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「日曜劇場」視聴率、歴代世帯&個人一覧|『19番目のカルテ』11.4%発進、松本潤の医師役「評判」は?

サイゾーオンラインより】

 日曜劇場『19番目のカルテ』が7月13日にスタート(20日は選挙特番で休止)。初回の視聴率としては同枠で放送された『キャスター』や『御上先生』を下回ったものの、嵐・松本潤の演技も反響を呼んでいる。

 富士屋カツヒト氏によるコミック『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(コアミックス)を原作とした『19番目のカルテ』は、キャリア30年目の松本が初の医師役に挑戦するヒューマン医療エンターテインメント。

 日本の医療で19番目の新領域として加わった総合診療科の医師・徳重晃(松本)が、患者の話を徹底的に聞き、その人の背景を探り、時に嘘を見抜くことで、患者にとっての“最善”を見つけ出す様子が描かれる。

 第1話では、全身の痛みを訴える女性患者・黒岩百々(仲里依紗)が整形外科で診察を受け、検査で異常はないことが判明。しかし、たった10分の診察にイライラを隠しきれない。

 同じく整形外科に入院中の横吹順一(六平直政)は足の骨折で入院しているにもかかわらず「喉が痛い」と騒ぎ、担当医の滝野みずき(小芝風花)に「医者なのに風邪も治せないのか」と当たる始末。魚虎総合病院にピリピリとした空気が流れる中、総合診療科医を名乗る徳重が笑みを浮かべながら現れる――。

松本潤演じる医役に「薄ら笑いを浮かべた怖い先生にも……」

 ドラマライターの北村有氏は、序盤の印象をこう語る。

「松本潤さん演じる徳重の確かな存在感が、この作品の肝として土台を担っている印象です。これまで数々の役を演じてこられた松本さんですが、医療ドラマというジャンルにおいてもその表現力やオーラは健在。特に患者や小芝風花さん演じる滝野みずきと向き合ったときの真摯な眼差しや、相手の立場に立ち静かに言葉を重ねる繊細な表情は、彼のこれまでのキャリアが培ってきた深みを感じさせました。

 医療現場のリアリティと、人間ドラマの奥深さを丁寧に描こうとしている点も、好印象を持ちました。松本さんだけでなく、共演されるキャストの方々とのアンサンブルも素晴らしく、それぞれのキャラクターが抱える背景や感情が丁寧に描かれているため、初回から感情移入してしまいました。こういった医療ドラマは、どうしても展開がマンネリ化してしまいがちなので、どうか本作が松本さんの新たな代表作となるよう、次回以降も練られた脚本であることを祈ります」

 ネット上でも、穏やかで飄々とした主人公やそれを演じる松本に対し、「徳重先生の独特な雰囲気に引き込まれる」「松潤の演技、やっぱり魅力的でいいなあ」と好意的な声が上がっている。一方、この独特なキャラクターにまだ慣れないためか、「薄ら笑いを浮かべた、怪しくてちょっと怖い先生にも見える」といった意見も見られる。

『天久鷹央の推理カルテ』と「被ってる」?

 同ドラマといえば、放送開始前には4月期の橋本環奈主演『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)との共通点が指摘され、「被っているのでは?」と心配する声が散見された。

 しかし、放送後は「確かに『天久鷹央の推理カルテ』と大枠は似てるけど、演出などでこんなに変わるのかと驚いた」「どうしても比べちゃう部分はあるけど、全然違った雰囲気でどちらも面白い」などとポジティブな声が目立っている。

 なお、第1話(13日放送)の平均視聴率は世帯11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人7.0%。同枠で前クールに放送された阿部寛主演『キャスター』の初回(世帯14.2%、個人8.7%)には及ばなかったものの、ひとまず好発進といえそうだ。

 主人公の独特なキャラクターが話題の『19番目のカルテ』。今後の視聴率推移にも注目したい。

TBS系「日曜劇場」“初回”世帯・個人視聴率一覧(2022年~)

2025年7月期『19番目のカルテ』世帯11.4%、個人7.0%
2025年4月期『キャスター』世帯14.2%、個人8.7%
2025年1月期『御上先生』世帯12.2%、個人7.5%
2024年10月期『海に眠るダイヤモンド』世帯11.0%、個人6.9%
2024年7月期『ブラックペアン シーズン2』世帯11.8%、個人7.0%
2024年4月期『アンチヒーロー』世帯11.5%、個人7.0%
2024年1月期『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』世帯11.4%、個人7.2%
2023年10月期『下剋上球児』世帯10.8%、個人6.9%
2023年7月期『VIVANT』世帯11.5%、個人7.4%
2023年4月期『ラストマン-全盲の捜査官-』世帯14.7%、個人8.8%
2023年1月期『Get Ready!』世帯10.2%、個人6.1%
2022年10月期『アトムの童』世帯8.9%、個人5.3%
2022年7月期『オールドルーキー』世帯11.2%、個人7.2%
2022年4月期『マイファミリー』世帯12.6%、個人7.6%
2022年1月期『DCU』世帯16.8%、個人10.3%

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