拠点のある新潟や関東などに23店舗を展開する鮮魚小売りチェーン「角上魚類」。“海鮮のプロ集団”であるこちらで「大きくておいしい!」と評判のフライを購入し、味をレポートします。
目次
・【角上魚類】自己最高売上高を記録
・【角上魚類】「いかフライ」200円を実食
・【角上魚類】「さんまフライ」250円を実食
※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年12月5日の情報です。
【角上魚類】自己最高売上高! 有名俳優もおすすめ
新潟と東京・豊洲から仕入れた水揚げされたばかりの鮮魚が並ぶ「角上魚類」。2024年3月期の連結売上高は426億5,900万円(前期比4.5%増)となり、自己最高を記録したそうです。
さらに、鮮魚専門店では一店舗あたりの売上高が日本一との報道も。つまり「日本一売れる魚屋さん」ということになります。
遠方から買い物に訪れるファンも多いという角上魚類ですが、12月1日に放送された徳光和夫と田中律子の人気旅番組『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)では、ゲストの笹野高史が「おすすめのお魚屋さん」として角上魚類の神奈川・相模原店を紹介。
魚類に詳しい徳さんも「本当に鮮度高いですねえ」「駅のお寿司屋さんよりも全然おいしそうだよねえ」「安いねえ」と喜んでいました。
【角上魚類】約20cmの「いかフライ」200円を実食
今回は、角上魚類で人気のフライを2種類紹介します。まずは、店舗で揚げている大きな「いかフライ」(200円)です。
いかフライといえば、厚い身が特徴のアカイカを加工した短冊形のそれが一般的ですが、こちらはなぜか開いた魚のような形。
なお、いかフライの市場価格を調べてみると、「オーケー」では2つで213円ほど、「ヤオコー」のネットスーパーでは160.92円で売られており、それらと比べると角上魚類は少し高め。
長さを測ると20cm近くありました。こんなに大きないかフライ、一般のスーパーではなかなか見かけません。
真っ白いいかが出てくることをイメージしながら包丁でカットしてみると、赤味がかっていて、身の質感も想像と違いました。もしや皮付き!?
衣を剥がすと、いかは皮付きで、表面に細かく飾り包丁が入っていました。また、いかの身は薄めで、身の厚いアカイカとは違った印象。弾力もありそうなので、スルメイカでしょうか?
ソースをかけずにガブッと食べてみると、いかの旨味が濃い! 一般的ないかフライよりもやはり弾力があり、縁日の「いか焼き」を思い出します。このタイプのいかフライは、少なくともスーパーではなかなか出会えないのではないでしょうか。
【角上魚類】約20cm「さんまフライ」250円を実食
続いて「さんまフライ」(250円)を実食します。
長さは「いかフライ」と同じく約20cm。やはりビッグサイズです。
食べてみると、身がしっとりとしていて、さんま特有の香りがしっかりありながらも上品な味わい。さんま自体がおいしかったため、完食するまでソースをかけることを忘れていました。
そして、今回は角上魚類のフライのおいしさに感動すると同時に、自宅で海鮮系の揚げ物をしようという気がスーッとどこかへ行ってしまった筆者。もちろん自宅で揚げたてを食べるのも十分おいしいですが、味の面では「海鮮のフライはプロに任せたほうがおいしいな……」と悟った次第です。
いかとさんまの旨味をダイレクトに味わうことができた今回の実食。もし角上魚類にお立ち寄りの際は、海鮮のプロが作るフライをぜひ体験してみてくださいね。