【サイゾーオンラインより】
STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)のジュニア内グループ・少年忍者のコンサート『少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者』が、8月14日に開幕した。初日の公演を見たファンの中には、グループの解散を疑うなど悲観的な声を上げる者も存在する。
少年忍者、新体制初の単独コンサート『少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者』開幕
かつて、Snow Man・ラウールも在籍(2019年1月に脱退、当時の芸名は村上真都ラウール)していた少年忍者は、 18年6月9日に結成された14人組の「ちびっこ忍者」が前身の事務所内随一の大所帯グループ。同年8月に「少年忍者」へと改名後、メンバー編成を繰り返し、22年5月31日に平塚翔馬が脱退して以降は21人体制で活動していた。
そして今年2月、ジュニア内に新たなグループ・ACEes、KEY TO LIT、B&ZAIの3組が誕生すると同時に、少年忍者メンバーだった深田竜生はACEesへ、稲葉通陽と川崎星輝、鈴木悠仁の3人はB&ZAIに所属することとなった。
「その後の4月8日、グループの中心メンバーである織山尚大は、公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ『忍ばない少年達の交換日記』内のページ『忍びの定期更新』(9日午後8時までの期間限定公開)に、不穏な文章をつづっていました。ほかのグループに移籍した仲間とのエピソードをつづりながら、『みんなの中にも 残ってると思う メンバーの中にも それを見届けてくれた お客さんの中にも』『21人の未来は 数や計算だけじゃ計り知れない 可能性に満ち溢れた存在だからね』(原文ママ、以下同)など、思い出に浸るような内容だったんです。グループの改名や退所者が出る、もしくは織山自身が少年忍者を離れるのではないか……と、さまざまな臆測を呼びました」(芸能ライター・阿部ベア氏)
なお、グループをめぐっては同16日に小田将聖が30日付で事務所を退所すると発表し、依然として不穏な空気がたちこめていた中、21日午後、FAMILY CLUB webがリニューアルしたタイミングでブログの運用体制が変更されることに。グループのリーダー・川崎皇輝が更新スタイルや掲載期間などの変更点についてブログ内で説明したため、ネット上のファンからは「皇輝くんの文章的にも少年忍者の解体はしばらくなさそうで安心した」「新ブログが始動したから安心」など、安堵の声が漏れていた。
こうして、現在は16人体制で活動を継続している少年忍者。彼らの単独コンサート『少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者』は8月14日にスタートし、31日まで東京・Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)で計29公演を行う予定だ。
少年忍者ファンから「解体かも」「終焉を感じた」の声が上がるワケ
初日の公演に参加したファンのレポートを見ると、披露した楽曲や演出面を含めて、少年忍者の“集大成”のような仕上がりになっていたという。過去の映像が流れる場面もあったほか、川崎が若手のジュニアと台詞を交わすシーンなどが意味深だと感じたそうだ。
SNSでは「『集大成』って感じ。グループは解体かもしれない」「皇輝のあいさつとか演出とか、いろんなところに忍者の終焉を感じた」「少なくとも16人の少年忍者は終わりで、グループ名が変わるんだなと思った」などとネガティブな感想が相次いでいる。不安を抱えているファンは「少年忍者が継続するという確定演出がほしい」と嘆いている状況だ。
ただ、少年忍者は公演内で “新衣装”をお披露目していたといい、「解散はしないでしょ」「今後どうなるかわからないグループに、事務所が新衣装を与えるはずがない」と、前向きに受け止めている人も。
「今回は16人組になってから初の公演となりました。コンサートの様子を伝えている15日付の『スポーツニッポン』では『事務所を代表するアイドルになって世間の常識をひっくり返したい』(織山)、『これからもずっとアイドルでいたい』(川崎)と、彼らの決意の言葉を紹介しています。なお、コンサートのタイトルは『This is 忍者』ですが、青木滉平いわく、『これぞ少年忍者というパフォーマンス』を詰め込んだ内容になっているとか。記事は『16人で未来に向けて突き進んでいく』というポジティブな言葉で締めくくられており、グループの解体を示唆する表現はありませんでした」(前出・同)
今後のステージで、あらためてメンバーがファンの不安を払拭するようなメッセージを発信すれば、心配の声も減っていくだろう。まずは31日の最終日まで、一人も欠けることなく全力のパフォーマンスを届けてほしいものだ。