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【歴代視聴率】“シリーズ終了”報道の櫻井翔『放送局占拠』6.5%自己最低発進も……ネットで反響!

サイゾーオンラインより】

 嵐・櫻井翔が主演を務める7月期ドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)の第2話が7月19日に放送された。初回視聴率はシリーズ史上、自己最低となったが、ネット上では「相変わらず面白い!」「ずっと続いてほしい」などと好意的な声が散見される。

 同シリーズは、刑事の武蔵三郎(櫻井)が武装集団に立ち向かっていくタイムリミットバトルサスペンス。2023年1月期に鬼の面をかぶった武装集団が大病院を占拠する『大病院占拠』、24年1月期に干支の面をかぶった武装集団が空港を占拠する『新空港占拠』が放送され、今作は第3弾となる。

 東京都知事選挙に向けた選挙特番を放送中の巨大テレビ局を妖怪の面をかぶった武装集団が占拠する『放送局占拠』。

 第2話では、現場に居合わせた武蔵(櫻井翔)と和泉(ソニン)が、巻き込まれた武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)とその娘・えみり(吉田帆乃華)を外に逃がそうとするが、途中で天狗に襲われた和泉が負傷。

 一方、人質の救出を急ぐ本庄(瀧内公美)ら現場指揮本部は、テレビ局への潜入経路を発見する。警備部長の屋代(高橋克典)は直ちにSAT隊員を向かわせるが、その裏で拘置所を脱走した大和(timelesz・菊池風磨)の計画が静かに動き始めていた――。

『○○占拠』シリーズ、日テレの代表作としての地位を確立

 序盤の印象について、ドラマライターの北村有氏はこう語る。

「『大病院占拠』『新空港占拠』も欠かさず楽しみに観ていました。今作『放送局占拠』も、顔を隠した犯罪者集団が大きな組織を建物ごと乗っ取って占拠し、目的を達成するまでライブ配信をしながら武蔵とやりとりをする……という枠組みは一緒です。もはやこのシリーズに至っては、これまでのシーズンをなぞる展開であったとしても、それが『お決まり』『定番』として娯楽の一部となっていますし、武蔵のセリフ『嘘だろ……』も含めコアなファンを獲得しているので、日テレの代表作としての地位を確立しているのではないでしょうか。

 今作でも、やたらと爆発に巻き込まれているのに大した怪我もなく復活する武蔵の姿は健在。今後どんなトンデモ展開を見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません。また、『新空港占拠』では、前作『大病院占拠』よりも拷問シーンが強烈になっている点でも話題になっていました。今回の武装集団「妖(あやかし)」たちはどんな行動に出るのか、どんな背景を抱えた人物たちなのか、菊池さん演じる大和耕一の挙動も気になりますし、第1話で拉致されてしまった伊吹裕志(加藤清史郎)の今後も気になるところですね」

『放送局占拠』初回視聴率は世帯6.5%、シリーズ最低発進

 なお、『放送局占拠』の初回視聴率は世帯6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人3.8%。同シリーズの『大病院占拠』の初回は世帯7.2%、個人4.3%、さらに『新空港占拠』の初回は世帯7.5%、個人4.6%であったため、『放送局占拠』はシリーズ最低発進となった。

 しかし、現在TVerでは再生ランキングで上位であるほか、SNS上では熱心なファンの間で考察が盛り上がっている。テレビ誌の編集者が話す。

「『○○占拠』シリーズは決して万人受けするような作品ではなく、刺さる人には刺さるといった作風。ただ、テレビ局が重視するコア視聴率が全体的に高く、4%を優に超えることもあります。日テレはバラエティ番組が好調ですが、『○○占拠』以外の連続ドラマは近年、低調が目立っているため、日テレは当然ながら『長寿シリーズ化』を目指したいところでしょう。ただ、櫻井サイドが『アクションシーンが得意ではない』と難色を示しているため『これ以上のシリーズ化は厳しい』と報じる一部メディアも見られます」

 コア視聴率などで健闘している『○○占拠』シリーズ。今後の視聴率推移にも注目したい。

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