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Hey!Say!JUMP、1年4カ月ぶりシングルが初日18万枚超え! 前作超えの好スタート

 Hey!Say!JUMP(以下、JUMP)のニューシングル「UMP」が、9月24日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で初登場1位に輝いた。1年4カ月ぶりのシングルリリースで、ファンが待ち望んでいた今作。初日から18万台という好スタートを切った。

目次

Hey!Say!JUMP、1年4カ月ぶりのシングル発売
有岡大貴&高木雄也、新曲発売は「粘ったおかげ」
新曲「UMP」は初日18万枚売り上げ

Hey!Say!JUMP、「想いを詰め込んだ」1年4カ月ぶりのシングル「UMP」発売

 「UMP」は、U盤:初回限定盤1、M盤:初回限定盤2(CD+DVDまたはBlu-ray)と、P盤:完全生産限定盤、通常盤(CDのみ)の4バージョンで発売。JUMPが所属するレコード会社・Storm Labelsの公式サイトによると、グループ結成・CDデビューから17年となる今年、「グループとしての新たな代表曲となる作品を届けたいという想いのもと企画」(原文ママ、以下同)された楽曲だという。

 メンバー8人が楽曲選びや制作に携わり、ロックバンド・sumikaの片岡健太が作詞を担当した「UMP」はJUMPの「想いを詰め込んだ作品」に仕上がったそうだ。

 なお、JUMPは昨年10月12日にファンクラブの会員サイトで動画をアップし、2007年リリースのデビュー曲「Ultra Music Power」を“封印”すると宣言していた。

「ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題によって、『ジャニーズ』の名のつくものは次々と名称変更に至りました。『Ultra Music Power』には『J Johnnys’』という歌詞が含まれていることもあり、メンバーの強い意志で『歌わない方がいい』という判断になったと、事情を明かしていたんです」(男性アイドルに詳しい記者)

 こうした経緯もあり、新曲「UMP」を「新たな代表曲」にしたいと、本人たちは意気込んでいたのだろう。

 なお、JUMPは昨年10月に初のデジタルEP「P.U!」、12月にはアルバム『PULL UP!』をリリースしたが、シングルは同年5月の「DEAR MY LOVER/ウラオモテ」以来、発売がなかったため、「UMP」は1年4カ月ぶりの新作となった。

「今年7月期の連続ドラマでは、メンバーの山田涼介が『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)で主演を務めましたが、主題歌は歌手・Adoが担当。ネット上の一部JUMPファンは『なんで主題歌がJUMPじゃないの!? 主演は山田くんなのに……』『JUMPのシングルはいつになったら出るの?』と、ショックを受けていましたから、待望のリリースとなりました」(同)

Hey!Say!JUMP・有岡大貴&高木雄也、新曲「UMP」は「粘ったおかげで出会った」

 ただ、ファンがしびれを切らしている間にも、JUMPサイドは水面下でニューシングル発売に向けた計画を進めていたようだ。

 有岡大貴と高木雄也がパーソナリティを務めるラジオ番組『JUMP da ベイベー!』(bayfm、9月21日放送)では、リスナーから届いた「制作をする上での裏話」に関するリクエストメールを受けて、2人が「UMP」の制作秘話を明かした。

 まず高木が、「実はね、これ言っていいかわからないけど。もっと前にさ、曲を出すみたいな話もあったんだよね。だけど、みんな粘ったんだよね。でも、その粘ったおかげで(『UMP』に)出会った」と告白。

 ニューシングル発売へ動き出そうと、今年上半期にメンバー間で話し合いを行ったものの、「なんか、みんな納得がいかない」状況だったそう。その後、あらためてシングルについて考えていた際、メンバーの知念侑李から「次のシングルは『UMP』でいくのはどう?」と、提案があったという。

 また、有岡は「みんなそれ(知念の意見)に賛同して。で、『UMP』でいくのであれば、大事に大事に、慎重に。“時間をかけて作っていこう”っていうことで。このタイミング」での発売になったと説明。

 そのおかげで、「9月24日の(グループ)結成日に出せる」と感慨深げに振り返り、高木も「本当、巡り合わせだよね。いろんなことの。タイミングと。だから楽しみだったっていうのもある。ずっと発表が」と、うれしそうに話していたのだった。

Hey!Say!JUMP、新曲「UMP」は初日売り上げ18万枚で前作超え

 こうして満を持しての発売となった「UMP」は、初日の売り上げは18万473枚で、前作「DEAR MY LOVER/ウラオモテ」(3形態)の初日記録・17万9,481枚を上回った。

 なお、JUMPのシングルは17年12月発売の「White Love」(初日16万6,949枚)以降、22~28枚目まで初日10~14万台を推移。30枚目の「群青ランナウェイ」(21年8月発売)で初日16万5,892枚と、大きく跳ね上がったあと、31枚目の「Sing-along」(同11月発売、初日8万8,102枚)、32枚目の「area/恋をするんだ/春玄鳥」(22年5月発売、初日16万3,885枚)で再度下降していたが、「UMP」(初日18万台)で再び巻き返しに成功した。

 「DEAR MY LOVER/ウラオモテ」は3形態、今作は4形態でのリリースとあって条件は異なるものの、ファンの期待が初日の売り上げに現れる結果となったといえるだろう。

 この勢いで、前作の初週記録(24.2万枚)を超えられるのか、週間ランキングの結果にも注目だ。

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