クリスマスを待ちながら少しずつ食べるドイツ発祥のお菓子・シュトーレン。「無印良品」で販売されているシュトーレンは「実はあの高級パン屋さんが作っている」と毎年話題になっています。購入して、その味をお伝えいたします。
目次
・【無印良品】営業収益が過去最高
・シュトーレン1,200円は「ドンク」が製造
・【無印良品】シュトーレンを実食
※2024年12月19日時点の情報です。
※価格はすべて税込み。
※店舗によって内容・価格が異なる場合があります。
※最新情報は各店公式サイトをご確認ください。
【無印良品】営業収益が過去最高
株式会社良品計画が運営するチェーン店「無印良品」は、国内655店舗、海外709店舗を展開(2024年8月期末時点。ライセンスドストア、カフェミール、イデー含む)を展開。
自社で開発したオリジナル商品を提供していますが、そのジャンルは実に幅広く、家具、衣料品、食品などに留まらず、住宅の販売やホテル事業なども手掛けています。
また、10月11日に発表された2024年8月期決算では、営業収益と各段階利益がすべて過去最高を更新。営業利益は前年比69.4%増となる561億3,500万円となり、まさに絶好調の企業といえます。
【無印良品】「シュトーレン」1,200円は「ドンク」が製造
無印良品の季節限定商品「クリスマスの伝統菓子 シュトーレン」を紹介します。
毎年かなり人気のようで、「シュトーレンは無印で買う!」と決めている人もいるとか。公式通販サイトでは早々に「在庫なし」となっていました。ただ、店頭では大量に並んでいたので、まだゲットできるかもしれません。
昨年は1,050円でしたが、今年は1,200円に値上げ。賞味期限は購入から約1か月後の来年1月15日でした。
原材料を見ると、洋酒が使用されていて、フルーツはレーズン、オレンジピール砂糖漬け、ドライいちじくが入っています。
製造者には老舗ベーカリーを営む「株式会社ドンク」の工場名が書かれていました。同社は国内に「ドンク」(113店舗)や「ミニワン」(132店舗)などを展開。フランスパンやミニクロワッサンなどが人気で、デパートにも入っていることから「高級店」と認識している消費者も多いようです。
なお、ドンクの今年のシュトーレンは2,484円(店頭価格)で販売されているもよう。サイズなどの違いはありますが、価格で無印良品を選ぶのもありなのではないでしょうか。
ラップを外す際、表面についている白いマジパンがベロっとはがれそうになりました。この作業は慎重にやったほうがよさそう。
【無印良品】ドンク製造「シュトーレン」を実食
無印良品のシュトーレンは初体験の筆者ですが、これまでパサついたシュトーレンしか食べたことがなく、実はあまり「おいしい」と思ったことがなかったのです。
しかし、無印良品の商品をナイフでカットすると、中は驚くほどしっとり! こんなに瑞々しいシュトーレンは初めてなので、早くも胸が高鳴ります。
スライスしたものを食べてみると、やはりしっとり食感に仰天! 筆者がこれまで食べてきたパサついたシュトーレンは一体なんだったのでしょか……。
味はシナモン風味がしっかりきいており、くるみやドライフルーツもたっぷり入っているので、上品でリッチな味わいです。当初は「クリスマスまで毎日少しずつ食べよう」と思っていましたが、甘すぎず食べやすいため、結局2日で完食してしまいました……。
ドンクが製造しているだけあって、クオリティーの高さが印象的だった無印良品のシュトーレン。「毎年買いたい!」と思わせてくれる素敵な味でした。