アフターコロナでも客足が戻らないレストランチェーンも多い中、ステーキ&ハンバーグレストランチェーン「ブロンコビリー」の業績が好調だとか。その理由を探るため、数量限定のランチメニューを食べてきました!
目次
・ブロンコビリー、純利益86%増!
・5万食限定メニューを注文
・ラザニアチーズハンバーグを実食
・「ジェラート&ドリンクバー無料券」がもらえる!
・キッズ向けサービスが充実!
※2024年6月4日公開の記事を再編集しています。
※商品情報は2024年6月4日公開時点のものです。
※最新の情報は公式のサイトやSNSをご確認ください。
【ブロンコビリー】純利益86%増、北関東に進出!
1978年に名古屋市で誕生、東海地方を中心に全国に直営店139店舗(2024年4月1日現在)を展開するブロンコビリー。
運営する株式会社ブロンコビリーの2023年12月期の売上は233億7,700万円で、創業45周年を迎えた同年は過去最高の売上高を達成したといいます。
「日本経済新聞」24年10月18日付けの記事によれば、24年1〜9月期の連結決算の売上高は前年同期比14%増の199億円、純利益が86%増の13億円。ブロンコビリーの好調に加えて、4月にとんかつ店チェーン「かつひろ」を買収したことも増収効果があったといいます。
12月17日には、北関東で初めての出店となる「ステーキハウス ブロンコビリー前橋店」をオープン。これを皮切りに北関東エリアにも進出するとのことで、出店ペースも今後は年10店舗(23年は6店舗)に引き上げるそう。
【ブロンコビリー】に到着、ヒレステーキの「スタミナ祭」開催中!
そんなブロンコビリーの主力商品は、炭火で焼いたステーキや名物の「炭焼きがんこハンバーグ」、そして色とりどりの創作サラダや季節のデザートが並ぶサラダバー。
そして期間限定メニューも人気ですが、5月17日より全店合計5万食限定のランチメニュー「ラザニアチーズハンバーグランチ」(1,628円)を提供中。
ネット上は「ビジュアルのインパクトがすごい」との口コミが散見されますが、そんなにすごいのでしょうか? 気になって仕方ないので、早速ブロンコビリーに向かいます!
今回訪れたのは、平日は午前11時、土日祝は午前10時30分にオープンする店舗。
この日は日曜だったので、開店に合わせて午前10時30分頃に到着しましたが、すでに5組ほどのお客さんがテーブルに案内されていました。
ちなみに筆者はこちらの店舗を何度か利用したことがあり、すでに大好きなお店の一つです。
現在は「スタミナ祭」と称して、「炭焼きやわらかヒレステーキ」を押しているもよう。ブロンコビリーのメニュー写真は、しずる感と迫力があっておいしそうに見えます。
こちらが今回注文する「ラザニアチーズハンバーグランチ」のメニュー写真です。
価格は、大かまどごはん(またはパン)とたまごスープが付いて1,628円で、さらに506円をプラスして「新鮮サラダバー」を付けることも可能。
早速、感じの良い店員さんに注文すると、ごはんは大・中・小から選べるとのこと。ハンバーグの上にすでに炭水化物(パスタ)がのっている商品なので、「小」にしときました。
すると、ほどなくしてセットのたまごスープが到着。そして注文から20分がたち「なかなか来ないな~」と思い始めた頃、“それ”が姿を現しました。
【ブロンコビリー】「ラザニアチーズハンバーグランチ」を実食!
こちらが「ラザニアチーズハンバーグランチ」。通常メニューの「ビリーハンバーグ」の上に、パスタ4枚が層になったラザニアがのっています。
とろとろのチェダーチーズソースを上からかけていきます。果たして、この作業でテンションが上がらない人っているんでしょうか。
どうですか、このインパクト!
かつてハンバーグの付け合わせは野菜だったブロンコビリーですが、いつしかフライドポテトに変わったこともあり、より助長された“デブ飯感”にワクワクします。
ラザニアとハンバーグを一緒に食べると、ふんわり食感のハンバーグを、チーズソースとホワイトソースのまろやかさが優しく包み込みます。
どれも塩味が強くない上、パスタがのっているので、“ごはんのおかず”というよりは、これだけで完結しているメニューといった印象です。
ごはんと一緒に食べると、味や食感が若干ドリアっぽい印象。ただ、全体的に味が薄めなので、白米と食べる際は卓上の岩塩や黒コショウで味を足すといいかも。
食べ進めていると、味にパンチがないせいか飽きてきてしまったため、多めの黒コショウをかけてみることに。
すると一気に味が引き締まり、最後までおいしくいただくことができました。すでにおなかがきつめ。ごはんを小にして良かった……。
【ブロンコビリー】「ジェラート&ドリンクバー無料券」がもらえる!
最後にミルク味のジェラートとカフェラテをいただきます。実は今回、以前来店した際にもらった「ジェラート&ドリンクバー無料券」を持参していたんです。
なお、ブロンコビリーでは会計時に人数分のスクラッチカードがもらえて、最高3,000円分のお食事券、最低でも「ジェラート&ドリンクバー無料券」が当たります。
そして、このスクラッチカードは1,000円札とほぼ同じサイズなのですが、厚紙である上にデザインが派手なので、財布に入れておくとかなりの存在感を発するんです。
そのため、筆者は財布を開くたびに「そろそろブロンコビリーに行きたい」と思わされており、消費者心理を考えたうまいサービスだなあと感心してしまいます。
【ブロンコビリー】“家族団らんの場”として選ばれるワケとは?
今回、5万食限定の「ラザニアチーズハンバーグランチ」をいただきましたが、ほかの店ではなかなか味わえないエンタメ性に長けた商品で、食べていてワクワクしました。
ただ、味は全体的にまろやかなので、「パンチが足りない」と感じてしまう人もいるかも。そんな時は、卓上の岩塩や黒コショウで味を調整することをおすすめします。
また、今回は週末のランチタイムに訪れましたが、午前中から家族連れの客がひっきりなしに訪れていました。あのペースなら、おそらく正午前にはほぼ満員の状態になっていたことでしょう。
この光景だけでも、“週末の家族団らんの場”にブロンコビリーを選ぶ人が多いのは一目瞭然。その理由の一つとしては、キッズメニューのコスパの良さや、子ども向けサービスの充実ぶりが挙げられそうです。
なお、ブロンコビリーではアプリからキッズクラブ(無料)に入会すると、子ども(12歳までの小学生)の誕生日月にはバースデーケーキ&バースデーフォト(オリジナルの額付き)をプレゼントしてくれるサービスを行っています。とってもお得なので、子育て中の方はチェックしてみては?