• 火. 12月 31st, 2024

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『紅白』にSTARTOタレントが出ないワケとは? 女性週刊誌が報じる舞台裏

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 またしてもビッグカップルが誕生した。岡田将生と高畑充希の結婚だ。芸能マスコミもノーガードだったようだが、岡田は2022年にフジテレビ・鈴木唯アナと、そして高畑は21年に坂口健太郎と、それぞれ破局が報じられた数年後の結婚ということは興味深い。同じ時期に破局した2人が急接近。なんだか過去にも同じような事例があったような――。

目次

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
『紅白歌合戦』をめぐるNHKとSTARTO社の関係
竹内涼真の妹・たけうちほのかと、とろサーモン・久保田の半同棲報道で気になること
不倫が芸能活動にほぼ影響がない稀有な存在

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第725回(11/21〜11/26発売号より)
1位「Snow Man、B’z『紅白歌合戦拒否』彼らの生き様」(「女性セブン」12月5日号)
同「Snow Man暗闘!『紅白にはもう出ない』」(「週刊女性」12月10日号)
2位「竹内涼真呆然 溺愛妹たけうちほのかが18歳年上『嫌われ芸人』とろサーモン久保田かずのぶと半同棲目撃撮影」(「女性自身」12月10日号)
3位「山田Eyeモード 不倫劇は両成敗?」(「女性セブン」12月5日号)

紅白歌合戦をめぐるNHKとSTARTO社の関係

 (悪い意味で)何かと注目されていた今年の『NHK紅白歌合戦』だが、11月19日の出場歌手発表で、さらに波紋を呼んでいる。今回の『紅白』で最大の注目点が旧ジャニーズ(現STARTO社)の“復帰出場”、特にSnow Manの出場だったが、しかし結果はSnow Manどころか“STARTO社の出場者ゼロ”というものだった。

 この事態を受け、「女性セブン」と「週刊女性」がその“深層”を報じているが、双方が指摘しているのがNHKの責任、失態、そしてご都合主義だ。

 まずは「セブン」。昨年、ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、旧ジャニ出演がなかった紅白は視聴率が過去最低だったことで、起死回生を狙うNHKの内情をこう紹介している。

「今年はスタートエンタのアーティストの出場が至上命令でした、特に、いまいちばん勢いのあるSnow Manに関しては『絶対に出させる』と厳命がくだり、猛アプローチをかけていたんです」(NHK関係者のコメント)

 そして「セブン」はNHKの姿勢をぶった切った。

「ファンとの新しい年越しの形(年末の動画配信)を見つけた彼らにとって、手のひらを返したように出場をオファーしてくるNHKのスタンスは、あまりにご都合主義だと受け止めたのかもしれません」(芸能関係者のコメント)

 NHKのご都合主義にあきれたということだろうが、それも当然だろう。

 そして「週女」は、さらに興味深い舞台裏を報じている。それは今回のSnow ManほかSTARTO社の出場ナシの背景に、“あの番組” との大きな関連があったという指摘だ。“あの番組”とは10月20日に放送されたNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』。本欄でも当時、この番組の“最悪さ”を指摘したが、STARTO社とそのタレントたちもまた、この番組に激怒したというのだ。

「そもそも一部の所属タレントは、Number_iなどの“元ジャニーズ”がNHKで重宝されていることへの不満を以前から募らせており、『そんな中での「Nスペ」でしたから、余計に怒りを買ってしまったそうです。そのため、年内に予定していたNHKの番組への出演を取りやめたといいます。特に、Snow Manの一部のメンバーが強く反発して“紅白はもう出ない”ということになったんだとか』」

 STARTO社サイドが番組のどんな内容、どの部分に激怒したのかは記事から不明だが、確かに『Nスペ』はひどい代物だった。中でも一番ひどかったのがNHK自身のあまりの無責任ぶりだ。

 旧ジャニとNHKの関係について番組では「職員やOB40人を取材、問題意識の低さやタレントの起用についての証言はあったものの背景を明確に語れる人はいなかった」という短いナレーションだけで終わらせたのだ。40人もの“身内”にどんな取材やアプロートをしたかなどの詳細も明らかにすることなく、まるで他人事のようにジャニーズ性加害問題を特集したNHK。

 さらに『Nスペ』放送の直前の10月16日には、稲葉延雄会長が定例会見でSTARTO社タレントの起用再開を表明、そして4日後に放送された『Nスペ』で、これら一連の動きは“禊をすませたNHKがSTARTO社タレント『紅白』復帰の布石”などとも言われたが、しかし逆にSTARTO社との関係を悪化させる結果となったようだ。

 今年も“過去最低な視聴率”を更新するのは間違いないかも。

竹内涼真の妹・たけうちほのかと、とろサーモン・久保田の半同棲報道で気になること

 竹内涼真の妹でタレントのたけうちほのかと、とろサーモン久保田かずのぶの半同棲を「女性自身」が報じている。正直、ふーん、という感想しかないが、少し興味があったのは兄・涼真の反応だ。

 記事によると、ほのかは好きな人ができると兄の涼真と弟で歌手の竹内唯人に相談してから交際を決めるらしい。兄はどんな反応だったのか、これは興味がある。しかし「自身」記事では兄への取材はなし。大変残念だ。だが、もうひとつこの記事を巡っての“場外話題”が引っかかった。

 それは11月23日、久保田が盗撮被害を受けているとXに記していたことだ。そこには「糞マスコミへ」としてマンションの周辺で撮影や尾行してくる人間がいること、そして、この行為が“ほぼ犯罪”だとして「芸能人盗撮の撮影罪の法定刑は、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金です。警察に届け出も考えてます」と怒りを表明したことだ。おそらくこれは今回の「自身」、もしくは他社マスコミの張り込みのことだろう。

 でも“法定刑”って(笑)。確かに肖像権、プライバシー侵害などで民事の損害賠償の対象となる可能性はあるが、マスコミが芸能人を熱愛など報道目的で撮影報道することは、特殊なことがない限り罪に問われる可能性は低いと思うけど。

 そもそも「自身」記事によると、ほのか自身、写真週刊誌『フライデー』(講談社)のインタビューで「いつか出会う運命の人と、フライデーさんに熱愛スクープされたいです」と語っていたというしね。

 そして今回の熱愛報道少し前の11月14日、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で “彼氏”のSNSの女性フォロワーを裏アカでチェックして浮気をしていないか“パトロール”していることを明かして話題になったほのか。その“彼氏”が久保田だったと考えると――。まあ、どうでもいいか。

不倫が芸能活動にほぼ影響がない稀有な存在

 放送作家でコラムニストの山田美保子連載「山田Eyeモード」の不倫考察が面白い。ここ最近不倫が発覚した国民民主党の玉木雄一郎代表と、不倫とは知らずに妻子ある男性と付き合っていた鈴木紗理奈を頭に、芸能界の不倫史を紐解き考察する。

 その締めに持ってきた芸能人が斉藤由貴だ。これまで何度も不倫を報じられるも、その度復活、17年にW不倫が報じられた60代医師と現在でも関係が続いていると報じられているが、何の影響もなくドラマやバラエティに出続けている斉藤だ。山田は斉藤に関してこう記している。

「相手の家庭が壊れてもご自分は離婚せずに、恋に生きる。それが女優としての役柄にも生きている稀有な存在であり、彼女の美しさにもつながっているのですから尊敬してしまいます。本当にお強い」

 確かに。不倫が芸能活動にほぼ影響がない稀有な存在であり、不思議としか言いようがない。

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