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相武紗季のラブシーンも話題『夫よ、死んでくれないか』大健闘の理由とは?【春ドラマTVerお気に入り数TOP20】

サイゾーオンラインより】

 SNSでも盛り上がりを見せている4月期の春ドラマ。ここでは民放公式動画配信サービス「TVer」のお気に入り数上位20作品(5月2日時点)をランキング形式で紹介する。

目次

1位は、小泉今日子『続・続・最後から二番目の恋』
2位は多部未華子『対岸の家事』、3位は阿部寛『キャスター』
4位の『夫よ、死んでくれないか』が大健闘! 人気の理由は?
2025年春ドラマ「TVer」お気に入り数TOP20

1位は、小泉今日子『続・続・最後から二番目の恋』

 トップは小泉今日子主演の月9『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)で、お気に入り数は113.0万だった。

 シリーズ第3期となる同作は、鎌倉を舞台に小泉演じるテレビ局プロデューサーと、中井貴一演じる公務員の恋を描くロマンチック&ホームコメディー。脚本はシリーズを通して岡田惠和氏が手掛けており、今期も内田有紀や坂口憲二といったおなじみのメインキャストが揃っている。

 視聴率も好調で、初回平均は世帯9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人5.5%と好発進。「月9」の初回の個人視聴率が5%を超えたのは、木村拓哉主演『風間公親-教場0-』以来、2年ぶりとなる。同作が好調な理由について、ドラマライターの北村有氏はこう語る。

「第1期が2012年に放送され、第2期が放送された14年から11年、あの千明&和平コンビが帰ってきた!という興奮は、当時本シリーズをリアルタイムで観ていた全ファンに共通すると思います。現実世界を生きてきた私たちと同じように、千明や和平も年齢を重ねていること、コロナ禍のことも描いてくれたことが、なんとも言えない地続き感を生んでいるとも感じました。『月9』枠に限らず、局を渦巻く例の問題によって影響を受けてしまっている作品は多いかと思います。しかし本作が躍進しているのは、やはりドラマ制作側や出演陣にその責はなく、良い作品にはまっとうな評価がついてくることの証左ではないでしょうか。

 私が本作に惹かれるのは、やはり千明と和平の関係性です。安易に恋愛関係に陥らず、人として、お互いに視界の行き届く範囲に暮らす隣人としての距離感で、言葉がなくとも、ともに生きていくことを選択している2人の姿が眩しく映ります。第1期や第2期を観ていない若い視聴者も、2人の関係性に憧れるケースは多いのではないでしょうか」

2位は多部未華子『対岸の家事』、3位は阿部寛『キャスター』

 2位は多部未華子主演の『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)で、お気に入り数は110.6万。現時点では、同作と『続・続・最後から二番目の恋』の2作品のみが“100万超え”を達成している。

 同作は、専業主婦や働くママ、育休中のエリート官僚など、さまざまな価値観を持つ親が登場し、ぶつかり合いながらもつながっていく物語。

 子を持つ視聴者なら、自身の環境と似ているキャラクターを見つけてどっぷり感情移入できる作りとなっており、「子育てあるあるだらけで頷きっぱなし」「リアルすぎて心えぐられるけど、面白い!」と好意的な声が目立つ。

 続く3位は、阿部寛主演の日曜劇場『キャスター』(同)で、お気に入り数は83.7万。今期、視聴率で独走状態の同作だが、Netflixでも再生数ランキングで上位となるなど、ネット配信でも強さを見せつけている。

 一方、「週刊文春」(文藝春秋)による“二股不倫騒動”渦中の永野芽郁が二番手で出演しているため、ストーリー以外の部分も注目されている同作。5月4日に放送された第4話まで見る限り、永野の出演シーンに影響は生じていないようにも見えるが、8日発売の同誌が“第2報”を放ったこともあり、今後が注目される。

4位の『夫よ、死んでくれないか』が大健闘! 人気の理由は?

 深夜ドラマながらTVerで大健闘しているのが、4位の『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)。お気に入り数は67.8万で、数々のGP帯ドラマを上回った。

 安達祐実、相武紗季、磯山さやかがトリプル主演を務める同作は、丸山正樹氏の小説が原作。夫が突然失踪した麻矢(安達)、夫の異常な偏愛に耐えきれず離婚を考えている璃子(相武)、“モラハラ夫”に苦しみながら「理想の家庭」に縛られる友里香(磯山)の夫婦関係が描かれる。エンタメ誌の編集者は次のように話す。

「相武さんのラブシーンも話題の『夫よ、死んでくれないか』ですが、キャストは名優揃いで、塚本高史さん演じるモラハラ夫のヒールぶりや、“束縛夫”を演じる高橋光臣の怪演も見どころ。ストーリーが面白いのはもちろんですが、コメディタッチにならないよう暗い雰囲気を残している演出も絶妙で、毎回必ず派手な見せ場があるため視聴者は引き込まれやすいのではないでしょうか。また、1話分の長さが40分と1時間ドラマと比べると短めなので、サクッと見られる点もTVerで人気な理由かもしれません」

 5位以下は、『なんで私が神説教』(日本テレビ系)、『あなたを奪ったその日から』(フジテレビ系)……と続いた同ランキング。今期は深夜ドラマも健闘しており、TVerならではの順位となったようだ。

2025年春ドラマ「TVer」お気に入り数TOP20(5月2日集計)

1位『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)113.0万
2位『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)110.6万
3位『キャスター』(TBS系)83.7万
4位『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)67.8万
5位『なんで私が神説教』(日本テレビ系)66.1万
6位『あなたを奪ったその日から』(フジテレビ系)65.4万
7位『ソロ活女子のススメ5』(テレビ東京系)62.5万
8位『Dr.アシュラ』(フジテレビ系)60.2万
9位『イグナイト -法の無法者-』(TBS系)55.5万
10位『人事の人見』(フジテレビ系)52.9万
11位『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)51.0万
12位『特捜9』(テレビ朝日系)48.9万
13位『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)47.2万
14位『恋は闇』(日本テレビ系)47.1万
15位『PJ ~航空救難団~』(テレビ朝日系)43.7万
16位『ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー』(日本テレビ系)41.7万
17位『失踪人捜索班 消えた真実』(テレビ東京系)39.6万
18位『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』(テレビ東京系)38.9万
19位『いつか、ヒーロー』(テレビ朝日系)38.5万
20位『パラレル夫婦  死んだ“僕と妻”の真実』(フジテレビ系)32.9万

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