【サイゾーオンラインより】
20th Century(以下、トニセン)の坂本昌行・長野博・井ノ原快彦がパーソナリティを務めるラジオ番組『S.I.N NEXT GENERATION』(JFN系)。3月29日放送回では、トニセンも一部出演したtimeleszの新メンバー募集オーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netflix、以下『タイプロ』)や、timeleszの一員となった寺西拓人や原嘉孝に言及する一幕があった。
目次
・20th Century、寺西拓人&原嘉孝のtimelesz加入に言及
・坂本昌行、『タイプロ』撮影で「反省」していることとは?
20th Century、寺西拓人&原嘉孝のtimelesz加入に言及
この日は、リスナーからのメッセージをきっかけに、寺西と原のtimelesz加入に触れたトニセン。STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所/以下、STARTO)の「俳優部」に所属していた寺西は、2020年にミュージカル『THE BOY FROM OZ』で坂本と共演する予定だったものの、同作は新型コロナウイルスの影響で中止に。
その後寺西は、22年上演の長野主演ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』に出演したが、かつてジュニアの育成を担当していた井ノ原は、寺西だけでなく同じく「俳優部」にいた原を食事に連れて行くなど、それぞれ交流があったとか。
今回、リスナーから「トニセンから見た2人はどんな人なのか教えてほしいです」「3人のかわいい後輩であるこの2人の新たな門出をお祝いして、ぜひゲストに呼んでほしいです」とのリクエストが寄せられ、寺西と舞台で共演した長野は、「(当時の寺西は)“役者部”みたいな感じだったのかな? 本人まだ、『グループの名前っていうのにずっとあこがれてて』っていうのは言ってましたけどね」と振り返った。
また、後輩を育成する立場で彼らと関わってきた井ノ原も、「2人から最初に言われたのは『ライブやりたいです』って。『歌って、踊りたい』と。だから、なんとかしてあげたいなとは思ってたんですけど、こういう機会に恵まれて良かったですよね」と語り、寺西と原の現状に安堵したようだ。寺西からはヨーロッパ旅行のお土産でかわいいコップをもらったこともあるそうで、井ノ原は「それ今も、焼酎飲む時に使ってるんですよ」と明かした。
「井ノ原は、ジュニアの面倒を見ていた滝沢秀明氏の電撃退社に伴い、22年9月26日付で『株式会社ジャニーズアイランド』(当時)の代表取締役社長に就任。ジュニアの育成業務を任されるようになり、以降はユニットを結成しているジュニアだけではなく、グループ無所属のジュニアや、いわゆる“舞台班”の子たちなど、満遍なく若手の相談に乗ってあげていたそうです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
なお、昨年6月4日~7月19日に行われた20th Centuryのコンサート『20th Century Live Tour 2024 ~地球をとびだそう!~』には、グループ無所属の手島麗央(同11月30日付で退所)と、林一敬(12月28日付で退所)がバックダンサーとして参加。林は『S.I.N NEXT GENERATION』にも出演経験があるなど、グループ無所属ながらトニセンと絡む場面があった。
「井ノ原は、昨年12月31日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ『イノなき』の中で、『今年のはじめに それまでやっていたジュニアの育成をはじめ ジュニアに関することから離れることになりました』(原文ママ)と報告しました。しかし、同年10月にはSTARTOの俳優業をメインとするタレントたちが集まる『あくたれ』の公式X(旧Twitter)が行った開設1周年生配信にスペシャルゲストとして登場。ジュニアや『俳優部』の担当は外れたとはいえ、デビュー前の後輩たちを気にかけている様子でした。24年2月から『あくたれ』を離れ、個人アカウントでSNSを始めていた寺西と原の行く末も案じていたのでしょう」(同)
20th Century・坂本昌行、『タイプロ』撮影で「今でもちょっと反省」していることとは?
一方、今回のラジオで井ノ原は、『タイプロ』の撮影でも、「この僕らが録ってるスタジオに来てくれましたからね」と回顧。というのも、『タイプロ』の5次審査はtimeleszのオリジナルメンバー3人(佐藤勝利・菊池風磨・松島聡)それぞれが候補生をプロデュースする形式で行われ、佐藤は本番のステージで着用する衣装を選ぶ際、V6が着ていたものを希望したのだ。
そして、「episode 11」(今年1月10日配信)では、佐藤がトニセンのラジオ収録現場を訪問し、本人たちに衣装の貸し出しを打診。井ノ原が「僕らの(衣装)が合うんだったら、ぜひ。それは使ってやってください。ほかのメンバーにも言っときますよ。『使ってくれるよ』って」と話すなど、3人は快く応じていた。
しかし、撮影を振り返った坂本は心残りがあるようで、「今でもちょっとあれ反省なんですよ。僕らは普通のトーンでいたじゃないですか。勝利は本当にもうガチの真面目なトーンで来たじゃないですか。いろいろ説明してくれたあとに、俺たちの返事が『いーよ!』。もうちょっと、なんかちゃんと……」と、軽薄だったと吐露。
すると井ノ原も「なるほど、ちょっと“溜め”が必要だったか」と理解を示し、「先輩としてのね」(坂本)「『どうする?』みたいな」(井ノ原)「『お前たちの気持ちはわかった』みたいなこと言って」(坂本)「『俺たちも大事な衣装だから、そう容易くは使ってほしくない』って……」(井ノ原)と、回答を渋るふりをするシチュエーションを想像した。
ここで長野が「その感じが、またコントになるんですよ」と笑いながらツッコミを入れると、井ノ原は「だから『いくらでも使ってよ』って気持ちが、つい出ちゃいましたね」と、実際は本心で即快諾していたことを打ち明けていた。
そんな『タイプロ』はNetflixで独占配信されていることもあり、STARTOファン以外の視聴者も増えるなど大反響を巻き起こしたが、坂本は「『タイプロ』ってさ、正直そこまで世間的なものと思わなかったの。合格して決まってから、いろんな人から(が)『タイプロ見て感動した。泣いちゃった』『応援してる』ってすごい言ってて、みんな見てたんだと思って」と驚きを口にし、長野も「『出てましたね』とも言われた(笑)」と、周囲の反応を話した。
そして、最後には「まずはおめでとうですよね」(井ノ原)「新生timelesz、良いスタート切れましたね」(坂本)「本当ですよね。頑張ってほしい。応援しましょう!」(井ノ原)と、エールを送っていたのだった。
リスナーからのお便りにもあったように、timeleszのメンバーになった寺西&原が、トニセンとラジオなどで共演する機会を楽しみに待ちたい。