1月4日放送の『ジョブチューン』(TBS系)でジャッジされた「餃子の王将」の10商品。パーフェクト合格となった6品のうち、「五目あんかけラーメン」を実食レビューします。
目次
・【餃子の王将】純利益が前期比27%増!
・『ジョブチューン』パーフェクト合格の【餃子の王将】6品は?
・パーフェクト合格の「五目あんかけラーメン」825円
・パーフェクト合格の「五目あんかけラーメン」実食
【餃子の王将】純利益が前期比27%増!
株式会社王将フードサービスが全国展開する中華料理チェーン店「餃子の王将」。1号店は1967年に京都市で開業し、2017年には中国に進出しています。
2024年3月期の連結決算は、純利益が前期比27%増の79億円、売上高は9%増の1014億円と創業以来初めて1000億円を超えたと報じられています。要因として、「餃子の王将」の値上げ効果や、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ客数の回復があるとのこと。
25年3月期も、純利益が前期比1%増の79億円、売上高は8%増の1098億円を見込んでいるといいます。
『ジョブチューン』パーフェクト合格の【餃子の王将】6品は?
1月4日の『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)で、一流料理人が餃子の王将をジャッジする「餃子の王将×超一流料理人」がオンエアになりました。
その結果、パーフェクト合格となったのは「炒飯」「野菜炒め」「油淋鶏」「五目あんかけラーメン」「にんにくゼロ生姜餃子」「餃子」の6品。
『ジョブチューン』餃子の王将×超一流料理人
合格・不合格まとめ【2025年1月4日放送】
10位
焼きそば……合格
9位
炒飯……パーフェクト合格
8位
野菜炒め……パーフェクト合格
7位
麻婆豆腐……不合格
6位
野菜たっぷり担々麺……合格
5位
油淋鶏……パーフェクト合格
4位
五目あんかけラーメン……パーフェクト合格
第3位
にんにくゼロ生姜餃子……パーフェクト合格
第2位
忘れられない中華そば……合格
第1位
餃子……パーフェクト合格
『ジョブチューン』パーフェクト合格の「五目あんかけラーメン」825円
今回は、審査員が「マイナスすべき点がない」「料理人が目指すところの料理」と絶賛していたパーフェクト合格品「五目あんかけラーメン」を実食します。
餃子の王将のメニューを見ると、五目あんかけラーメンがプッシュされています。番組では「月替りメニューの中で一番人気」といったような説明もありましたが、正しくは12月と1月の2カ月間にわたる販売のようです。
メニュー写真に書かれた「魚介の旨みスープ」「麺は北海道産の小麦」という言葉に期待が膨らみますね。
ちなみに、『ジョブチューン』放送翌日に店舗を訪れたところ、午後7時台は入店待ちで行列! 15分ほど待って入店できました。
『ジョブチューン』パーフェクト合格の「五目あんかけラーメン」実食
餃子の王将で12月1月限定販売、『ジョブチューン』でパーフェクト合格した「五目あんかけラーメン」です。
麺を完全に覆うあんと、盛り盛りの具材が圧巻! 頂上に刻み生姜が乗っかっているのが特徴的ですね。
大ぶりのエビは、殻付きのものを店で剥くところから仕込んでいるそう。肉厚な見た目にそそられて口にすると、ブリブリな食感と同時にスープの旨みがあふれてきます。
メイン級の存在感を放っているのが、大きなしいたけ。こちらもブルンブルンに肉厚で、噛めば驚くほどにジューシー! しいたけそのものの味わいも濃く、煮しめを食べなかった正月に、ようやく賀正感が出てきました。
エビ、しいたけを食べた時点ですでに幸せ度はかなりのものですが、麺を引っ張り出して具と混ぜてみます。あんをまとった麺がモチモチっとしていて食欲をそそる! 白菜、にんじん、キャベツ、白ネギと思ったよりも野菜の量が多いのもうれしいところです。
それにしても、スープがおいしい! メニュー表には「魚介の旨みスープ」とありますが、番組ではカツオ、昆布、ホタテなどにオイスターソースを混ぜ、鶏ガラスープを加えたと説明されていました。そこに生姜の存在がとても良いバランスできいていて、ちょっとほかでは口にしたことがない至福の味わいです。
麺を完食後もスープと別れるのが名残惜しく、一杯一杯味わっていたところ、生姜ではなく刻みニンニクが出てきました。
しいたけ、えびの太っ腹な大きさ、生姜の絶妙すぎる塩梅、あんをまとった麺の食感……こんなにおいしいラーメンが852円で食べられるなんて、申し訳なさすら湧いてきます。こうして振り返っているそばから、また食べたくなってきました。
しかし、悔やむべく点がただひとつ……それは12月1月限定販売であること! せめて寒さが続く2月までは……と願ってしまった次第です。