【サイゾーオンラインより】
これまでに数々の人気俳優陣が演じてきた、NHK朝ドラのヒロイン役。どんな時代でも志高くパワフルに生きる彼女たちに、日々元気をもらっているという人も少なくないでしょう。
例えば、日本初の女性弁護士誕生の物語を描いた『虎に翼』(2024年前期放送)では、伊藤沙莉演じるヒロイン・猪爪寅子の実直で正義感あふれる性格や、世の中の当たり前とされてきたことに「はて?」と疑問をもつ姿が注目を集めました。また、現在放送中の『あんぱん』も、高知新聞社の戦後初の女性記者をモデルにした主人公・朝田のぶを今田美桜が熱演し話題になっています。
そこで今回は、「令和放送のNHK朝ドラヒロインで一番好きな人は誰?」をアンケート調査しました。回答の選択肢は下記の14名。これらから1人を選び、回答してもらいました。(実施期間:2025年7月18日~27日、回答数:273)
・広瀬すず(2019年前期『なつぞら』)
・戸田恵梨香(2019年後期『スカーレット』)
・二階堂ふみ(2020年前期『エール』)
・杉咲花(2020年度後期『おちょやん』)
・清原果耶(2021年前期『おかえりモネ』)
・上白石萌音(2021年後期『カムカムエヴリバディ』)
・深津絵里(2021年後期『カムカムエヴリバディ』)
・川栄李奈(2021年後期『カムカムエヴリバディ』)
・黒島結菜(2022年前期『ちむどんどん』)
・福原遥(2022年後期『舞い上がれ!』)
・浜辺美波(2023年前期『らんまん』)
・趣里(2023年後期『ブギウギ』)
・伊藤沙莉(2024年前期『虎に翼』)
・橋本環奈(2024年後期『おむすび』)
・今田美桜(2025年前期『あんぱん』)
1位:今田美桜(2025年前期『あんぱん』朝田のぶ) 52票(19%)
見事第1位に輝いたのは、今田美桜。2025年前期放送のドラマ『あんぱん』(NHK)で、主人公の朝田のぶを演じています。
同作は、人気キャラクター「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしとその妻である暢をモデルとした物語。激動の時代でも夢を忘れずに生き抜いた夫婦の人生を温かく、ときにコミカルなトーンで描いています。
今田扮するのぶは、とにかく前向きでパワフルな女性。県大会で優勝するほどの俊足っぷりから、周囲に「韋駄天おのぶ」などと呼ばれることもあります。作中では抜群の行動力と持ち前の熱さで、戦後初の女性記者として「高知新報」に入社し奮闘。
ドラマを視聴しているファンからは、今田の演技が役柄にマッチしていると高評価でした。今田の可憐ではつらつとした雰囲気も、のぶのキャラクターと見事にマッチしているようです。
2位:広瀬すず(2019年前期『なつぞら』奥原なつ) 43票(16%)
今田美桜に続いて第2位に選ばれた広瀬すず。19年前期放送のドラマ『なつぞら』(NHK)で、主人公・奥原なつ役を担当しました。
長い歴史のある朝ドラの中でも記念すべき第100作目となった本作の舞台は、戦後の北海道・十勝。9歳のときに東京から十勝にやってきたなつが、やがてアニメーションの世界を志して上京し奮闘する様子を描きます。
広瀬は、高い想像力と開拓者精神を持ったなつを好演。まだ日本アニメの草創期だった時代にまっすぐ夢に向かって進んでいく姿が、朝ドラの視聴者に対して強い印象を残しました。北海道の自然豊かな風景も、広瀬の透明感あふれる爽やかな魅力をさらに引き出しています。
放送当時、広瀬はインタビューで撮影を振り返り、「20歳になったタイミングで、子どもを産むまでのお芝居をするのは、試されているなと思う瞬間もありました」と語っていました。学生から母になるまでの幅広い年代のなつを演じ切った、俳優・広瀬すずの魅力を存分に感じられる作品といえるでしょう。
3位:伊藤沙莉(2024年前期『虎に翼』猪爪寅子) 33票(12%)
24年前期のドラマ『虎に翼』(NHK)で猪爪寅子を演じた伊藤沙莉は、第3位にランクインしました。
寅子は、日本で初めて法曹界へと足を踏み入れた女性・三淵嘉子をモデルにしたキャラクター。女性にとって不利な制度の存在に疑問を持ち、やがて弁護士や裁判官として活躍していきます。
困難な時代であっても、自分の信念に基づき前進する寅子。伊藤はNHKのインタビューで、「彼女のように闘った方たちがいたから今の平和な社会があるのだという歴史を知り、そのすごみやかっこよさを感じました」と作品を振り返っています。
また伊藤は事前に明治大学で特別授業を4回受け、「法律の基礎が今とは全く違う時代の、家庭のあり方や民事裁判について」学んでから撮影に臨んだのだそう。作中ではこのような撮影前の準備や、ドラマの世界観に対する伊藤本人の理解度の高さが表れていたのか、ファンからも伊藤がヒロインに「ぴったりだった」とする声が上がっていました。
【それぞれの投票コメント】
1位:今田美桜(2025年前期『あんぱん』朝田のぶ) 52票(19%)
◎のぶ役を良く表現出来ていて、尚且つ可愛い。
◎役柄にとても合った演技をしており、見ていて楽しい
◎涙の演技が上手い 美桜ちゃんが泣くと自然と涙が出る 歴代朝ドラヒロインで1番輝いてみえる
◎演技が上手い
◎かわいい
2位:広瀬すず(2019年前期『なつぞら』奥原なつ) 43票(16%)
◎一番印象に残ってるから。
◎夢に向かい困難と戦いながら生きて行く姿に胸突き刺しました。今でも録画を何度も見ています。朝ドラ1位です。
◎実物をエキストラに参加で見てイチオシです
3位:伊藤沙莉(2024年前期『虎に翼』猪爪寅子) 33票(12%)
◎とにかく最初から最後まで中だるみなく素晴らしかった。
◎一番ぴったりだったし、法律を分かりやすく説明してくれるドラマだったから。