嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BAY FM)が12月29日に放送され、現在公開中の二宮出演映画『【推しの子】-The Final Act-』(以下、『推しの子』)の裏話をする場面があった。
目次
・二宮和也、『推しの子』実写化に「喜びと不安はひとしお」
・二宮和也、『推しの子』グッズは「寛容していただいた」
嵐・二宮和也、映画『推しの子』実写化に「喜びと不安はひとしお」
映画『推しの子』は、原作:赤坂アカ氏、作画:横槍メンゴ氏による同名漫画(集英社)の実写版。11月28日からAmazon Prime Videoにてドラマシリーズが配信され、二宮は、主人公・アクア(櫻井海音)の最大の宿敵であるカミキヒカル役として、12月20日から公開された映画版から本格登場している。
今回、番組にはリスナーから「映画『推しの子』へのご出演おめでとうございます! 映画でどのような結末が待っているのか、二宮くんがどんな演技を見せてくれているのか、とても楽しみにしております」というメッセージが到着した。
これを受けて二宮は、「(『推しの子』は)僕ももうずっと見ていたので、『映像化されるんだ』っていう喜びと不安はひとしおでしたね」とコメント。
現在41歳の二宮は、31歳という設定のカミキと10歳差があることから、「出演オファーをもらった際、担当プロデューサーに言っていたのはほんとひとつで。『いや年齢(が心配)ですね』っていう話をして」いたそう。「(視聴者は)ちょっと違和感を覚えるんじゃないかな」と不安があったという。
しかし実際に出演が決まると、「制作スタッフの皆様が、本当にこの作品をめちゃくちゃ愛しているんだなっていうのが各所に伝わる」出来事があったとか。
というのも、二宮が出演していることは今月5日にサプライズ発表されたこともあり、撮影初日にスタッフから「〇〇役の〇〇さんでーす。お願いしまーす」などの紹介はなかったとのこと。撮影は不特定多数の人がいる場所で行われたため、スタッフは「ここでお名前を呼ぶことが、変な形で漏れ伝わったら嫌なので、次のシーンでのご紹介でもいいでしょうか?」と、情報が漏れないよう細心の注意を払っていたようだ。
また、作品について、「配信のもそうですけど。めちゃめちゃおもろいですよ」と絶賛。「もちろん配信のドラマ用にするにあたってリライトしたところはもちろんあるし」と前置きしつつ、「『だから実写は……』っていうような(マイナスな)リライトの仕方ではないし」「なにより若手がめちゃくちゃ頑張ってる映画なので。本当に若手のみなさんに、『ありがとう、お疲れさまでした』っていう気持ち」と、共演者たちに賛辞を送った。
嵐・二宮和也、ECサイトで販売の映画『推しの子』グッズは「広いお心で寛容していただいた」
その後二宮は、オフィシャルECサイト「オフィスにの本店」で『推しの子』の「ムビチケ前売り券」や、カミキヒカル役の写真を使用した「『推しにの』のクリアカード&ステッカーセット」を販売に至った裏話を披露。
「今回の作品と役の性質上、これは作ってもいいなと思った」という二宮は、「(映画)公式様とは違うムビチケを作りたかったんですよ」「公式様のムビチケも買うし、出てる個人、役者のところから出ているムビチケも、“コレクト”じゃないけど、楽しんでもらいたいっていうのがあって……」と制作理由を明かした。
また、「東映さんが『やっていいですよ』っていったのがすべてというか。『いやそれはちょっと厳しいです』って言ったらグッズも出てないんで」「今回は広いお心で寛容していただいた」と、配給元の東映にの協力もあり実現したことだと感謝を述べたのだった。
この日の放送に、ネット上では「原作を知っているから、カミキと年齢が違うことを懸念していたのね」「グッズもすごくうれしかった。OKしてくれた東映さんには感謝感謝です」「ニノちゃん、今年もたくさんの癒やしと笑いの時間をありがとうございました」などのコメントが寄せられていた。