【サイゾーオンラインより】
今年2月16日に結成が発表されたジュニア内グループ・ACEes（エイシーズ）のアリーナツアー『ACEes Arena Tour 2025 PROLOGUE』が、8月5日の大阪・大阪城ホール公演で幕を閉じた。ファイナルでは「CDデビューを発表するのではないか」と注目が集まっていた一方、意味ありげな演出に会場のファンは騒然となったという。
ACEes・作間龍斗、ツアーファイナルで明かした“本音”とは？
今年2月16日、STARTO ENTERTAINMENT（以下、STARTO）はジュニア内ユニットの再編成を公表。HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の一部メンバーをシャッフルし、新たにACEes、KEY TO LIT（キテレツ）、B＆ZAI（バンザイ）の3組が誕生したことを報告した。
それに伴い、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍は事実上解散。21人組だった少年忍者は深田竜生（現ACEes）、稲葉通陽、鈴木悠仁、川崎星輝（現B＆ZAI）を除く17人編成で活動をスタートさせた（4月末の小田将聖の退所に伴い現在は16名）。
「少年忍者で活動していた深田は、浮所飛貴、佐藤龍我、那須雄登（元美 少年）、作間龍斗（元HiHi Jets）とともにACEesメンバーになりました。彼らはグループ結成発表の時点で4月からアリーナツアーを開催するとアナウンスされ、一部ジュニアファンはACEesのCDデビューが近いのではないかと予想。新たに生まれた3組のうち、最も事務所が期待しているグループではないかと、目されていました」（芸能ライター・阿部ベア氏）
そんなACEesは、東京・有明アリーナ（4月10～13日）公演を皮切りに、福岡・マリンメッセ福岡A館（5月20～21日）、静岡・エコパアリーナ（7月5～6日）、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館（7月29～30日）、大阪城ホール（8月4～5日）でコンサートを実施。STARTOアイドルのコンサートの場合、ツアーのファイナルなどで重大発表をするケースが多いため、ジュニアファンの間ではACEesが8月5日の大阪公演でデビューが発表されるのではないかと目されていた。
しかし、コンサートに参加したファンのレポートを見ると、彼らの口から“デビューが決まった”といううれしい知らせはなかったという。浮所はダブルアンコールの時のあいさつで「デビュー発表あるかと思ったでしょ？」とファンの反応をうかがいつつ、「マジでないから」と否定。「だから、皆さんの力が必要です」と、さらなる応援を呼びかけていたとか。
そして、作間は最後の挨拶で長年活動したHiHi Jetsメンバーとの別れを振り返り、「大事なものはもう二度と失いたくない」「つらかった」などと、本音を打ち明けていたそうだ。
ACEesが「匂わせ」？ ツアーファイナルでファンを驚かせる“演出”も
そんな同公演では、終演後にファンを驚かせる“演出”が待っていたようだ。本人たちがステージからいなくなった後、場内のモニターに5人が歩いている足元の映像やカウントダウンの数字が現れたほか、「序章はこれで終わり」と意味深なメッセージが表示されていたという。ツアータイトルにも入っている「PROLOGUE」（序章）を連想させるワードだが、場内は悲鳴に近い歓声が上がっていたとか。
SNS上のファンからは「作ちゃんの挨拶で号泣した」「浮所くんが『デビュー発表はない』って言っていたのに、ラストの『序章はこれで終わり』の文字の意味は!?」「次のライブの匂わせかな？」「デビューフラグ？」と、さまざまな声が上がっている。
なお、ACEesは5日の最終公演が始まる前に、ジュニア公式インスタグラムでライブ配信を実施。終盤には「大事な発表」として、ファンネームが「ACEee」（エイシー）に決まったと報告した。さらに浮所は、写真を撮る時などにも使えるポーズも考えたといい、「一丸となってほしくて」「ポーズとか名前を決めた」と、述べていたのだった。
「このタイミングでファンネームを発表したのは、デビューに向けて“ACEee”のみんなが力を合わせて応援してくれることを望んでいるのでしょう。なお、配信内では5月24日にYouTubeの『ジュニアCHANNEL』にアップされたパフォーマンス動画『ACEes【PROLOGUE】Arena Tour 2025 PROLOGUEより』にも言及。スタッフから現在の再生回数を聞いた佐藤はもう少しで200万台に届くと知り、『皆さん“これ”してください』とコメント。両手の人差し指をくるくる回す仕草を見せ、要は“動画をたくさん見て数字を伸ばしてほしい”と、お願いしていたんです。数字で人気を示せれば、デビューにより近づける可能性がありますからね」（前出・同）
カウントダウンの数字はいったい何を指していたのか、そしてデビューはいつになるのか、今後のACEesの活動に注目が集まる。