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  • 火. 9月 17th, 2024

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大野智、シングルマザーとの過去の恋愛を掘り返す「女性セブン」の意図とは?

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

目次

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
大野智の過去の恋愛を掘り返す「女性セブン」記事の謎
「週刊女性」恒例アンケート企画3本のうち唯一面白かったもの
細川たかしをいじる「週刊女性」

 オリンピック絡みでトンデモ事件が。お笑い芸人のやす子が「生きているだけで偉いので皆 優勝でーす」とXに投稿したところ、ユーチューバータレントのフワちゃんが「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」と書き込み大騒ぎに。何かの間違いかと思うほど、ひどくてびっくり。こんなことあるの? とすら思う。今後何らかの展開がありそうな、トンデモ事件だ。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第710回(8/1~8/6発売号より)
1位「大野智 夢を叶えた南国リゾートに咲かせたあの『嵐の花』」(「女性セブン」8月22・29日号)
2位「芸能界 代役“下克上”ランキング」(「週刊女性」8月20・27日合併号)
参照「日本代表歴代オリンピアン イケメンランキング」(「週刊女性」8月20・27日合併号)
参照「パリ五輪で『見たくない!』タレントランキング」(「週刊女性」8月20・27日合併号)
3位「酷暑を乗り切る! 細川たかしうちわ」(「週刊女性」8月20・27日合併号)

大野智の過去の恋愛を掘り返す「女性セブン」記事の謎

 「女性セブン」が大野智の宮古島リゾート計画の進捗状況を報じている。3年前から竣工し、けっこう前から完成間近といわれていたが、なかなか完成しなかった大野のリゾートホテル。しかし、今度こそ完成間近なのだという。

 記事によると「4つのヴィラと、アトリエや住居スペースを含む建物の工事は完了し、あとは庭の整地などを残すのみ」らしい。また屋号には「大野が好きな花に挙げる“蓮”の文字が含まれている」という。もしオープンとなれば、宿泊費はかなり高額にはなると思うが、客は殺到するんだろうな。ヴィラ4つだから、すごい激戦だろうが。

 だが、記事のメインは、このリゾートホテルのことではなかった。“蓮”は大野が強い思い入れをもった花であるだけでなく、元交際相手のBさんも“蓮”の花のタトゥーを入れていたとして、過去の恋愛を掘り返していったのだ。「大野とBさんは’18年頃に悲しい別れを迎えたが、その後も大野は蓮を描き続けた。そして、かつてふたりが将来を夢見た南国リゾートが現実になろうとしている」――こんなロマンティックな文章を駆使して、だ。

 そして記事では2017年6月、ジャニーズ事務所を退所する覚悟で嵐の脱退を申し出たが、同時期、都内でBさんと半同棲生活を送り、将来のことを話し合っていたこと、相手のBさんはシングルマザーで、大野はその子どももかわいがり、宮古島にも連れて行ったことがあり、宮古島でBさんと暮らすために広大な土地を購入したという、いくつもの“交際エピソード”まで紹介した。そして破局後、大野はカラオケで嵐の失恋ソング『僕が僕のすべて』を歌っていたことも。

 しかし謎だ。なぜ、わざわざ過去の恋愛をこんなに詳しく掘り返す必要があるのか。これら元交際相手のBさんとの交際については、すでに知られた話でもある。そもそもBさんとの熱愛が発覚したのは、嵐の活動休止直前に「週刊文春」(文藝春秋)が報じたものだった。すでに13年頃から交際が始まったが、19年に破局したというのがこの女性だ。その後、ネットではこのBさんとのプライベート動画&写真が大量流出し、大きな話題になった。

 すでに使い古されたネタ――。なのに――しかも媒体は元ジャニーズ御用達の「セブン」だ。そんな「セブン」が、なぜわざわざ大野の過去の恋愛を蒸し返す必要があるのか。なんとも不自然だ。

 そこで思い起こされるのは、今年「セブン」5月9・16日号に掲載された独占告白記事だ。活動再開のキーマンともいわれる大野が、「セブン」の直撃に答え、初めてメディアの取材に対し口を開いたのだ。それに続いて今回の“過去の恋愛掘り返し記事”。これって大野自身の意思なのか――。やはり嵐、何かある――。

「週刊女性」恒例アンケート企画3本のうち唯一面白かったもの

 もう驚かない。恒例になった「週刊女性」の“アンケート企画特集”。今回もパリ五輪に関してのアンケート企画が2本と、別のものが1本で計3本も。まずは「日本代表歴代オリンピアンのイケメンランキング」だって(笑)。ちなみに北島康介、平野歩夢、内村航平、室伏広治などがランクイン。なるほど。そして、お次は「パリ五輪で『見たくない!』タレントランキング」。盛り上がりに水をさすキャスターとして宮根誠司や櫻井翔、明石家さんまなどがランクイン。ふーん。

 そして最後だが、これだけは面白かった。それが「代役“下克上”ランキング」だ。不祥事や病気などでドラマや舞台を降板した俳優や芸能人に代わり、代役として抜擢され、それがきっかけで大ブレイクした人々。

 沢尻エリカの代役としてNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で大ブレイクした川口春奈は記憶に新しいが、なんと明石家さんまも! かつて『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)でブラックデビルを演じていた高田純次がおたふくかぜに。そこで、たまたまスタジオに残っていたさんまが代役となった。忘れてたけど、あったね。懐かしい! 

 そして映画『積木くずし』で主役のはずだった高部知子(当時15歳)がベッドで喫煙。代役となったのが渡辺典子! これまた懐かしい! 

細川たかしをいじる「週刊女性」

 そして3位は同じく「週刊女性」なのだが、これには驚いた!! 記事中に突如として現れた細川たかしの巨大な顔! しかもカラー! 点線に沿ってその顔を切り取ると、うちわになるらしい。すごい強烈なビジュアルうちわだ。

 そして、その後に続くは、こぶしたかしのうちわ! 昨年は22歳年下の女性と再婚し、来年はデビュー50周年、さらにドクロ私服やTikTokなどで若者を中心に再ブレイク中の細川だが、こんな“いじり企画”をする「週女」、おもろい。そして乗っかる細川もえらい! 


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By Admin