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『「鬼滅の刃」無限城編』猗窩座役・石田彰の演技力は「トップレベル」! 「良くも悪くも、我が道を行く」その素顔とは?

サイゾーオンラインより】

 漫画家・吾峠呼世晴氏の人気作『鬼滅の刃』(集英社)を原作とする人気アニメシリーズの最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(以下、『無限城編 第一章』)が7月18日に、全国の劇場で封切られた。業界関係者からは、今作のメイン声優を務める石田彰の演技力を高く評価する声が聞こえてきた。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の概要

 『鬼滅の刃』は、主人公・竈門炭治郎(声優:花江夏樹)が、鬼になった妹・禰豆子(声優:鬼頭明里)を人間へ戻すため「鬼殺隊」に入隊し、仲間たちと切磋琢磨しながら因縁の相手・鬼舞辻無惨(声優:関俊彦)に立ち向かうダークファンタジーだ。

「2019年4月からのテレビアニメ『「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』(TOKYO MXほか)の放送に先駆け、第1話から第5話までで構成された特別上映版『「鬼滅の刃」兄妹の絆』が同年3月に劇場公開されました。そして20年10月には、『竈門炭治郎 立志編』の続編となる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開。最終興行収入404.3億円という驚異的な数字を打ち出し、国内歴代興収第1位に躍り出る歴史的大ヒット作となっています」(声優ライター・勅使河原みなみ)

 その後、『遊郭編』(フジテレビ系、21年12月~22年2月)『刀鍛冶の里編』(同、23年4~6月)を経て、『柱稽古編』(24年5~6月)の放送終了後に、シリーズクライマックスとなる『無限城編』が劇場版3部作で製作されることが明らかに。

 今作はその第1章で、鬼舞辻󠄀の根城である「無限城」を舞台に、『無限列車編』で鬼殺隊の炎柱・煉獄杏寿郎(声:日野聡)と死闘を繰り広げた猗窩座(声:石田彰)と炭治郎らの熾烈な戦いの様子が描かれている。

声優・石田彰、『鬼滅の刃』猗窩座役で再評価の声! 「我が道を行く」その素顔とは?

 なお、今作の陰の主人公・猗窩座を演じる石田彰といえば、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの渚カヲルや、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのアスラン・ザラ役で知られているだけに、中性的でミステリアスなキャラクターを演じているイメージを持つ人も多いだろう。

「そのため、好戦的な性格の猗窩座を演じることに当初は戸惑う声も多く上がっていましたが、ネット上では今作を観賞した人から、『石田彰さん演じる猗窩座に泣かされまくり』『猗窩座を演じられるのは石田彰さんしかいない』『猗窩座が石田彰さんでほんと良かった』などと絶賛の声が続出。その実力の高さが再評価されています」(前出・同)

 そんな石田だが、業界関係者によると、その素顔は「良くも悪くも、我が道を行くタイプ」だそう。

「自分の人生観や価値観をしっかりと持っており、それがぶれることはありません。社交的なタイプではないように見えますが、その実、とても気骨がある。演技の幅が極端に広いというよりは、石田にしか演じられない独特のキャラクターの役が確実に回ってくる人です。オールマイティに何でもこなすわけではないものの、『この役は石田しかいない』と思わせるような強い個性と存在感があります。物静かで内向的なイメージもありますが、実際には他人に干渉されることを好まず、自分のペースを貫く“我関せず”なタイプに近く、横のつながりを重視するというよりは、一匹狼のような印象。それでも仕事が途切れないのは、石田にしか演じられない役が確実に存在しているからでしょう」(制作会社関係者)

石田彰、演技力は「上弦の鬼」声優の中でも「トップレベル」!

 また、「同世代の声優の中でも、彼の個性はひときわ強く際立ってる」とのこと。『鬼滅の刃』に登場する「上弦の鬼」役には、置鮎龍太郎(上弦の壱・黒死牟)、宮野真守(上弦の弐・童磨)、古川登志夫(上弦の肆・半天狗)、鳥海浩輔(上弦の伍 玉壺)、沢城みゆき(上弦の陸・堕姫)、逢坂良太(上弦の陸・妓夫太郎)ら、錚々たる顔ぶれが揃っているが、「石田の演技力はトップレベル」(前出・関係者)だとか。

「だからこそ、猗窩座のような物語の重要な役どころを任されたのでは。なお、『上弦の鬼』声優で、特に演技がうまいと感じるのは、石田と沢城の2人です。次点で置鮎が続きます」

 『無限列車編』の大ヒットにより、都内の主要劇場では公開初日だけで30~40回という規格外の上映回数が組まれた『無限城編 第一章』。これから鑑賞する人は、物語の内容はもちろん、石田をはじめとする声優陣の熱演ぶりにも注目すると、より映画を楽しめるだろう。

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