サイゾーウーマン編集部員が週替わりで近況をつづっていく「編集部コラム」。半径1メートルの身近な話からジャニーズや芸能ニュースのネタまで縦横無尽に話題が飛び出します!
こんばんは、編集部のNです。サイゾーウーマンの15年のプレイバックと、今春に卒業した編集部員についてお話させてください。
目次
・サイゾーウーマン、16年目が目前に!
・今春に起こったサイゾーウーマンの出来事
・J子が5月31日に卒業しました!
サイゾーウーマン、16年目が目前!
こんばんは、編集部のNです! サイゾーウーマンが今年9月で、なんと16年目を迎えます。長いような、そうでもないような? 今春にバタバタと起こった編集部周りの出来事もご報告しつつ、ここらでちょっと、サイゾーウーマンのこれまでを振り返ってみたいと思います。
女性サイトやニュースサイトがほとんどなかった16年前は、まさにmixiバブル! mixiに記事を配信すると漏れなくヒットするという調子で、ニュースサイトの醍醐味を味わっていました。
mixiの影響力が薄まりバブルが終わったあとは、livedoorやMSNなど時代時代でネット上に影響力を持つサイトが現れ、その恩恵に与ってきたものです。ポータルサイトが権力を持っていた時代、ありましたよね? その後、スマニューなども台頭してきました。
一方で、大手のヤフーさんの影響力もどんどん増していき、しかしサイゾーウーマンは現在までヤフーさんから敬遠され続けているという悲しい状況……。そして、忘れちゃならないGoogleさんからも、半年前くらいからわかりやすくそっぽを向かれてしまいました。
大変情けないお話ながら、現在のニュースメディアは、この2社に排除されたら生きていけない!! という感じなんですよね。サイゾーウーマンは2社から出禁状態みたいなものなんで、毎日毎日、ヤフーの記事に向かって「うちの記事のほうが内容濃いですけど!!」「こんなつまんない記事でランキング上位なの!?」と、怨嗟の言葉を吐いてます!
だって絶対、サイゾーウーマンの記事のほうが面白いんですもん!
いやいや、わかってます。ヤフーやGoogleに楯突く前に、この15年の中で自分たちがやれたこと、やるべきことがあっただろうというのは。本当にきりがないほど挙げられます。でもでも、それにしたってこの2社の影響力と権力がデカすぎないか? と思ってしまうんですよね。
今春に起こったサイゾーウーマンの出来事
そんな状況の中、編集部は「サイゾーウーマン」を継続するためにいろんなことを決断してきました。
長年の読者さんの中には記事のテイストや、取り扱うジャンルの変化を感じていた方もいるのではないでしょうか? 今春から飲食系の記事が増加した一方で、芸能ニュースはグッと減っているんです。
また、春にはいくつかの御長寿連載も最終回を迎えました。「女のための有名人深読み週報」「知られざる女子刑務所ライフ」「元極妻・芳子姐さんのつぶやき」、どれもサイゾーウーマンらしい斜めな目線、別角度から社会を見てみるコラムで私も大好きでした! ぜひ最終回も読んでみてくださいね。
連載が終了したり、記事が減るということは、それを担当してくださっていたライターさんや芸能記者さんともお別れを意味します。サイゾーウーマンでSMAPの解散などをスクープした重鎮の記者さんとも、3月末にお別れに。これはかなり大きな出来事でした。
そして実は5月31日を最後に、サイゾーウーマンで12年もやってきたJ子が退社となりました。
J子本人にブログで報告してもらうべきだったのに、編集部がドタバタで(進行管理が甘いところがサイゾーウーマンのダメなところ……)、みなさんにちゃんとごあいさつができず心苦しいばかりです。
それでも、読者の方と一緒にJ子らしさあふれる記事をプレイバックできたらなと思い、いくつか選んでみました!
テレ東『バス旅』ファンの60代女性に聞く、A.B.C-Z・河合郁人の名シーン3選――太川陽介を追い詰める“頭脳”と“ガッツ”
何度読んでも腹を抱えてしまう大大、大名作!! 私のサイゾーウーマンベスト3記事に入るお気に入りです。
「帰るときは三本足で帰ってった」珍宝館の名物館長・ちん子氏に学ぶエロと健康の表裏一体
タイトルのパンチがすごいし、内容も面白い! これぞ、失いかけているサイゾーウーマンらしさかもしれません!
「私の顔は他人のもの」整形女性の絶望に見いだす、コンプレックスにあがく人への救いとは?
化粧も加工も同じ――「NYLON JAPAN」編集長が語る、自撮り女子の自意識と“かわいい”の見せ方
自意識過剰? 「1日2時間シャッターを切る」自撮りをやめられない女たち
整形、美醜にがっぷり四つに組んできたJ子。今読み直しても、すごく刺さりますよ!
【幸福の科学学園1期生が語る1】「私は選ばれた人間」と思った――大川隆法氏登場に涙した入学式(追記アリ)
公開後、幸福の科学から連絡を受けたJ子が、粘り強く交渉して再編集した記事。とことんやりあって話し合った結果、先方の広報担当者にも一目置かれるようになったようです(ご丁寧に献本いただいています)。粘り強さと諦めなさがすごい!!
こうやってピックアップしただけで、J子の関心の幅と人としての面白さが出てますね!
J子とケンティーが重なるワケ
そんなJ子からは退社の話を受けたのは、3月上旬。有給の関係で仕事をするのは4月1日が最後になりそうだと聞いて、「待って、ケンティーと一緒じゃん!!」と口走ってしまいました。ちょうど中島健人が旧Sexy Zoneを脱退するのと同じ時期だったんですね。
しかも、J子が入社したのはセクゾがデビューした頃。それから12年がたち、ケンティーが同じタイミングで旅立つというんですから、なんとも不思議なものを感じざるを得ません!
12年もの間、サイゾーウーマンを作ってきたJ子。きっと彼女のことなので、新しい場所でも良い記事をたくさん世に出し、みなさんにその存在が知られることになるだろうと思います。そんな日を楽しみにしています!
そして「ケンティーがいないセクゾ、どうなっちゃうの?」という世間の不安は、グループ名を刷新して新メンバーオーディションを開催するという発表で、ひとまず“見守りますか”の態勢に落ち着きましたが、「J子のいないサイゾーウーマンはどうなっちゃうの!?!?」という不安は、これからの記事で払拭していきたいと思います。
16年目を迎えられるかどうか、今がまさに正念場。みなさんとサイゾーウーマンを楽しんでいられるよう、編集部一同で頑張ります!