GTO』や『ストロベリーナイト・サーガ』の例も

 なお、同ドラマは2014年4月期の第1シリーズが全話平均16.0%、15年7月期の第2シリーズは14.5%を記録。これに対し、今作の第3シリーズは6~7%台で推移しており、過去のシリーズの約半分の数字に留まっている。そのため、ネット上では「主演が変わると難しいのでは?」という意見も見られた。

 主演俳優が変更された連ドラといえば、鬼塚英吉役が反町隆史からEXILE・AKIRAに変更された『GTO』や、姫川玲子役が竹内結子さんから二階堂ふみに変更された『ストロベリーナイト・サーガ』(ともにフジテレビ系)が思いだされるが、どちらもキャスト変更後に視聴率が大幅ダウンしている。

「一方で、長渕剛主演『家族ゲーム』(TBS系)が1983~85年に放送された約30年後、嵐・櫻井翔主演の『家族ゲーム』(フジテレビ系)が放送されましたが、後者は全話平均13.0%と健闘。さすがに30年近く空いていれば、前の主人公のイメージはさほど気にならないのかもしれません」(同)

 今期ドラマの中では決して下位ではないものの、大ヒットシリーズの続編ゆえにどうしてもハードルが上がってしまう『花咲舞が黙ってない』。今後、展開が盛り上がりを見せそうだが、数字は果たして……。


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