• 火. 8月 12th, 2025

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中居正広、卑劣な戦略――“性暴力”の実態報じる「週刊文春」は攻撃しない卑劣さ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 おそらく日本中に衝撃が走ったカズレーザーと二階堂ふみの結婚発表。事前にキャッチしたマスコミがいなかったこともあり、異色の大物カップル誕生に、誤報か!? 何かの宣伝? などさまざまな反応が。山里亮太と蒼井優のように意外な組み合わせによって、“好感度相乗効果的にどアップオシドリ夫婦”になるか、それとも――今後の夫婦生活に注目だ! 

目次

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
中居正広、あまりに卑劣で矛盾だらけの行動
「週刊文春」ではなく被害女性側を攻撃対象にする戦略の卑劣さ
国分太一、“妻との関係”の真相は?
第4子誕生、宮崎あおい&岡田准一夫妻への期待

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第757回(8/7〜8/12発売号より)
1位「中居正広 まさかの“延長”『会社やめずに闘う』覚悟」(「女性セブン「8月28日号)
2位「国分太一 ハラスメント活動休止 焦燥の日々に『離婚しない!』決意の妻が寄り添って」「女性セブン」8月28日号)
3位「宮崎あおい 『第4子極秘出産』夫と“愛の送迎リレー”」(「女性セブン」8月28日号)
※ 「女性自身」「週刊女性」は合併号休み

中居正広、あまりに卑劣で矛盾だらけの行動

 中居正広“性暴力”問題は、まだまだ決着がつきそうにない。まず中居サイドが“性暴力”を認定した第三者委員会に対して反論を開始し、対決姿勢を鮮明にしたことだ。中居サイドの思惑は“性暴力者”とのレッテルを何としても払拭したいというものだとされる。

 さらに今回「女性セブン」は中居の不穏な動きを報じている。騒動発覚当初、廃業するはずだった中居の個人事務所「のんびりなかい」は現在も継続され、中居の顧問税理士によると「中居氏から廃業の指示は受けていません」という状況らしい。「セブン」はその理由について、こう解説している。

「会社をやめずに闘うという覚悟で、いまも弁護団側と次なるアクションを検討しているはず」(芸能関係者のコメント)

 徹底抗戦のためにも会社を存続する、そんな中居の意思表明を感じるが、問題はこうした中居サイドの反論の動きに連動するようにSNSなどで“中居を応援する”コメントが多く見られることだろう。

 「セブン」でも応援コメントだけでなく、渋谷の街頭ビジョンに応援メッセージを流すべく私財を投じるファンもいることが紹介されている。こうした動きは被害者女性にとって“セカンドレイプ”的なものであり、被害者を貶めるものでもある。

 実際、女性に対するネットを中心とした誹謗中傷はやむことなく、現在も続いているからだ。

 本欄でも何度も指摘しているが、当初中居は被害女性の性被害の訴えに対し、巨額の示談金を渡し、さらにその“示談事実”がマスコミに報じられ大騒動になると、きちんとした説明や会見も開かずに芸能界を引退している。まるで逃亡するかのように。

 だが第三者委員会から“性加害”認定されるや、突如として反論を開始した。あまりに卑劣で矛盾だらけの行動に見える。

「週刊文春」ではなく被害女性側を攻撃対象にする卑劣さ

 そんな状況下、“文春砲”が炸裂した。「週刊文春」(8月14・21日特大号/文藝春秋)が「中居正広“性暴力”の全貌が分かった!」と題し、中居の性暴力の詳細を報じたのだ。

 その内容は生々しいもので、たとえば中居応援団の橋下徹氏が「これ性暴力なの?」と矮小化しようとした発言などからも到底かけ離れた卑劣な行為だった。

 しかも中居サイドはさらに卑劣だった。「文春」の取材に対し“性暴力”の内容について答えることなく、プライバシー保護や守秘義務を盾に「認識が異なる」などと応じ、さらに被害者女性やその代理人弁護士に対して、まるで“ネタ元”だと疑うような文言まで発している。

 これに対し被害者側弁護士も「守秘義務違反はない」と反論したが、報道した「文春」ではなく被害女性側を攻撃対象としている中居サイドの“戦略”も、また卑劣としか言いようがないものだ。

 こうして中居の“性暴力”の実態が明るみに出た現在、今後どんな報道があるのか、さらなる大きな動きがあるのか。合併号明けの女性週刊誌も含め期待したい。

追記 中居問題でもクローズアップされたフジテレビの“首領”であり、中居問題を含む“諸悪の根源”とされたフジサンケイグループ日枝久前代表が、「文藝春秋9月号」(同)でのインタビューに登場した。そして中居問題に対し「一言で言うと、僕はアンタッチャブル」だって。こちらも、中居サイドに負けず劣らず無責任で卑劣だった。

国分太一、“妻との関係”の真相は?

 そんな“性暴力男”中居正広に次ぐ第2位は、「女性セブン」による“コンプラ違反男”国分太一ネタだ。これまで国分に関しては「女性自身」が攻めていた。これでもかと国分のモラハラぶりを描き、また家庭生活(妻との関係)に関しても詳細を報道してきたからだ。

 その情報量はかなり多い。たとえば国分は腫瘍摘出手術の際に献身的に支えてくれたA子さんと結婚を決意した(男の身勝手さを象徴するあるあるエピソード)。

 A子さんは国分の希望で会社を辞め、家事のほとんどを担ってきた(尽くす女性がタイプだという国分の時代遅れ的エピソード)。しかし家庭に入ったA子さんに国分が口を出すことが増え、買い物などにも厳しくジャッジするように(典型的モラハラ夫)。

 昔かたぎで亭主関白、食事は目でも楽しみたいと要求、料理にも“なにか足らない”とはっきり伝えるが、それは妻のためでもある、口数の少ない昭和の男だった実父に憧れる――などなど。

 そしてコンプラ違反で芸能界活動を休止した後も、妻に対する仕打ちはひどかった。騒動後、別居を提案しようと国分はA子さんにこう言い放ったという。「君が出て行って」。さらに今回の騒動を機にA子さんが再び働きたいと希望したが、しかし国分はそれを拒否したらしい。「俺の顔に泥を塗る気か」と。

 そんなコンプラ違反男のモラハラエピソードを次々と炙り出してくれた「自身」だったが、今回「セブン」がこれに反論していて面白い。

 いわく「彼(国分)を献身的に支えているのが妻」「先日、奥さまが運転する車で出かけていましたよ。やっぱり周囲の目が気になるのか、国分さん本人は後部座席に乗るようにしているみたいですね」(近所の住民のコメント)。そして、こう結論付けた。

「(妻は)いつまでも頼りになる存在なんでしょう。騒動にも“離婚しない”という決意を固めているようです」

 「セブン」と「自身」、どちらが“正解”か。国分の今後とともに興味津々だ。

第4子誕生、宮崎あおい&岡田准一夫妻への期待

 令和のビッグマザー誕生だ。宮崎あおい&岡田准一夫妻に第4子が誕生したという。20年の第2子妊娠報道から出産報道はなかったというから、タイトルにあるように“極秘出産”であり、これを報じた「女性セブン」のスクープでもある。

 それにしても子ども4人! 不倫略奪から始まった2人の関係だが、今や宮崎は芸能界のビッグ・マミィであり、岡田はビッグ・ダディだ。一家の“大家族密着ドキュメント”をぜひ見てみたい。無理だと思うけど。

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