5月放送の『ジョブチューン』(TBS系)でジャッジされたイオンのトップバリュ商品。パーフェクト合格となった5品のうち、「ガパオ」を実食レビューします。
目次
・【イオン】トップバリュ、売上高は1.4兆円
・『ジョブチューン』パーフェクト合格の「トップバリュ」5品は?
・パーフェクト合格「トップバリュ」の「ガパオ」実食!
【イオン】トップバリュ、売上高は1.4兆円
イオンのプライベートブランド「トップバリュ」。その売上高は、2024年2月期で1兆4000億円となり、1兆円の大台を突破しました。好調の波は継続中で、24年3~8月の売上高は前年比7%増の5362億円。
さらに、昨今の物価高を受け、イオンは10月末までに「トップバリュベストプライス」の約100品目を増量。たとえば、「トップバリュベストプライス」つぶあんぱんは、通常5個で138.24円を6個にして同一価格をキープしています。そして11月中旬からは、一部商品を値下げすると発表しています。
吉田昭夫社長によれば、今後は「トップバリュの中でもベストプライスの新商品・リニューアル、増量企画などで価格の打ち出しを強める」とのことです。
『ジョブチューン』パーフェクト合格の【トップバリュ】5品は?
5月18日の『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)で、一流料理人がイオンのPB「トップバリュ」をジャッジする「イオントップバリュ×超一流料理人」がオンエアになりました。
その結果、パーフェクト合格となったのは「むね肉から揚げ」「ガパオ」「タスマニアビーフ100%ハンバーグステーキ」「手仕込みローストビーフシルキーカット」「ギョーザ」の5品。中でもシェフたちの絶賛が印象に残る「ガパオ」を今回実食します。
イオンの冷蔵品コーナーの一角では、ガパオが特に押し出されています。「おうちで楽しむカフェごはん」シリーズの一つのようで、『ジョブチューン』で合格した「牛肉のボルシチ」も並んでいました。筆者ははじめ、店内のレトルト品コーナーをくまなく探してしまったのですが、お惣菜などと同じコーナーに展開されていたので、お求めの方はご注意ください。
実際のパッケージはこちら。「ホーリーバジルで炒めた本場タイの味」(429.84円)の言葉に期待が募ります。
なお、番組では同じくトップバリュの「ジャスミンライス」と一緒に食べており、シェフたちはガパオだけでなくライスの味にも感心していました。ガパオを食べるなら絶対にジャスミンライスはつけたかった、と担当者が熱弁していたので、今回セットで購入したかったのですが、残念ながらどこにも見当たらず……。
原材料は鶏肉、大豆油、ホーリーバジル、魚醤など。原産国はタイです。
『ジョブチューン』パーフェクト合格【トップバリュ】の「ガパオ」実食!
レンジで加熱後、白米と一緒にいただきます。1袋130gとのことで、量的には1人分にぴったり。レンジで加熱中から食欲を刺激する良い香りが漂ってきて、食べるのが待ちきれません!
口にすると、「うまっ!」の直後に「辛っ!」がほど同時に感じられます。そしてあとからナンプラーの味わいと香りが広がって、本格的な味わい。番組で審査員が「ギリギリ攻めた辛さ。お子様にはツラいかな」と言っていたように、たしかに子どもにはムリな辛さですね。でも、大人にはたまらないおいしさ! 汗がじわっと額ににじんできます。
一口食べると、次に次にと手が止まらない辛さで、ジュワっと味がしみた鶏肉も◎。肉のサイズは1cm四方くらいの大きさもあれば、ほぼミンチ状態のものもあって、ランダムなのが食感の楽しさにもなっています。
ホーリーバジルの量は思ったより控えめで、筆者には香りもそこまで感じられませんでした。
写真からもわかるとおり、容赦なく唐辛子が使われているので、どこを食べても漏れなく辛い! でもその辛さとナンプラーの旨味が食欲を刺激して、あっという間に完食。「429円でこれが食べられる。これはもう、レストラン困るんじゃないか」と審査員が評価するのも納得しかない、本当に満足度の高い一品でした。
似たような商品に、無印良品「ごはんにかける」シリーズのガパオがありますが、個人的にはトップバリュのほうが断然好み。こんなにリピしたいと思えるものに出会えるとはうれしい誤算ですが、魅力に気がつくまで放送から半年もかかってしまって後悔しきりです。次回は、ジャスミンライスと一緒に楽しみたいと思います!