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【冬ドラマ1月スタート】「視聴率不振」が心配される3作――芳根京子主演が不安なワケとは?

 今月よりGP帯で続々とスタートする2025年1月期の冬ドラマ。9日スタートの唐沢寿明主演『プライベートバンカー』(テレビ朝日系)や、19日スタートの松坂桃李主演の日曜劇場『御上先生』の高視聴率が期待される中、逆に視聴率不振が心配されているドラマも存在する。そこで、今回は“不発”が不安視される3作品を紹介したい。

目次

芳根京子『まどか26歳、研修医やってます!』
上川隆也『問題物件』
TOKIO・松岡昌宏『家政夫のミタゾノ』

不発が心配される冬ドラマ(1)
芳根京子主演『まどか26歳、研修医やってます!』TBS系

 14日にスタートする『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系、火曜午後10時~)は、1年目のイマドキ研修医が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場に戸惑いながらも、同期と励まし合い成長する2年間を描くヒューマンドラマ。

 原作は水谷緑氏による同名コミックエッセイ(KADOKAWA)で、主演の芳根京子のほかに、鈴木伸之、髙橋ひかる、なにわ男子・大西流星、溝端淳平、佐藤隆太、木村多江、奥田瑛二らが出演する。

 ドラマ業界で“テッパン”といわれる医療モノだけに、一見すると失敗はないようにも思える。さらに、所属事務所のジャパン・ミュージックエンターテインメントが猛プッシュする芳根は安定感のある演技力に定評があり、ファンも多いようだ。

 しかし、これまで芳根が民放連ドラ主演を務めた昨年4月期の『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系、水曜午後10時~)や、18年1月期の『海月姫』(フジテレビ系、月曜9時~)、15年7月期の『表参道高校合唱部!』(TBS系)は、なぜかことごとく惨敗。それゆえ、不安視する声もあるようだ。

不発が心配される冬ドラマ(2)
上川隆也主演『問題物件』フジテレビ系

 今月15日スタートの『問題物件』(フジテレビ系、水曜午後10時~)は、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件を、頭が切れて腕っ節が強く、破天荒さを持つ謎の男と、物件マニアのヒロインが解決していく不動産ミステリー。主演の上川隆也にとっては、初のフジ制作連ドラ主演作となる。

 キャストは川上のほか、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎ら。原作は今年公開の大ヒット映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本も手掛けた大倉崇裕氏によるミステリー小説(光文社)で、脚本は『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)などの松田裕子氏が担当するとあって、注目度は高い。

 ただ、ネット上では、お人よしのヒロイン・若宮恵美子役を演じる内田が2番手で出演していることが「ネックになるのでは?」との指摘もある。

 このところ、『ダブルチート 偽りの警官』(シーズン1:テレビ東京系、24年4月期/シーズン2:WOWOW、24年6~8月)、主演ドラマ『嗤う淑女』(フジテレビ系、24年7月期)などで連ドラ出演が続いている売れっ子の彼女だが、今年はYouTuber・ヒカルとの熱愛報道や破局報道が世間を騒がせ、好感度の低下が指摘されている様子。「だーりお見ると、ヒカルの顔が思い浮かぶ」という声も少なくないだけに、ドラマへの影響が懸念される。

不発が心配される冬ドラマ(3)
TOKIO・松岡昌宏『家政夫のミタゾノ』テレビ朝日系

 14日スタートの『家政夫のミタゾノ』第7シリーズ(テレビ朝日系、火曜午後9時~)は、TOKIO・松岡昌宏が女装した派遣家政夫を演じるヒューマンドラマ。第5シリーズまでは午後11時15分開始の「金曜ナイトドラマ」枠で放送されていたが、昨年10月期の第6シリーズでGP帯に昇格した。

 深夜時代から高視聴率を叩き出していた同ドラマだが、第6シリーズでも初回が平均世帯視聴率9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなどヒット。

 当然、今クールも同様の健闘が期待されるが、同枠は前クールで期間平均3.8%だった遠藤憲一主演『民王R』が、記録的な低視聴率により全10話の予定が「第8話で打ち切られた」ともっぱらのうわさだ。加えて、7月期の飯沼愛主演『南くんが恋人!?』も平均世帯視聴率2~4%台と低迷していた。

 前クールの勢いを引き継ぐことが往々にしてある連ドラだが、『家政夫のミタゾノ』はその人気で同枠に勢いを取り戻すことができるだろうか。

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