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作間龍斗&山下美月のダブル主演映画『山田くんとLv999の恋をする』、公開前から否定意見多数も実写化は「成功」?

 ジュニア内ユニット・ACEesの作間龍斗と、女優・山下美月がダブル主演を務める映画『山田くんとLv999の恋をする』( 以下、『山田くん』)が、3月28日に公開初日を迎えた。マンガアプリ「GANMA!」で連載中のましろ氏による同名漫画の実写版で、TVアニメも人気を博した同作。本公開より前の完成披露試写会で鑑賞した人々からは、好意的な感想が出ていたという。

目次

映画『山田くんとLv999の恋をする』とは?
実写化に否定的な反応も
山下美月、キンプリ・永瀬廉と共演時にはファン“大荒れ”
アニメ版声優が作間龍斗を絶賛

作間龍斗&山下美月のダブル主演映画『山田くんとLv999の恋をする』とは?

 映画公式サイトによると、原作はシリーズ累計600万部突破のメガヒットを飛ばし、2023年にはアニメ化(TOKYOMXほかで放送)もされている。物語は、恋人から別れを告げられたばかりの大学生・木之下茜(山下)が、オンラインゲームを通じて出会った“超塩対応”の高校生プロゲーマー・山田秋斗(作間)を振り向かせようと、奮闘する様子を描いたラブコメディだ。

 映画では主演の作間と山下のほか、NOA、月島琉衣、空気階段・鈴木もぐら、茅島みずき、前田旺志郎ら個性豊かなキャストが脇を固めている。なお、映画の制作は昨年11月上旬に解禁され、その時点で作間はHiHi Jetsメンバーだったが、今年2月16日発表の“ジュニア内ユニットの再編”によって、現在はACEesに所属となっている。

 なお、23年放送のアニメ版も大好評とあって、この原作イベントでは思わぬトラブルが勃発したことも。昨年12月3日、ニュースサイト「FNNプライムオンライン」のYouTubeチャンネルが「大人気コミック『山田くんとLv999の恋をする』イベントに“転売ヤー”襲来か 行列割り込みの4~5人がルール無視で無料グッズ大量持ち去り 東京・池袋駅」(原文ママ、以下同)と題した動画を配信。同年11月30日に東京・東武池袋駅で起きた同作をめぐる騒ぎについて、動画と文章(概要欄に記載)で伝えていた。

 当日、池袋駅地下通路では『山田くん』の新刊発売を記念した巨大ポスターが掲出されており、そこに貼り付けられた2種類のイラストカードのうち、希望者は「1枚ずつ持ち帰ることができる」というルールになっていたとか。

 ところが突然、近くの柱の辺りから4~5人が待機列に割り込み、カードを大量にはがして持ち去ったとのこと。現場を撮影した動画内では関係者が「中止になりますので」と制止し、「やめなさいよ!」「これはひどいだろ、コラ!」と叫ぶ声が聞こえていた。ただ、のちにフリマサイトではイラストカードの2枚セットが5,000円前後で売りに出されていたそうで、これは純粋な原作ファンによる犯行ではなかったようだ。

『山田くんとLv999の恋をする』実写化に否定的な反応も

 一方、原作やアニメへの思い入れが強い人も多いのか、実写化が発表された時には一部ネットユーザーから「『山田くん』の実写化はやめてほしい。アニメ2期制作のほうがうれしかった」「山田役、イメージが違いすぎる。ほかにいなかったの?」「キャストが全体的に老けてない?」と、否定的な反応が寄せられていた。

 また、作間ファンの中には相手役の山下に抵抗感を抱く人もいたという。芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。

「山下は、以前から旧ジャニーズ事務所(現・STARTOENTERTAINMENT)所属アイドルのファンだったのではないか……という疑いがもたれているんです。映画の制作が明らかになると『共演相手の女、もともとHiHi JetsとKing&Princeの掛け持ちオタクだって』といった真偽不明なポストが広まり、『ジャニオタなのでアウト。ほかにまともな女優いないの?』などと、警戒していました」

山下美月、キンプリ・永瀬廉とドラマ共演時にはファン“大荒れ”も

 その山下は今年1月期のKing&Prince・永瀬廉主演の連続ドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』(フジテレビ系、3月25日に放送終了)でヒロインを務めたが、かねてからの“ジャニオタ疑惑”により、永瀬との共演が判明した時点でSNS上のファンは“大荒れ”状態に。

 そして、1月6日放送のバラエティ『冬の新ドラマ大集合!THE BET』(同)内の心理ゲームで、山下が「私はO型が好きです」と発言したところ、永瀬もO型であるために、ファンは「けんか売られた気分」と不快感をあらわにしていた。

「騒ぎを収束するためか、永瀬はドラマ初回放送日の7日午後9時、公式モバイルサイト・FAMILY CLUB web内のブログ『ながせのつぶやき』を更新。『中には色々ね、憶測とかもあったりして』『作品とは関係ないところでの部分に焦点が当たってしまうのは悔しい』などと、ファンをなだめるような文章をつづっていました。彼の言葉が効いたのか、ドラマの放送がスタートしてからは、山下への批判コメントも減っていった印象です。『山田くん』宣伝時の立ち居振る舞い次第では、作間ファンに芽生えたネガティブな感情もなくなっていくかもしれません」(同)

「原作と似てる」「実写化された山田」とアニメ版声優が作間龍斗を絶賛

 なお、2月26日に行われた完成披露試写会には多くの作間ファンらが駆けつけたが、映画の仕上がりについては「少女漫画の実写感もありつつ、滑らかなストーリー展開で話がスっと入ってきた。個人的に、実写化は成功していると思う」「試写会で見たら、作間くんが本当に山田くんそのものだった!」「原作ファンの自分からしても、作間くんはめちゃくちゃ良かった。絶対に『山田くん』きっかけの作間ファンが増える」「作間くんの声としゃべり方が、思っていたよりもアニメ版の山田にそっくりでビックリした。再現性が高い」と概ね好評だった。

 また、アニメ版で山田役を演じた声優・内山昂輝も、3月27日に「KADOKAWA映画」のYouTubeチャンネルにアップされた作間とのスペシャル対談動画で、作間バージョンの“山田くん”を絶賛。

 原作を読み、アニメも見ていたという作間は「内山さんの声の山田」のイメージが強く、実写版ではプレッシャーも感じていたそうだが、本編を見た内山は作間の演技について、「“山田だな”と思いました。僕も声だけ担当するのでも、漫画で描かれている山田像をどうやって作っていこうかなって悩みましたけど。作間さんの場合は、顔も体も身振り手ぶりも含めて……ってなってくるので」「原作で描かれている山田の絵と顔つきが似ている感じもあるし。ああ、山田が生身の体で動いているっていう。“実写化された山田だな”っていうふうに感じましたね」とベタ褒め。この言葉を受け、作間は「今やっと、自信が持てた感じがしましたね」と、安堵の表情を見せていたのだった。

 そもそもの作品人気が高いあまり、実写化にあたってはネガティブな声が多く上がっていた『山田くんとLv999の恋をする』。果たして、公開後に劇場へ足を運んだ観客からはどんな反応が得られるのだろうか? 

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