下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
さもありなん。ジャニーズ性加害問題で芸能界を引退し、性加害補償のため「SMILE-UP.」の社長に専念していた東山紀之に、復帰説が浮上している。
補償業務が一段落したというタイミングらしいが、いまだ高感度の高い東山は特にテレビが使いたいのだろうな。旧ジャニタレントのNHK出演再開などもあり、来年は「STARTO ENTERTAINMENT」の本格巻き返しなるか。マスコミの動きとともに注目だ。
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・綾瀬はるかとSixTONES・ジェシーの結婚が無期限延期!?
・伊藤沙莉も結婚できない?
・藤原紀香の事務所倒産と芸能界のドンとの関係
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第726回(11/28〜12/3発売号より)
1位「綾瀬はるか 『結婚は無期延期』11歳年下恋人の変心で不惑の決断」(「女性自身」12月17日号)
2位「伊藤沙莉 18歳年上恋人と『結婚できない』複雑胸裡」(「女性自身」12月17日号)
3位「藤原紀香ショック!『ギャラ未払い』『4000万円横領』“恩人”の非情な裏切り」(「週刊女性」12月17日号)
綾瀬はるかとSixTONES・ジェシーの結婚が無期限延期?
記事を読むとかなり雲行きが怪しい。熱愛と同時に“結婚も間近か”と報じられている綾瀬はるかとSixTONESのジェシー。綾瀬は来年3月で40歳を迎えることから、このタイミングで結婚するのではとささやかれていた。が、しかし「女性自身」によると状況は芳しくないらしい。
まずSixTONESは来年1月にデビュー5周年を迎えることから、25年1月から4月までは5大ドームツアーが予定されており、さらに3月にはジェシーの主演映画が公開予定だ。さらに舞台にも本格進出、そして26年の6周年もグループ名“Six”に関連することから、SixTONESはさらにグループ活動に重点を置いていく方針らしい。
つまりジェシーは数年後まで大忙しというわけだ。これまで綾瀬の結婚に前のめりと報じられてきたジェシーだが、しかしこうした状況下にあって“変心“したと「自身」は伝えている。
「(熱愛発覚直後)批判を受けて気がついたファンの本音や、グループの大事な周年であることを考えて、ジェシーさんとしてはしばらくの間、“結婚を白紙に”と思い直したそうです」
そして綾瀬もまた“結婚は焦らずタイミングを見て”と考えを変えたらしい。よってタイトルにあるように、“結婚は無期延期”というわけだ。
そもそも2人の熱愛は、今年7月に「女性セブン」がスクープしたものだ。その際「セブン」の取材に対し、双方の事務所も交際を否定しなかったことで結婚間近説が浮上、さらに同9月には同じく「セブン」が2人のラスベガス旅行をスクープしたことで、さらに結婚説が信ぴょう性を帯びていた。
しかし一転、「自身」による結婚無期延期報道。いや、「自身」記事内容が本当なら、それこそ“結婚無期延期”どころか“破局”が決定的なのではないか。
とはいえ売れっ子同士のビッグカップルだ。特に綾瀬は好感度抜群でCM出演も多い。そして綾瀬の事務所はホリプロ、SixTONESも事務所はSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニ)という大手プロだ。そんな状況で、周囲は決して2人の結婚に手放しで賛成というわけではないのは容易に想像できる。
今回の「自身」記事は、匿名の芸能関係者やテレビ局関係者からのコメントだ。どこまで本当の2人の“心中”が語られているのか――。そして、この報道が2人に今後どんな影響を及ぼすのか。特に「自身」は、これまでも巧妙に熱愛芸能人を“別れさせる記事”を掲載してきた過去、実績があるからね。
大物芸能人は自身のプライベートもままならない。さまざまな周囲の思惑に翻弄される綾瀬はるかとジェシーの今後をさらに注視したい。
伊藤沙莉も結婚できない?
そして2位も“結婚できない”報道だ(笑)。前作の朝ドラ主役を好演した伊藤沙莉と18歳年上の脚本家・蓬莱竜太の2人は、交際3年以上で同居もしている。周囲にも公然のパートナー同士だ。が、しかし「女性自身」は、2人は結婚を急いではいないとして、その理由を“分析”する。
記事によると、その最大の理由は蓬莱の息子の存在だという。蓬莱はバツイチで息子がいる。その息子は伊藤より3歳年下で劇団に所属する役者であり劇作家の一斗――。きゃー複雑! ドロドロの展開か! と思いきや、そうではなかった。それどころか伊藤は蓬莱と一緒に一斗の舞台を見に行き、笑顔で言葉を交わすなど恋人の息子とも仲良しらしい。ではなぜ? 「自身」ではこんな解説が。
「蓬莱さんと結婚すれば、一斗さんは“義息”となります。伊藤さんは一斗さんとほぼ同世代ということもあり、家族になることで今の良好な関係が変わってしまうのではないか……と、慎重になっているのかもしれませんね」
このコメントも匿名の伊藤の知人からのもので、かなり臆測が入っているように見えるが、それにしても綾瀬とジェシーに比べ、なんだかほのぼのとされられる“結婚できない”記事だった。
藤原紀香の事務所倒産と芸能界のドンとの関係
先月くらいから一部でうわさされていたが、芸能事務所・サムデイが11月25日付で東京地裁に破産を申請したことが公表された。サムデイといえば藤原紀香や篠田麻里子が所属する有名芸能プロだが、「週刊女性」によれば、タレントへのギャラ未払いや社長による横領疑惑まで浮上しているらしい。
しかし大きな疑問が。サムデイは芸能界のドン・周防郁雄氏率いるバーニングプロから暖簾分けする形で独立した“バーニング系”といわれた芸能事務所だ。“バーニング帝国”を支えた事務所が、突如こんな終わり方をするとは。
芸能界のドン・周防氏は、なんらかの手を差し伸べなかったのか。83歳という高齢となった周防氏は、後継を巡り息子と骨肉の争いが生じているとも報じられている。今回のサムデイ倒産とバーニング帝国の行方に影響するのか。こちらも今後に要注目だ。