9月17日放送の第11話で最終回を迎えた松本若菜主演ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系、火曜午後10時~)。ハッピーエンドだったことに加え、続編を示唆するような意味深シーンが話題だ。
目次
・最終回のあらすじ
・最終回の視聴率は?
・旧ジャニーズ俳優を積極起用
『西園寺さんは家事をしない』最終回のあらすじは?
ひうらさとるの同名漫画を原作とする同ドラマは、仕事はできるが一切家事をしない主人公・西園寺一妃(松本)と、9歳年下の訳ありシングルファーザー・楠見俊直(SixTONES・松村北斗)、その娘・ルカ(倉田瑛茉)が「偽家族」として同居することになるハートフルラブコメディ。
※以下、『西園寺さんは家事をしない』最終回のネタバレを含みます。
最終回では、ルカが「さようなら」とメモを残し、突然家出。西園寺さんと楠見は、互いに恋心を抱いてしまったことでルカを傷つけてしまったのではと罪の意識を感じつつ、ルカを探し続ける。
ルカのために“偽家族”はどうあるべきなのか、何が正解なのかを考え続ける西園寺と楠見。話し合い、思い合い、“家族”を築いてきた西園寺たちが、ある答えにたどり着く――。
最終回の平均世帯視聴率は6.5%
明るく爽やかなラストに、ネット上では「もう3人の笑顔を見られないなんて、完全にロスだわ……」「3人のドタバタをもっと見ていたかった」といった放送終了を惜しむ声が続出している。
「“西園寺さんロス”を訴える人が相次ぐ中、『シーズン2ありそう!』『次はスペシャルドラマかな?』と続編を期待する声も。というのも、ラストでルカがカメラ目線で『See you soon, I hope!(また会いましょう!)』と言ったためで、“匂わせ”と話題になっているんです。同作は特にTVerでの反響が大きかったようですから、続編制作の可能性は十分にあるのでは?」(テレビ誌記者)
同枠といえば、昨年10月期~今年4月期に放送された3作品が初回で平均世帯視聴率5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、スタートダッシュが切れていない印象であった。
だが、今クールは7.3%で好発進し、その後も概ね6%~7%で推移。最終回は世帯6.5%、個人3.7%で、跳ね上がりはしなかったもののまずまずの印象だ。
TBSは旧ジャニーズ俳優を積極起用
一方、TVerではお気に入り登録数が105.6万(18日現在)まで増加。今期連ドラで100万を超えたのは同作と『海のはじまり』(フジテレビ系)、『ブラックペアン シーズン2』の3作品で、すべて旧ジャニーズ俳優が主演、もしくは2番手で出演している。
「今期のTBS系GP帯ドラマは、『西園寺さんは家事をしない』に加えて嵐・櫻井翔が出演した『笑うマトリョーシカ』で旧ジャニーズ俳優を2番手に起用しています。同局は10月8日スタートの『あのクズを殴ってやりたいんだ』でもKis-My-Ft2・玉森裕太を2番手にキャスティングしており、冬には木村拓哉主演『グランメゾン東京』のスペシャルも放送予定。旧ジャニーズタレントの新規起用を控えているテレビ東京とは違い、TBSは積極起用している印象です」(同)
熱心なファンも多かった『西園寺さんは家事をしない』。続編はあるだろうか。