• 木. 6月 26th, 2025

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TOKIO・国分太一、無期限活動休止の背景――“裏の顔”と中居正広との共通点

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 またまた旧ジャニ界隈で問題勃発! TOKIO・国分太一の芸能活動無期限休止が発表されたことだ。しかし、具体的に何がコンプラ違反なのかは不明なままで、国分の記者会見の予定もないらしい。長引くな、この問題。

目次

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
国分太一の衝撃的な“裏の顔”
オールド芸能人の問題発覚は今後も続く

中居正広、2人の“代弁者”の問題点
羽生結弦、怖すぎる離婚の背景

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第750回(6/19〜6/24発売号より)
1位「国分太一『中居正広と苛烈後輩イジメ』裏宴会で暴虐30年」(「女性自身」7月8日号)
2位「中居正広 代弁者の『黙れ!』炎上騒動 でも伝えたい『切実メッセージ』」(「女性セブン」7月10日号)
3位「告白 羽生結弦『わかり合えなくていい』離婚後に語った『262の法則』」(「女性セブン」7月10日号)
※「週刊女性」は合併号休み

国分太一の衝撃的な“裏の顔”

 日本テレビ社長会見で明らかになった、TOKIO・国分太一の複数のコンプライアンス上の問題行為と芸能活動無期限休止。芸能人の不祥事とそれにともなう活動休止は事前に週刊誌報道などがある場合がほとんどだが、しかし今回は何の前触れもなく突然の発表だったこと、さらにコンプラ違反の詳細が“プライバシーの観点から”という理由で明らかにされなかったこともあり、大きな波紋を呼んでいる。

 すでにコンプラの内容として、“関係者にわいせつな写真や動画を送るよう要求した”“自身も動画を送りつけた”“スタッフへのパワハラ・セクハラ”などが報じられているが、しかし“テレビ局社長が会見を開いてまで”の行為や、“即日活動無期限休止”となったほどの行為の詳細は不明なままだ。そんな中、「女性自身」では国分の“裏の顔”を報じている。これは結構衝撃だ。

 例えば、相手によって態度を変えることは有名で、スポンサーなどには愛想がよくて下の人にはぞんざい、“やりづらい人”という印象、協力的なTOKIOメンバーの中で国分だけが不機嫌で打ち合わせでも難癖ばかり、など出るわ出るわ。こうした証言をしてくれた関係者の中には、「二度と一緒に仕事したくない」と語気を強めるNHK関係者もいたという。さらに後輩や共演者いじめもひどかったらしい。

 好感度が高かったこその“落差”だ。しかも記事によると、国分はあの中居正広を先輩として慕っていて、そんな中居の尊大な一面から影響を受けたのではないかとも推察している。

 なるほど、ここでも類は友を呼ぶ、ね(ちなみに中居と松本人志も類友だと本欄では過去に指摘しているので、今回国分も仲間入り)。

オールド芸能人の問題発覚は今後も続く

 しかし今回の国分の一件は、芸能界をめぐるさまざまな“変化”を感じるものだ。まず日テレ社長が会見で国分を“告発”したこと。これは中居の性加害問題とその後のフジテレビの対応をみてのことだろう。これがなければ、国分問題は隠蔽されたかもしれないから。

 さらに会見で不祥事が明らかになったことは、翻って芸能マスコミの弱体化も感じられるものだ。問題が複数あり長年放置されてきたのなら、なぜ芸能マスコミがそれをいち早くキャッチしスクープできなかったのか。

 加えて、もしジャニーズ事務所が崩壊していなかったら、国分問題も、そして中居問題もまた公になることはなかった可能性も考えられる。そうした意味で、芸能界はここ数年で大きく変わった。

 また芸能界だけでなく、世間のコンプライアンスやハラスメントの認識も変わった。その流れについていけない一部のオールド芸能人たちも、次々と問題が発覚しつつある。今後もこの流れは続くだろう。

中居正広、2人の“代弁者”の問題点

 いいぞ、いいぞ! 「女性セブン」が中居正広問題を取り上げ続けている。今回、「セブン」がクローズアップしたのは、中居正広の“代弁者”のようなコメントをしてきた元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏と社会学者・古市憲寿氏の2人の存在だ。

 まず第三者委員会について批判してきた橋下氏。橋下氏は中居サイドの関係者から意見を求められ助言してきた人物でもあるが、記事では中居の性暴力についても、こんなコメントをしていたことが改めて紹介されている。

「事実が出てくれば、みんな『えっ? これ性暴力なの?』と感じる人は多くなると思いますよ」

 橋下氏が言う“事実”とは“中居サイドの関係者”から聞いたものだと推察できるもので、またこの主張は中居代理人の主張とも重なる。そして「セブン」もまた、橋下氏の発言の意図をこう指摘するのだ。

「橋下氏の意見は、中居さんの気持ちを代弁していると言っていいものです」(芸能関係者のコメント)

 是が非でも“性暴力”を認めない。橋下氏の発言は、そんな中居本人の意思の代弁ということだ。恐ろしい――。

 当初、巨額の解決金を女性に支払って双方守秘義務を課した。その後マスコミ報道がなされ、被害者女性やその関係者が何度も中居からの被害を訴えた。関係企業でもあるフジの第三者委員会でも中居の性暴力が認定された。

 何より中居本人が“事件発覚直後”にほぼ何も語ることなく突如として芸能界を引退し、そして引退公表の際には「全責任は私個人にあります」「改めて、相手さまに対して心より謝罪申し上げます」とまで表明していた。

 そんな経緯があるのに、弁護士でもある橋下氏は、あくまで中居サイドの言い分を信じ、それを公言して憚らない。

 古市氏も同様だ。古市氏も中居との共演経験もある“友人”だという。そんな古市氏がなんと被害者女性に噛み付いた。「週刊文春」(6月12日号・文藝春秋)に掲載された“被害者女性の親しい知人”によるコメントに事実誤認があったとして、女性の代理人弁護士に「確認文書」を送ったのだ。これは大いに問題がある行為だといっていい。「セブン」もこう指摘する。

「古市さんは、自身の立ち位置がフラットだと主張していますが、そもそも記事を掲載した週刊文春の編集部に問い合わせるような内容にもかかわらず、A子さん(被害女性)の代理人に送付していることには疑問も浮かびます」(芸能リポーターのコメント)

 おっしゃる通り、そもそもこうしたコメントの文責はそれを掲載した編集部にある。なのに、それをすっ飛ばしてコメントした関係者(それもコメントは “被害者女性の親しい知人”で“被害者本人”ではないのだが)に“抗議文書”を、しかも世間に公開しつつ送りつける。この行為は女性に対する威圧、嫌がらせとも取られかねない行為だ。

 さらに問題なのが古市氏、そして橋下氏がこうした言動をとる背景だ。「セブン」も重ねてこう指摘している。

「2人は友人として黙っていられなかったという思いもあったのかもしれません。(略)中居さん本人がファンに伝えたい切実なメッセージを代弁したようにも思えますね」(芸能関係者のコメント)

 もしそうだとしたら、かなり悪質だ。橋下氏、古市氏は共にコメンテータとしても著名で影響力のある知識人だ。だからこそ、中居の擁護射撃をしたいならコメンテータという公正公平な立場を装うのではなく、 中居との関係を鮮明にしてから、コメントをすべきだろう。

 さらに問題なのは、2人の言動には“中居の友人・代弁者”だけでなくミソジニーさえ感じさせることだ。特に古市氏の行為は、被害者を萎縮させる効果もある。中居も芸能界を引退したとはいえ、長年トップアイドルとして君臨してきた人物。友人に代弁させるという姑息なやり方は、さらに芸能人としての“晩節”を汚すと思うのだ。

羽生結弦、怖すぎる離婚の背景

 こちらも、ハラスメントというのだろうか。羽生結弦の特集記事の中に、目を剥く記載が。羽生は2023年にバイオリニスとの末延裕子さんと結婚、そしてわずか3カ月で離婚しているが、その際、妻にこんな制約を課していた。

「一歩も外に出てはいけない、誰とも連絡を取るな、『一般人』で通すためにバイオリンは諦めること」

 そしてマンションの隣室は夫の家族たちが住んでいた。まるで監視するように。モラハラなどという言葉では生ぬるい。洗脳、支配、監禁、DV、心理的バイオレンス――。羽生くん、怖すぎる。

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