3月31日をもって解散することを発表したKAT-TUN。亀梨和也はSTARTO ENTERTAINMENT（旧ジャニーズ事務所／以下、STARTO）を退所し、個人事務所を設立する予定だといい、多くのファンに衝撃が走っている。
STARTOの発表によれば、創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題の影響で解体的出直しを図り、タレントのマネジメントなどを担う新会社として2024年4月から本格始動した中、約1年にわたりメンバーと協議を重ね、「2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断いたしました」（原文ママ）とのこと。
サイゾーウーマンではこれまで、KAT-TUNメンバーがメディアで漏らしてきた“本音”を逐一、記事にしてきた。今回は、事務所問題で揺れていた23年9月以降の亀梨の注目発言を振り返っていく。
目次
・亀梨、主演映画は「“自分の歩む道”を決定づけてくれる」
・亀梨＆上田、改善されてほしいことは「スタッフ不足」「事務所」
・亀梨「どう自分の道も含めて、意志を決めて進むかっていうフェーズに」
亀梨和也、主演映画は「“自分の歩む道”を決定づけてくれる」
――23年10月12日掲載分
同年12月12日公開の映画『怪物の木こり』で主演を務めた亀梨。10月7日放送のラジオ『KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT』（NACK5）では、同作の試写を見てきたと報告し、「このタイミングで僕がこの作品に参加させていただき、大きな意味を持つ2023年のラストスパートだな～と感じています」「非常になんか、“自分の歩む道”みたいなものを大きく、スゴく決定づけてくれるような作品にもなったんじゃないのかなというふうに感じています」と語った。
なお、『怪物の木こり』は倉井眉介氏による同名小説（宝島社文庫）を原作としたサイコスリラー映画。亀梨は「目的のためには殺人すらいとわない」という最凶サイコパス弁護士・二宮彰を好演した。
以降、ドラマ『大奥』（フジテレビ系、24年1月期）、『Destiny』（テレビ朝日系、同年4月期）、『ゲームの名は誘拐』（WOWOW、6月9～30日）、『外道の歌』（DMM TV、同年12月から配信）と、演技仕事が充実している亀梨だけに、この映画がきっかけで、あらためて俳優活動の魅力を実感したのか――。
亀梨和也「自分一人じゃ、絶対ムリ」
――24年2月11日掲載分より
同8日深夜放送のレギュラーバラエティ『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』（TBS系）に、人気漫画『推しの子』（集英社）の原作・赤坂アカ氏と、作画・横槍メンゴ氏がゲスト出演し、アイドル歴25年のKAT-TUNに“取材”をするという設定でトークを展開。
「（芸能人は）ずっと振り回されているイメージ」という赤坂氏から、「一番改善されてほしい（こと）」について問われた際、亀梨は「改善していかないといけないと思うのは、人材（確保）ですね。（今は）人材がいない」と主張し、「自分一人じゃ、絶対ムリなんですよ。（中略）ただ本当に人がいない、この業界」とスタッフ不足を嘆いた。
また、上田竜也は「身近だよ、身近。事務所含め、いや、事務所だな」と発言。事務所が立て直しを図っている最中だけあって、「身近がすごく信用できるというか、いい巡り合わせであったら、めちゃくちゃ良くなるんだろうなと思うけど……」「『いやいやいや』っていうのが多い」と不満を明かしていた。
亀梨和也「どう自分の道も含めて、意志を決めて進むかっていうフェーズに入っていく」「腹はくくってる」
――24年12月13日掲載分より
亀梨が同11日に個人のYouTubeチャンネルを更新。「【語る】WEST.藤井流星としっぽり2軒目。仕事論や人生論、今後の人生について語りました」という動画の中で、ゲストの後輩・藤井とそれぞれのグループ活動について語り合った。
その中で亀梨は、「どう自分の道も含めて、意志を決めて進むかっていうフェーズに入っていくと思う」と、今後についてコメント。
また、中丸が同年8月、女子大生とのホテル密会を「週刊文春」（文藝春秋）に報じられ謹慎したことによりグループ活動の予定が頓挫したのか、「今年とかもなんかいろいろ、もっと違う展開、想像してたけど」「“この道進もう”と思ったのに、通行止めだったら進めないじゃん」と愚痴をこぼす場面も。とはいえ、この2～3年前から話し合ってきたことっていうのは、1つ形にはしようって腹はくくってるから」とも語ったのだった。