• 日. 8月 17th, 2025

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松竹芸能のギャラの安さは吉本興業以上!? 元所属タレントの告白が話題に

松竹芸能のギャラの安さは吉本興業以上!? 元所属タレントの告白が話題に

サイゾーオンラインより】

 お笑いコンビ・さらば青春の光が8月3日、カンテレの『マルコポロリ!』に出演し、かつて所属していた松竹芸能を辞めた理由を明かして話題となっている。

さらば青春の光・森田哲矢が語った『KOC』卒業

 森田哲矢と東ブクロは2013年3月いっぱいで松竹芸能を退所。

 現在は個人事務所、ザ・森を窓口に芸能活動を展開しており、今年開催したライブツアーの観客動員数は4万人以上、関連YouTubeチャンネルの登録者数は250万人以上に及び、テレビやラジオ、web配信番組などで複数のレギュラー番組を抱えるなど活躍を見せている。

 お笑い業界のみならず、芸能界全体を見渡しても独立後の勝ち組と言ってもいい存在だが、森田は同番組で松竹芸能退所の前年に開催された『キングオブコント 2012』で準優勝したことに言及。

 当時を振り返り、「反響がメチャクチャあって。これはきたなと」と手ごたえを感じていたとし、「やっと全国の賞レースで2位までいったから仕事が増えるやろな、収入増えるやろなと思っていたら、次の月の給料が8000円やったんすよ」と告白した。

 相方の東ブクロが「(収入は仕事よりも)遅れてくるからそうなんですけども」とフォローしつつも、森田は「それで辞めることを決意するという」と給料の額にショックを受けて退所を決断したことを明かしたのだ。

 松竹芸能といえば、『M-1グランプリ2002』王者のますだおかだやお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん、ヒコロヒーなど人気芸人を多数抱えている。

 その一方でさらば青春の光以外にもAマッソ(13年退所)やみなみかわ(24年退所)、キンタロー(24年退所)など独立する芸人も多いが、その要因として薄給があるのだろうか?

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「給料が安いと言うとかつての吉本興業が有名で、吉本芸人たちもたびたびネタにしてきましたが、若手芸人の収入面の厳しさに関しては松竹芸能はそれ以上とも言われていました。吉本に比べると若手芸人が出演できる常設劇場の数は多くなく、営業力やテレビ番組やイベントなどへのブッキング力も強くはないので、ブレークするまでは収入面で苦労する芸人もかなり多いとは聞きます。さらば青春の光は『キングオブコント 2012』で準優勝する前から『NHK上方漫才コンテスト』の本戦に出場したり、『ABCお笑い新人グランプリ』の決勝に進出したりとそれなりに存在感を放っていました。それでいて、仮に当時の月収が本当に8000円だとしたら、『キングオブコント』準優勝の実績がまだ加味されていなかったとしても本人たちが安過ぎると感じても不思議ではないですし、同じくらい活躍している吉本芸人の方が給料は良いと思います」

 実際、バラエティー番組を手掛ける放送作家もこう明かす。

「以前は、松竹芸人が吉本芸人のように給料やギャラの安さをネタにしないのは“笑えないレベルだから”なんて話も聞きましたね。なんだかんだ言って吉本は賞レースで活躍したり、ある程度売れた芸人ならアルバイトせずとも本業だけで食べて行けるくらいの収入は用意しますし、明石家さんまさんや『ダウンタウン』クラスの大物になればギャラの取り分も若手芸人とはだいぶ違います。他方、松竹芸人はそこそこ活躍してからもバイトを掛け持ちしているケースもありましたからね」

 もっとも、近年は芸人を取り巻く環境も多少の改善が見られるという。

「昨今の芸能界を取り巻く環境の変化や所属芸人の退社ラッシュなどを受けて、ひと昔前に比べると多少は給料面も改善されているとか。とくにクロちゃんやヒコロヒーさんのような会社の屋台骨を支えるブレーク中の芸人に関しては、ギャラの取り分などそれなりに厚遇しているようです。『ますだおかだ』さんはすでにベテランの域にありますし、クロちゃんやヒコロヒーさんにまで辞められたら、さすがに会社としてのダメージも大きいでしょうからね」(同放送作家)

 クロちゃんやヒコロヒーに続き、薄給をバネにブレークを果たす松竹芸人は現れるだろうか。

『M-1グランプリ』2位芸人の系譜

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

By Admin

サイゾーオンラインより】

 お笑いコンビ・さらば青春の光が8月3日、カンテレの『マルコポロリ!』に出演し、かつて所属していた松竹芸能を辞めた理由を明かして話題となっている。

さらば青春の光・森田哲矢が語った『KOC』卒業

 森田哲矢と東ブクロは2013年3月いっぱいで松竹芸能を退所。

 現在は個人事務所、ザ・森を窓口に芸能活動を展開しており、今年開催したライブツアーの観客動員数は4万人以上、関連YouTubeチャンネルの登録者数は250万人以上に及び、テレビやラジオ、web配信番組などで複数のレギュラー番組を抱えるなど活躍を見せている。

 お笑い業界のみならず、芸能界全体を見渡しても独立後の勝ち組と言ってもいい存在だが、森田は同番組で松竹芸能退所の前年に開催された『キングオブコント 2012』で準優勝したことに言及。

 当時を振り返り、「反響がメチャクチャあって。これはきたなと」と手ごたえを感じていたとし、「やっと全国の賞レースで2位までいったから仕事が増えるやろな、収入増えるやろなと思っていたら、次の月の給料が8000円やったんすよ」と告白した。

 相方の東ブクロが「(収入は仕事よりも)遅れてくるからそうなんですけども」とフォローしつつも、森田は「それで辞めることを決意するという」と給料の額にショックを受けて退所を決断したことを明かしたのだ。

 松竹芸能といえば、『M-1グランプリ2002』王者のますだおかだやお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん、ヒコロヒーなど人気芸人を多数抱えている。

 その一方でさらば青春の光以外にもAマッソ(13年退所)やみなみかわ(24年退所)、キンタロー(24年退所)など独立する芸人も多いが、その要因として薄給があるのだろうか?

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「給料が安いと言うとかつての吉本興業が有名で、吉本芸人たちもたびたびネタにしてきましたが、若手芸人の収入面の厳しさに関しては松竹芸能はそれ以上とも言われていました。吉本に比べると若手芸人が出演できる常設劇場の数は多くなく、営業力やテレビ番組やイベントなどへのブッキング力も強くはないので、ブレークするまでは収入面で苦労する芸人もかなり多いとは聞きます。さらば青春の光は『キングオブコント 2012』で準優勝する前から『NHK上方漫才コンテスト』の本戦に出場したり、『ABCお笑い新人グランプリ』の決勝に進出したりとそれなりに存在感を放っていました。それでいて、仮に当時の月収が本当に8000円だとしたら、『キングオブコント』準優勝の実績がまだ加味されていなかったとしても本人たちが安過ぎると感じても不思議ではないですし、同じくらい活躍している吉本芸人の方が給料は良いと思います」

 実際、バラエティー番組を手掛ける放送作家もこう明かす。

「以前は、松竹芸人が吉本芸人のように給料やギャラの安さをネタにしないのは“笑えないレベルだから”なんて話も聞きましたね。なんだかんだ言って吉本は賞レースで活躍したり、ある程度売れた芸人ならアルバイトせずとも本業だけで食べて行けるくらいの収入は用意しますし、明石家さんまさんや『ダウンタウン』クラスの大物になればギャラの取り分も若手芸人とはだいぶ違います。他方、松竹芸人はそこそこ活躍してからもバイトを掛け持ちしているケースもありましたからね」

 もっとも、近年は芸人を取り巻く環境も多少の改善が見られるという。

「昨今の芸能界を取り巻く環境の変化や所属芸人の退社ラッシュなどを受けて、ひと昔前に比べると多少は給料面も改善されているとか。とくにクロちゃんやヒコロヒーさんのような会社の屋台骨を支えるブレーク中の芸人に関しては、ギャラの取り分などそれなりに厚遇しているようです。『ますだおかだ』さんはすでにベテランの域にありますし、クロちゃんやヒコロヒーさんにまで辞められたら、さすがに会社としてのダメージも大きいでしょうからね」(同放送作家)

 クロちゃんやヒコロヒーに続き、薄給をバネにブレークを果たす松竹芸人は現れるだろうか。

『M-1グランプリ』2位芸人の系譜

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

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