第4話が7月22日午後9時より放送されるSnow Man・目黒蓮主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)。放送開始以降、民放公式動画配信サービス・TVerの“お気に入り登録”数が爆増している。
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『海のはじまり』、お気に入り登録145万突破
『海のはじまり』は、2022年に川口春奈と目黒が共演した同局『silent』の脚本家・生方美久氏、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーが再集結したオリジナル作品。
月9初主演の目黒は、大学時代の元カノ・南雲水季(古川琴音)の死後、自分との間に娘の海(泉谷星奈)が生まれていたことを初めて知る主人公・月岡夏を演じている。
同作の第1話は、配信開始後8日間で462万回再生を突破。8日間の再生数として、TVerで配信された全ドラマにおける歴代最高記録で、『Silent』が同期間で叩き出した443万回の記録を塗り替えた。
さらに、TVerのお気に入り登録数は145万を突破(7月19日時点、以下同)。放送中の夏ドラマでは、同作に次いで多い同局『新宿野戦病院』が82万ほどであるため、『海のはじまり』の独走状態といえる。
『Silent』は放送当時、お気に入り数が240万人を突破していたが、『海のはじまり』がどこまで数字を伸ばすか注目される。
「同ドラマは15日より、TVerオリジナル作品であるスピンオフドラマ『兄とのはじまり』の配信を開始。夏や海らメインキャラクターの人物像をより鮮明に描く作品だそうですが、フジがこれを自社の動画配信サービス・FODではなく、TVerで配信したのは意外。同ドラマはTVerでの集客を重視し、その数字を宣伝材料に使う戦略がうかがえるため、現状はフジの狙いどおりともいえます」(テレビ誌記者)
目黒蓮をプロデューサーが絶賛「一話ごとに進化」
一方、平均世帯視聴率は自己最高が第2話の8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、個人は4.6%。この数字は『Silent』の第2話より高いものの、コア視聴率では『Silent』を下回っている。
とはいえ、ネット上では「今期、一番面白い。キャスティングも最高」「生方さんのドラマの中で一番好き」といった賛辞が目立つ。
また、村瀬プロデューサーは第3話の放送後に自身のインスタグラムを更新し、「ラストの夏と海、二人のシーン。あのシーンの目黒くん、彼史上最高の芝居だったと思っています。海に向ける自然な笑顔、表情、仕草、すべてが最高でした」と目黒を絶賛。
続けて、「一話ごとに、経験を積むごとに日々進化していっている役者・目黒蓮。一緒にこのドラマを作れている僕は本当に幸せです。まだまだ、もっともっと先まで行こうね」などとつづっている。
「村瀬プロデューサーの投稿は、多くの目黒ファンを喜ばせたようです。さらに、劇中で夏が使用しているマグカップが公式グッズとして2,200円で販売されていますが、フジのネットショップでは売り切れ(18日時点)。無地でベージュ一色というデザインながら、バカ売れしているようです」(同)
目黒の脇を固める有村架純や大竹しのぶの熱演も話題の『海のはじまり』。クセの強い脚本も見どころだけに、今後の展開に注目したい。