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Snow Man、1年ぶりのシングル発売も初日65.4万枚で前作から18万枚減……ライブ円盤も売り上げ低下の要因とは?

サイゾーオンラインより】

 Snow Manのニューシングル「SERIOUS」が、7月22日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で初登場1位を獲得。初日だけで65万台というロケットスタートを切ったものの、“初週ミリオン”(100万枚)は厳しいのではないかと、ファンが危機感を抱いている。

Snow Man、最新シングル「SERIOUS」は初日65.4万枚スタート

 今作は、Snow Manにとって約1年ぶりとなる12枚目のシングル。表題曲はメンバー・渡辺翔太が主演を務める映画『事故物件ゾク 恐い間取り』(7月25日公開)の主題歌に起用されており、初回盤A・B(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)の3形態でリリースした。

 Snow Manといえば、4月19~20日に東京・国立競技場、6月7~8日には神奈川・日産スタジアムにてグループ初のスタジアムライブ『Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~』を開催。日産公演の初日は、MC中にグループ公式YouTubeチャンネルで生配信を実施し、7月23日にニューシングルを発売すると発表。そして新曲「SERIOUS」をサプライズで初披露した。

 プロモーション期間は1カ月半ほどしかなかったが、CDの発売前には音楽特番『THE MUSIC DAY 2025』(日本テレビ系、7月5日放送)を皮切りに、『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系、同14日放送)、『ミュージックステーション SUPER SUMMER FES 2025』(テレビ朝日系、同18日放送)、『音楽の日』(TBS系、同19日放送)『with MUSIC』(日本テレビ系、同19日放送)でパフォーマンスした。

 そんな「SERIOUS」は発売初日に65万3849枚を売り上げ、堂々の1位に君臨。2位は、22万2,574枚を記録した女性アイドルグループ・CUTIE STREETの「キューにストップできません!/ちきゅーめいくあっぷ計画」で、Snow Manは43万枚以上も突き放すほどの好発進となった。「オリコン広報部【公式】」の公式X(旧Twitter、23日付)は「SERIOUS」の数字を受けて「初日売上で今年度シングル最高初週売上超えを記録!」(原文ママ)と伝えている。

 ただ、Snow Manの過去のシングルと比較すると、“勢いが落ちた”という印象は否めない。例えば、昨年2月発売の「LOVE TRIGGER / We’ll go together」は初日90.3万枚、初週は自己最高となる119.3万枚をマーク。同年7月発売の「BREAKOUT / 君は僕のもの」も初日83.4万枚の好スタートを切り、初週は106.7万枚で2作連続のミリオンセラーとなっていた(いずれもオリコン調べ、以下同)。

 ところが、「SERIOUS」は前作の初日記録からおよそ18万枚もダウン。2020年1月に発売されたSixTONESとの合同デビューシングル「D.D. / Imitation Rain」(初日77.3万枚・初週132.8万枚)を除くと、初日売り上げで1~2位の「LOVE TRIGGER / We’ll go together」「BREAKOUT / 君は僕のもの」に続くのは「タペストリー / W」(23年3月発売、68.1万枚)と、「Dangerholic」(23年9月発売、66.5万枚)で、初日65.4万の「SERIOUS」は歴代5位となった。

Snow Man、ライブの円盤も前作より「10万枚売り上げ減」の要因とは?

 なお、Snow Manはシングルだけではなく、ライブの円盤も売り上げが落ちていたとか。23年12月発売の『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』の初週売り上げは、DVDが26.8万枚、Blu-rayは46.6万枚で、合計73.4万枚。しかし、今年6月発売の『Snow Man Dome Tour 2024 RAYS』は23.2万枚(DVD)、39.5万枚(Blu-ray)で、合計売り上げが62.7万枚だった。

 デビュー5周年という記念イヤーに、スタジアムライブも実現させたSnow Man。デビュー以降、のぼり調子だった彼らだが、ここへ来て売り上げが下降気味となっている。

「アイドルグループの場合、メンバーの誰かに異性スキャンダルが浮上したり、ネガティブな話題が長引くと、CDなどの売り上げが低下する場合もあります。Snow Manでは今年1月に『女性セブン』(小学館)が向井康二とゴルフタレント・なみきの熱愛を報じていました。しかし、記事にはツーショットが掲載されておらず、その後も交際を裏付けるような具体的な続報が出なかったため、向井の一件はファンにとって大打撃ではなかったとみられています。となると、これまでCDを複数枚買ってまで売り上げに貢献していたような“積むファン”が減ってしまったのか……」(芸能ライター・阿部ベア氏)

 とはいえ、グループのYouTubeは、今年7月19日頃にチャンネル登録者が400万人を突破。6月12日に公開となった動画「Snow Man 'SERIOUS' Music Video」も再生回数は3076万回を超えるなど、順調に伸びている(7月23日時点)。

「お金を払って応援するというよりも、YouTubeやテレビなどをチェックするライトなミーハー層が増えているイメージです。また、Snow Manは『LOVE TRIGGER / We’ll go together』『BREAKOUT / 君は僕のもの』が2作連続で初週ミリオンに届いたように、“CDは売れて当たり前”のグループになりました。デビュー前から支えてきたファンたちは、Snow Manが大ブレークしたことで少し安心してしまったのかもしれませんね」(前出・同)

 今回の初日の結果を受けて、ネット上のファンは「ファンが増えたのに売り上げが落ちているのはなんで? 1年ぶりのシングルなのに……。ハーフミリオン(50万枚)なのに悔しい」「初日で65.4万枚はすごいけど、想定よりはるかに少なかったから手放しで喜べない」「2~3形態買っている人がほとんどなはずなのにこの数字って……CDを買うファンが減ったってことかな」「これじゃ初週ミリオンは厳しい」と落胆。3作連続での初週ミリオンが叶わない可能性も出てきたため、「初週ミリオンを達成してほしいから、CDを追加購入する!」と、息巻いているファンもいたほど。

 一方、「SERIOUS」が主題歌に起用されている映画『事故物件ゾク 恐い間取り』はCD発売後の25日に公開となるだけに、映画の客入り次第では今作もさらなるヒットが見込めそうだ。

 初日66.5万枚だった「Dangerholic」は初週86.9万枚と大台には届かず。65.4万枚スタートの「SERIOUS」は、ファンの後押しで初週ミリオンに到達するだろうか?

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