全国に続々と新店舗をオープンし、2031年度にグループ売上2兆円を目指しているスーパーマーケット「ロピア」。そこで年に一度開催される「野菜の日」セールの様子をレポートします!
目次
・ロピア「野菜の日」とは?
・ロピアの「事業部制」
・野菜売り場をチェック
・肉だけでなく野菜も安かった
※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年8月29日の情報です。
【ロピア】年に一度の「野菜の日」とは?
低価格路線で全国に店舗を増やし、テレビで特集されることも多いロピア。首都圏を中心に全国で約100店舗を展開しており、近年は関西地方でも拡大しているほか、昨年8月には東北地方進出も果たしました。
さらに、最近は閉店相次ぐイトーヨーカドー跡地に続々と出店。「2031年度にグループ売上2兆円」という目標を掲げており、今後も快進撃が注目されます。
売り場はというと、精肉店「タカラヤ」として創業した会社ということもあり、お肉売り場は「質が良くて安い!」「品揃えがすごい!」と好評。一方、青果売り場については「肉売り場ほど安く感じない」「ほかのスーパーと大差ない」といった正直な口コミも見て取れます。
そんな肉のイメージが強いロピアですが、毎年8月31日を「野菜の日」と定め、野菜の特売イベントを開催しています。というわけで、「野菜の日」の売り場を調査するため、ロピアへ行ってきます!
【ロピア】ほかのスーパーと違う「事業部制」とは?
店舗に到着。売り切れや品薄を避けるため、午前中に訪れました。
この店舗のカートは、カートの投入口に100円を入れないと使用できないシステム。買い物後に元の場所へ戻すと、自動的に100円が戻ってきます。
「野菜の日」の案内ポスターには、「チーフの本気見せます!」という自信満々の煽り文句が!
ちなみに、スーパー業界は統括する本部が買付やプライベートブランドの商品開発を行うのが一般的ですが、ロピアは各売場のチーフが自ら買付を行い、販売価格まで決定する“事業部制”を採用。この「100%売場主導」が、その地域に合った品ぞろえを実現するのだとか。
【ロピア】「野菜の日」の売り場をチェック!
週末の午前11時頃に店内へ入ると、野菜売り場がいつにもまして客であふれ、細い通路は少々渋滞気味となっていました。さすが「野菜の日」、すごい人気です!
早速目に入ったのは、「なすと長ねぎは よりどり2点で300円(税込324円)」の案内。長ねぎは「3本で1束」なので、長ねぎ6本で324円は「チーフの本気」を感じずにはいられません。
筆者はロピアで「よりどり」の売り方をあまり見たことがなかったので、驚き! こうしたイベント性のある売り方は購買意欲がそそられますね。
ほかの棚を見渡すと、値段の掲示に「野菜の日!見逃し厳禁!」と書かれた商品が散見されます。この日は、普段100g当たり90円前後の蓮根が、100g当たり63.72円で売られていて、特に安く感じました。
そのほかに、ミニトマト(100g当たり106.92円)、天狗枝豆(322.92円)などに「野菜の日」と書かれていたので、これもおそらく特価なのでしょう。
そんな中、筆者は特に人が群がっていたとうもろこし(117.72円)と、ダイエット食としても優秀なえのき茸(85.32円)を購入。
ちなみに、「イトーヨーカドーネットスーパー」ではえのき茸が139円(9月2日時点)だったので、85.32円は結構お得に買えたといえそう。
【ロピア】野菜も頑張ってた! アキダイとのコラボ商品もおすすめ
精肉売り場ばかりフィーチャーされがちなロピアですが、野菜売り場も頑張っていることが判明! 特にこの店舗では「野菜の日」になすと長ねぎの「よりどり」販売を行っていて、ワクワクしました。
また、ロピアは近年、同じOICグループに属するスーパー「アキダイ」の名物社長とコラボした「アキダイ社長の目利きで仕入れた」シリーズが定着しつつあり、筆者は特に「アキダイ社長の目利きで仕入れたでかしめじ!」を見かけたら買うようにしています。
というのも、石づきがなく、あらかじめほぐされている上、大容量だから気兼ねなく使えるんです!
筆者はこれまで「でかしめじ」と「でかえのき」にしか出会えていませんが、このシリーズがもっと増えることをひそかに願っております。
なお、この店舗では2日前の8月29日にも精肉の特売イベント「パニックセール」を開催していました。ロピアではこうしたお祭りイベントを定期的に行っているので、今後も見逃さないよう、公式アプリや店頭ポスターをくまなくチェックしようと思います!