【サイゾーオンラインより】
2016年に学歴・経歴詐称が発覚したショーンKことショーン・マクアードル川上氏。現在「表舞台に帰ってきた」と注目される中、ネット上ではアニメファンから意外な声が寄せられているようだ。
目次
・ショーンK、講演会登壇に反響
・ショーンK、本人に「テレビに戻りたい」という気持ちが?
・ショーンKの“イケボ”にアニメファンも反応
ショーンKの講演会に「爆イケボイスを生で聞けるなんて羨ましい」
ショーン氏は今月、4月24日に千葉県・君津市民文化ホールで行われる「君津商工会議所創立30周年記念事業」の講演会に登壇することが取り沙汰され、大きな話題に。
チケットはすでに完売しているといい、ネット上では主催する君津商工会議所に疑問の声がある一方、「ショーンKの講演会行きたい」「あの爆イケボイスを生で聞けるなんて羨ましい」と好意的な声も目立つ。
ショーン氏といえば、16年3月発売の「週刊文春」(文藝春秋)が「テンプル大学でBA、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学」といった経歴がウソなのではないかと報道。これを受け、所属事務所は公式サイトに謝罪コメントを掲載し、『とくダネ!』(フジテレビ系)、『報道ステーション』(テレビ朝日系)、『チャンネル生回転TV Newsザップ!』(BSスカパー!)など全レギュラー番組の出演自粛を報告した。
さらに、ショーン氏はナビゲーターを務めていた『MAKE IT21』(J-WAVE)の差し替え番組内で、リスナーに「ただただ心から申し訳なく思っています」と涙ながらに謝罪。加えて、J-WAVEも「ショーンKさんのプロフィールの確認が不十分であったため、みなさまにご迷惑おかけ致しましたことをお詫び申し上げます」とお詫びのコメントを発表した。
ショーンKは「テレビに戻りたい」?
その後、ショーン氏は18年元日放送の『世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅』や、同7月から約半年間放送された『ザ・ビジョナリー~異才の花押~』(共にTOKYO MX)でテレビ復帰。19年には国際芸術コンペティション『アートオリンピア2019』で司会を務めていた。
ローカル局ではあるものの、こうして積極的にテレビに出ている様子からも、本人に「テレビに戻りたい」という気持ちがあるように思える。ネット上でも「またテレビに出てほしい」と本格復帰を期待する声が散見されるが、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「コンプライアンスに厳しい今のご時世ですから、バラエティー番組とかであればまだしも、かつて主戦場にしていた報道番組や情報番組に関しては、さすがに経歴詐称や学歴詐称がバレた人間を以前と同じようにキャスターやコメンテーターとして起用するのは番組サイドとしても大きなリスクを抱えることになりますからね。ハードルはかなり高そうです」
ショーンKの“イケボ”にアニメファンも反応
また、一部アニメファンから「声が超良いから、声優として再出発してほしい」「声優をやったら、引く手あまただと思うんだけどなあ」といった声も。中には、「ガンダムでシャアみたいな指導者か、部隊長あたりはどうか?」「学園アニメの英語教師役とかはまりそう」などと配役を提案する人まで見られる。前出の竹下氏が話す。
「ショーン氏といえば、騒動以前に出演していた番組ではダンディーな外見や聞こえの良い声、時事問題に対する妙に説得力のあるコメントなどで多くの視聴者から支持を集めていました。特に美声に関してはいまだに印象に残っている人も多いのでしょう。今回の講演会のニュースもそれなりに反響を呼んでいますし、アニメの声優をやったり、バラエティー番組に出演すればそれなりに話題にはなるでしょうけど、果たして本人がそうしたオファーを望んでいるのかどうか……」
「あの“イケボ”が聞きたい」と願うファンも多いショーン氏。騒動以前のような活動は難しいとしても、さまざまな場所で需要はありそうだ。