鮮魚や惣菜が「圧倒的においしい」と話題の鮮魚小売りチェーン「角上魚類」。ここの名物弁当を実食して、味をレポートします。
目次
・角上魚類のお弁当が人気!
・「パエリア」700円を実食
・ご褒美ランチにちょうど良い
※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年10月11日の情報です。
【角上魚類】売上高が過去最高! お弁当も人気
新潟県長岡市に本社を置く角上魚類ホールディングスが運営する角上魚類は、関東を中心に23店舗を展開。創業者兼会長の栁下浩三氏いわく、「売上高や店舗数ではなく“質”で「日本一の魚屋」を目指しているそうです。
そんな質にこだわる経営方針が実を結び、近年の売上高は右肩上がり。2024年3月期連結売上高は前期比4.5%増の426億5,900万円で、自己最高を記録したといいます。
また、プロの目利きで仕入れられる鮮魚はもちろんですが、店舗で調理されたお弁当や総菜も「少し高いけど抜群においしい!」と評判。売り場には、本まぐろを使用したパック寿司や大きな穴子天などがのった「海鮮天丼」(700円)がずらりと並んでいます。
そこで今回は、「海鮮天丼」と並んで“角上魚類の名物”といえるお弁当を紹介します。
【角上魚類】「パエリア」(700円)を実食!
こちらが今回紹介する「パエリア」です。
実は筆者、売り場でこのパエリアを見るたびに「おいしいのかな?」とかなり気になっていたものの、「海老や貝の殻を剥きながら食べるのが面倒くさそうだな」という理由で手が伸びなかったんです……というわけで、今回は初購入となります。
トッピングの海鮮は、有頭えび、たら、いか、たこ、ムール貝、あさりの6種類。
早速スプーンですくって食べてみると、凝縮した海鮮の旨味がサフランライスにしみ込んでいて、想像を超えるおいしさ!
原材料を見ると、えびエキス、漁醤、貝エキスなどが味付けに使用されている様子。複雑で奥深い味がするのも納得です。
中央に2尾のっていたえびは、殻がとてもソフト。剥かずにそのまま頭から尻尾までバリバリといただけました。
売り場で「殻を剥くのが面倒くさそう」なんて思っていた過去の自分が恥ずかしい!
トッピングの食材は、一つひとつが丁寧に調理されており、それぞれ違った食感と上品な旨味が楽しめました。中でもたらは身がしっかりとしていて、食べ応えがあります。
【角上魚類】「パエリア」は“ご褒美ランチ”にちょうど良い
和食がメインの角上魚類の惣菜コーナーにおいて、少々異彩を放っていたパエリア。食べてみたら魚介の旨味がたっぷりで、「角上魚類が作る意味」が十分に感じられる逸品でした。
また、1人で食べるのにちょうど良い量なので、数人でシェアするというよりは、自分への“ご褒美ランチ”に最適かなと。角上魚類の定番弁当「海鮮天丼」と同じ値段なので、今後売り場で「今日は天丼にするか、それともパエリアか……」と悩ましい時間を過ごすことになりそうです。
ほかにも魅力的な弁当&惣菜が目白押しの角上魚類。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。